話題

2021年10月10日 (日)

年金の誤通知事件、無関係ではなかった!

 日本年金機構が発送した年金通知書の記載に誤りがあった問題は新聞やテレビで大きく報道された。対象者は愛知県、三重県、福岡県にまたがり、年金受給者約97万2000人もが該当するという。新聞で読んだとき、大変なあるまじきミスだと思ったが、自分は関係ないと思った。

 8日に妻の所に年金通知書の葉書が届いた。開封して妻に調べてもらったら、振込先が変わっていると言った。それでこれまでの通知書を取り出して照合したら確かに違っていた。そればかりか大事な基礎年金番号も違っていた。

 年金機構に電話をして確かめなくてはならないと思い電話をした。ナビダイヤルになっていたが、その下に小さく普通の電話番号が載っていたのでそれに電話をした。スマホがかけ放題なのでナビダイヤルは困るのだ。

 ダイヤルしても「只今電話が大変混みあっています。お急ぎでない方は改めてお掛け直し下さい」とメッセージが入り、待ち時間は2時間ぐらいになるかも知れないと言った。

 私はかけ放題なのでそのまま待つことにした。20分ぐらいしてやっとつながった。妻の所に間違った内容の通知が届いたと言った。係の人は、愛知県の44,46,49で始まる郵便番号のところに間違い通知が行っていると言った。この辺は46で始まるので間違いが起きたのであった。46で始まるのは昭和区以外に千種区、天白区、中区、東区、瑞穂区、名東区がある。

 10月11日以降に正しい通知が届くと言った。間違いの葉書は後日封筒を送るのでそれに入れて送り返してもらえばいいということであった。

 妻と私は同じ住所なので念のために年金番号を言って私の分を調べてもらった。やはり間違っていると言った。私の所にはまだ通知が届いていないので後で配達されるだろうということであった。正しい通知は10月11日以後に必ず送ると言った。

 まさか自分が関係するとは思わなかったので驚いた。このあと宝くじでも買えば大当たりするかな?

 愛知県が約80万人で大半を占めたというから引っかかるのは当然であったのだ。それにしても確認の電話をするなど大変な時間のロスであった。もし、ナビダイヤルでやっていたら電話代だけで2000円以上かかったかも知れない。

 ちなみに年金記録をめぐっては、約5100万件に上る年金記録の持ち主が不明となる「消えた年金問題」が2007年に発覚。その後も不祥事が起きていた。同機構は「今回は年金支払額への影響はない」(同)としているそうだ。

  

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2021年10月 1日 (金)

「和歌山通信」ー「専門家」より

 和歌山通信9月27日号で、仁坂知事がテレビに出てくる専門家なるものについて大事な指摘をしている。以下にコピペしておく。私もテレビを見ながら専門家が出てくると、この人はこの分野について本当に知識や経験があるのかと思って見ている。視聴者としては聴きながら判断をすることが大事なのだが、仁坂知事がいうように「ほんかかいな」というフィルターを使うことが大事である。これは専門家だけでなく、首相など政治家の発言についても言えることである。特にネットでは様々な情報が飛び交うからどれが本当なのかを判断するリテラシーが重要である。

 「和歌山通信」

 テレビでニュースなどを見ておりますと、 何かの事象が映像とともに紹介されます。 そして「この点について専門家は」というナレーションとともに、 テレビ局が認定する専門家が出てきて見解を述べるわけであります。 専門家として登場する人は何とか大学教授とか何とか研究所の所長とか主任研究員といった人が多いのですが、 専門知識がなくても誰でも言えるなあというような内容の話が多く、 特にコロナについてはその感があります。 私はそれを聞きながら、 この人は何の専門家なのかなあ、 そんなにその専門分野で業績を上げている人なのかなあと思うことがしばしばです。

 医師でない人は、 医師というと、 コロナから感染症防止対策からワクチンのことまで、 何でも知っているような気になりますから、 「おお、 専門家か」と思ってしまうのですが、 これは医学だけに限りませんが、 最近の学問はどんどん高度化していますので、 学者の先生も本当の専門領域はごくごく限られているわけですから、 コメントをした領域の専門家なのかなあとすぐ思ってしまうのです。 およそ何とか大学教授というのでもっともらしいから、 テレビ局の報道の装飾にちょうどいいので使われているのではないかなあと疑ったりします。

 何とか大学教授といっても、その専門分野は世界経済とかコロナ対策とかといった広い分野について、他を圧する本当の専門的知識があったり、 学問的業績のある人は稀有で、 ほとんどの人は自分の本当の専門分野の近傍の領域について、 さも専門知識があるようにテレビ局のリクエストに沿って発言しているだけではないかと私はよく思います。

