西区にあるデイサービスへボランティアでマジックを見せに行った。頼まれて3月から行っているが、月に2回行くこともあったので延べ10回くらいになる。
曜日によってデーサービスに来る人が違っているとはいえ、2回来る人もいるので、何人かは前に見た物を見るかも知れない。それでなるべく演じるものを入れ替えるように努めている。そのため練習が必要になり、事前の準備が大変である。
大変な理由がもう一つある。それは1時間やらなければならないからである。来てもらう方は1時間面倒を見てもらえば助かるということだが、私ひとりでやるので演目の数が多くなるのだ。マジックというのは一つの演目の時間が短いものが多いから数が必要になるのだ。
今回は次のような演目を用意した。
①カードを4人の人に引いてもらって、そのカードを新聞を切りぬいて当てるとい
うものだ。一番最初にこれをやったが、声を出して驚いていた。
②「不思議な国のウサギ」という古い市販のマジックを引っ張り出してやった。ウ
サギが変化するので驚いていた。
③シルクを入れたコップ2個を新聞紙とウオンドで釣り上げるという、これも古い
マジックである。コップが持ち上がると「ワーッツ」という声が上がり、シルクを抜
き取ると更に驚いていた。
④クリスマスが近いので「サンタの贈り物」というマジックをやった。短いお話を
作って演じたが不思議がっていた。
⑤コップにシルクを入れ、別のシルクで蓋をして、中のシルクがよく見える状態で
シルクを底から抜き取るというものでこれも不思議だと言っていた。
⑥長い2本のロープに借りた時計を通し、箱に通して蓋をし、ロープの外に出た
部分で箱をしばり、シルクを結び、それを2人の人に引っ張ってもらうというマジッ
ク。時計を貸してくれた人が心配そうであったが、ロープが箱から抜けて時計が
無事に返ったのでほっとしていた。
⑦裏も表も黒い丸つ、白い丸2つの板を裏返すと丸の色が変化する手品。これも
古いてじなであるが、瞬間に変わるので驚いていた。
その他10種目。全部で17種目を演じた。観客は高齢者ばかり30名ほどいたが、この日の利用者はみなさんがしっかりと注目して見てくれて、反応も大きかったのでやり甲斐があった。クリスマスにはちょっと早かったが楽しんで頂けてよかった。
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