 コロナについては、 和歌山県でも目下の最大の行政対象なので、 第一線の現場で皆必死で戦っていて、 その結果としての知見がどんどん県当局に蓄積されます。 また、 必要に駆られて本当に信頼に足ると思われる立派な専門家の先生方からその知識を吸収しています。 したがって、 特にテレビの専門家なるものを専門家として易々と信じられなくなっているのです。

 もちろん、 テレビに出てくる専門家と称する方々の御発言がみんなこの調子で「誰でも言えるなあ」というものでは決してありませんで、 「あ、 この人ちゃんとわかっていっているな」という人もたくさんおられます。 ただ、 そういう人はどちらかというと現場で実際にコロナと戦っている人か、 ウイルスならウイルス、 ワクチンならワクチンとその本当の専門分野における知識を披露されている人に片寄っています。

 考えてみれば、 我々は、 大学の先生方は皆、 圧倒的に何でも知っている学問の専門家に相違ないと思って大学に入学するわけですが、 入ってみたら玉手箱、 何だこの先生はという人もいることを発見するわけです。 それと同じことを私は今テレビニュースのコロナの専門家で追体験しているわけであります。

 ただ問題は大学に入ってみないと、 そして授業を聞いて少しはまじめに勉強してみないと教授の真贋などわからないように、 コロナ対策を第一線の現場で担当している人以外の一般の国民は、 テレビで「専門家は」と振られて喋られるその見解をそのまま信じてしまうことも容易に考えられます。 免疫学、 ワクチンの本当の専門家である宮坂昌之先生は、 その近著「新型コロナワクチン 本当の『真実』」の中で、 このようなマスコミのリテラシーに欠ける報道態度を嘆いておられました。

 同じことは、 ワクチンに関する「嫌ワクチン本」の著者が有名大学の教授などという肩書を持っていたりすると、 中身を吟味する前に何とか先生もこう言ってらっしゃるから間違いないのだと信じ込む場合にも見られます。
 

 同じことは、 話は飛びますが、 IR反対の人が「何とか大学の先生がIRは賭博禁止の刑法違反だと言っているのですよ。 それを推進するなんて」と言われた時にも同じことを感じました。 賭博禁止の刑法の規定の特別法たるIR基本法で、 次に続くIR実施法に従って認められるIRならば違法状態を解除すると既に法律ができているのにです。
 

 また話のレベルは違いますが、 反ワクチンの信者がネットのフェイク情報にすぐ影響されてしまうのも、 そのフェイク情報にちりばめられた一見専門家の語る専門知識の故でしょうか。

 こういうのに惑わされないためには、 専門家なるものの肩書に惑わされて、 その発言を盲信することなく、 少し難しくてもちゃんとデータや最新の研究成果で立証して立論を展開している人の本や論文を読んで、 頭を鍛えることが必要だと思います。
 

 その時私はいつも「ほんまかいな」と「なんでや」というキーを自らの頭の中に置いて、 本や論文を読みながらそのキーを時々発動させて、 チェックすることにしています。 また、 自分が立論を展開するときも、 読んでくれる人や聞いてくれる人が「ほんまかいな」「なんでや」と尋ねるだろうなあといつも思って、 それに耐えるようにデータで実証し、 論理を使って主張をすることにしています。 テレビに「専門家」として登場し、 誰でも言えるようなことを、 しかも結論だけ言って、 データや理論で論証しない人と同じと思われては嫌だからです。
 しかし、 それにしても、 そうではないニュースや情報がいつも大量に流されています。 その情報にさらされていると、 私のような県知事が一生懸命説明していることより、 全国放送で流されるテレビの論調やテレビ局の専門家の言うことに信をおいてしまう人が和歌山県民の中にだってたくさん生まれてしまうだろうなあと、 少し暗澹とした気持ちになります。

和歌山県知事 仁坂吉伸

 

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2021年9月26日 (日)

1週間の始まりは月曜か日曜か

 23日の朝日新聞朝刊「論の芽」というコラムに「週の始まりは月曜日?それとも日曜日?」というのがあった。説明をしていたのは手帳評論家でデジアナリストの舘神龍彦氏であった。

 手帳評論家というのがあることは知らなかったのでちょっとびっくりした。手帳の何を評論するのかと思ったがそれはさておき、説明によると手帳は月曜日始まりが中心になっているという。

 「能率手帳」が1989年から月曜始まりに変えたのが始まりで、日本社会に週休2日制が定着したからだという。それで土日は休みで月曜から仕事という感覚なのだろう。

 私は手帳は使わないのでカレンダーを使っているがカレンダーは日曜日から始まっている。

 ネットで調べてみたら、カレンダーが日本に入って来たのは明治になってからだそうだ。西洋ではグレゴリー歴を使っていてキリスト教もユダヤ教も日曜日から始まるようになっている。それでカレンダーはそれをもとにしたものになったという。

 日本はそれまでは月をもとにした旧暦を使っていたが、西洋式の太陽暦だ主流になっていったのだ。
 

 学校に勤めていたころはいつも月曜日から始まっていたのでそれが自然であった。これまでの人生でたまに週は月曜からか日曜からかと疑問をもつこともあったが深くは考えなかった。

 英語クラブの英米のインストラクターが週の始まりを日曜日始まりにしているのを知ったとき、西洋ではそうなのかと思ったことであった。

 記事によると、手帳メーカーで月曜日から始まるカレンダーを作るところが出て来たそうだ。その方が日本人の生活感覚に合っていると思う。

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2021年9月17日 (金)

もうすぐ金木犀が咲くのが楽しみだ

  12日の「天声人語」に金木犀の香りに出合うことができたと書いてあった。そして金木犀について触れていて知らないこともあった。

 金木犀の花が咲くころになると、毎朝のウオーキングで金木犀の甘い香りに触れ、ああ今年も金木犀が咲いたなと思うのだが、今年はまだ香りをかいでいない。だいたいいつも10月頃だと思うのだ。風に乗ってどこからともなく漂って来る金木犀。どこに在るのだろうと思って探すと意外に遠いところにあったりする。

 我が家にも金木犀があり、見てみたらまだ小さな蕾ができたばかりであった。やはりこの辺はまだ早いのだと知った。

 天声人語によると学名をオスマントウス フラグランスといい「芳香を放つ花」を意味するという。原産地の中国では、遠く離れた場所まで香りが届くので「九里香」というそうだ。

 原産地が中国ということも初めて知った。九里香というのは中国らしい誇張があるが、我が家の金木犀も40mぐらい離れた道に香りが漂うこともある。

 天声人語には金木犀は雄花だけが存在し、受粉のしようがないからハチやチョウが惹きつけられることもないとあった。では金木犀はどうやって子孫を増やすのだろう。またハチやチョウなどを呼ぶ必要なないのにどうしてよい香りを放つのだろうと思ったが、それについては分からない。

 ネットで調べたら金木犀は雌雄異株で挿し木によって増やすと書いてあった。日本へは江戸時代に中国から雄株だけが渡ってきて、それが元に挿し木で増やされたので雄株だけがあるのだ。雌株は花後に実が成る事があるそうだ。天使人語子は知らないようだ。

 子どもの頃近所に大きな金木犀の木があり、花が咲くと甘い香りを放っていたのを思い出す。子どもの時から金木犀が大好きである。もうしばらくすると甘い香りが漂うのが楽しみである。

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2021年9月 1日 (水)

敬老の日について

 2021年の「敬老の日」は9月20日(月)である。昔は9月15日で分かりやすかったが、年により変わるのは、2003年からは国民の祝日を月曜日にして3連休にするハッピーマンデー制度の適用により、「敬老の日」は9月の第3月曜日となったからだ。

 「敬老の日」は、1947年9月15日に兵庫県多可郡野間谷村で「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨で、村主催の敬老会を開いたのが由来とされているそうだ。1966年に「敬老の日」として国民の祝日となった。

 父母や祖父母の頃は毎年敬老祝いの品を貰っていたと記憶する。祖父から紅白饅頭を貰って食べた。そのうち祝いの品は長寿扇子にかわり、扇子が今でもいっぱい残っている。

 ところが私は未だに祝い品をもらったことがない。長寿者が増えてきて祝ってもらえる年齢が高くなったからのようだ。

 名古屋市の長寿者祝いについて調べたら、88歳(米寿)で3000円、100歳で30000円となっていた。自分は今85歳の終わりごろだがこれまで何ももらってない理由が分かった。

 もっとも名古屋市には敬老手帳とパスがあり、65歳になると貰えるからそれが祝いの代わりになっているのかも知れない。

 敬老の祝いは自治体によって異なるので高額の金を貰えるところやあまり貰えないところなどいろいろあるようだ。

 3000円貰えるようになるためにはあと3年生きなければならない。新型コロナでどうなることか。

 ちなみに、もともと9月15日だった「敬老の日」を変えたくないという要望から、国民の祝日とは別に9月15日は「老人の日」と老人福祉法で定められたという。

 9月15日~21日の1週間は、「老人週間」となっており、高齢者が安心して暮らせる社会を目指す取り組みが提唱されているそうだ。

 考えてみるとこの年になっても長寿の人が周りに一杯いるので、自分を長寿だとは思わない。いつ死んでもいいとは思うが気持ちとしてはまだ若い気分なので、老人の日も行事にも関心がない。

 

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2021年8月25日 (水)

河村市長の小学生にももとる手書き謝罪文

 スマートニュースで河村名古屋市長の直筆の全職員向けの謝罪文というのを見た。

 謝罪文は短く「名古屋市職員の皆様へ。この度は私がひきおこした金メダル事件により、皆様にお詫び申し上げます。数多くの電話、メール、手紙等よせられ業務にめいわくをかけております。全て私が悪かったことでございます。つつしんでお詫び申し上げます。以上」というそっけないものであった。

 文章自体も文法的におかしなところがある。「金メダル事件により」とあるが、「ついて」とか「関して」と言うべきであろう。「より」を使うなら、「金メダル事件により、数多くの電話、メール、手紙等よせられ業務にめいわくをかけております」と理由を述べて、つつしんでお詫び申し上げます」と書くのが普通であろう。

 漢字を知らないのか平仮名で書いた言葉があるがある。「迷惑」「寄せられ」「謹んで」などだ。

 更に言うと上から目線の文であることだ。「迷惑」「かけて」などは「ご」「お」を付けるべきだ。最後に「以上」で結んでいるが、いかにも事務的である。それでいて、「皆様にお詫び申し上げます」「つつしんでお詫び申し上げます」と短い文の中で2回も繰り返しているが、謝罪が多ければよいというものではなかろう。謝罪の心が大事なのだがそれが感じられない。

 ワープロを使わずに手書きで書いたから誠意が伝わるだろうと思っているようだが、直筆の文面を見る限り、教養のなさを暴露している。河村市長の筆跡を見るのは初めてであったが、名古屋市長を務めるほどの人物が、写真の様な汚いなぐり書きで、しかも誤字をそのまま手直ししているのは頂けない。小学校できれいな文字の書き方や手紙の書き方を習ったはずだ。小学校の時の教育がいい加減であったのかと思いたくなる。

 ネット上では「字が汚くても良いんだよ、丁寧に書かないと」「小学生でも怒られるレベルの走り書きと、書き間違いのぐちゃぐちゃ訂正で笑った」「何が大切なのかが分かっていないことだけはわかった」「これが謝罪文?殴り書きで反省してるようには思えない」と否定的な声が上がっているのは当然だ。

 逆に言えば、この程度の人物だから金メダルを噛んだと納得できる。「文は人なり」というが、言い得て妙がある。

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2021年8月14日 (土)

外国人選手に多く見られたタトゥー

 東京五輪をテレビで観て目についたのは外国選手のタトゥ―(入れ墨)であった。女性の選手にもタトゥーをしている人が多くいた。

 日本では入れ墨は暴力団などに見られるが一般の人はしないのが常識となっていた。江戸時代には犯罪人に対して腕などに入れ墨を入れられた。そのくらいだからタトゥーをしていると就職にも影響すると思われる。以前大阪市で職員の入れ墨が問題になったことがあった。

 でも、いつの頃からか若者の間で入れ墨が流行り始めたらしい。入れ墨ではなくタトゥーと英語で表現するので抵抗感がすくないのであろうか。繁華街に「タトゥー」の店の看板を見ることがある。

 それでも日本人でこれ見よがしにタトゥーを入れている人を見ることは滅多にない。浴場などではタトゥーをしている人は入浴お断りというところもあるようだ。以前、道後温泉に行ったとき、私一人が入っていると全身に見事な入れ墨をした人が入ってきてビビったことがあった。

 外国ではタトゥーは気楽に入れるものと思われる。米国やヨーロッパに旅行した時タトゥーをした人をよく見かけ驚いたものであった。

 今回の東京五輪では腕や体に様々なタトゥーをしている選手が目についたが、そのくらい一般的になっているのだと思った。中にはカラフルなタトゥーをしている選手もいた。

 江戸時代に盛んであった儒教に「身体髪膚これを父母に受く。敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」というコトバがある。タトゥーは敢えて傷つけて美としているのだが一生消すことができないし理解しがたい。

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2021年8月 7日 (土)

河村名古屋市長のあるまじき恥ずべき行為

 東京五輪で金メダルを獲得したソフトボールの後藤希友選手が河村名古屋市長を表敬訪問した際、メダルを首に掛けてもらった市長は突然マスクを外し、メダルに嚙みついた。夕方のNHKのローカルニュースでその映像を見た時驚いた。次の日の朝のNHKニュースでも放映されたし、民放でも放映された。
 

 金メダルを噛むという行為は、私の記憶ではシドニーオリンピックのマラソンで優勝した高橋尚子選手が強く印象に残っている。金メダルを噛むのがよく見られるようになった。でも、それは本人がやっていることで他人が、しかも「噛んでもいいですか」と許可を求めることもなしにいきなり噛んだのは前代未聞の馬鹿げた行為である。せっかくの栄光ある金メダルとソフトボールの業績に対して唾で汚してしまったのだ。

  市役所には抗議の電話が殺到し、SNSでも批判が轟轟だといわれる。河村市長は「金メダル獲得は憧れであった。(メダルをかむ行為は)最大の愛情表現だった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」と述べたが、何とも軽い、まるで幼児が謝っているような印象である。全然反省の気持ちが現れていない。

 日本ソフトボール協会では大問題になっていて、対応についていろんな意見がでているという。栄光の金メダルを唾液で汚し、噛みついて傷をつけたのだから刑事事件として立件可能なのではないか。愛知県警に動いてもらい、器物損壊罪で河村市長は逮捕されるべきなのではないか、などといった強硬な意見も数多く出ているほどだそうだ。

 河村市長についてはこれまで市政のやり方について批判をしてきたが、先の市長選挙で再選されてしまった。こんな市長を持つことを名古屋市民として恥ずかしい。市議会でも取り上げてしっかりとした謝罪をさせるべきである。

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2021年8月 5日 (木)

催眠商法その②

 5月11日頃朝日新聞に大きな折込広告が入った。御器所に新しい3か月ショップが開店するという知らせであった。NHCと同じで、やはり毎日1商品を100円で提供するというものであった。

 NHCとどんな違いがあるか興味を引いたので13日の開店にでかけた。この店はライブストアといい、経営はシールズグループであった。入り口に消毒液は置いてあったが、体温は測りたい人が自分で計るのであった。店内でのマスクは着用した。
客は多く、60人前後いた。椅子がぎっしり置かれ密であった。この店もNHCと全く同じであった。商品の宣伝、紹介、健康についての話、そしてリピート会員の募集であった。

 始め方も同じで店長が「始めてもいいですか」と言い、挨拶をして始まった。「今日は何月何日、何曜日?」というやり方も同じであった。3日~4日先の100円で売る商品の紹介も同じであった。商品を紹介するとき、「せーの」と叫んで取り出すのも全く同じである。

 店長に「NHCと全く同じやり方だね」と言うと、「そうですか」と言っていた。目玉商品のあるときはそれを紹介し定価より安く売った。

 

 ライブストアも源酵素というのを扱っていた。値段も同じように高かった。NHCもライブストアも高額の賞品を売るのが目的のようで、100円で客を集め、言葉巧みに客を誘い込み売るのだ。時々講師を呼んできて話させるのも同じやり方であった。 その高額商品は数量が限定であること、その場で買うかどうかの決断を迫ることも同じであった。客はライブストアの方が多かった。店長はこの店は客が多く客筋がいいと繰り返していた。

 NHCでは酵素の他に、腎臓のサプリメントや肝臓のサプリメント、満天星という目に良いサプリ、ノーベル賞受賞者が発明したイミュナージュというローマ法王が使って効果があったという高額サプリ、Takiion Medicというマイナスイオン発生装置などを扱っていた。また腰痛などがよくなるというマットも扱っていた。

 ライブストアは備長炭で作ったプレミアム カーボンというサプリとか、備長炭を織り込んだという帝人の布を使った敷布、粉瘤脂肪を溶かすというGPS,プロテオグリカンを含有するプロテオミンというサプリ、目に良いというアバロンというサプリなどいずれも高額の商品である。さらに高額のマットやムートンなども売った。

 NHCは3か月で閉店をした。ライブストアは若干延長して8月下旬に終わることになっている。

 全国にこのような店が500以上あるそうで、シールズグループのライブストアは5本の指に入る売り上げだと自慢していた。知らないだけで名古屋にも他にもこのような催眠商法の店があるのだろう。中にはあちらこちらの店を渡り歩いている人もいるようだ。

 高額商品を買わずに、ただ1時間余り店にいて話を聞いて、100円の商品だけを買っていれば損はない。そういう賢い人もいるようだ。

 NHCもライブストアも高額商品を買った人は会員になり、閉店後会員相手の催しに参加できる仕組みである。ネットでライブストアに行っていた高齢の母親が、最後の方で来なくていいと言われ落ち込んだということを書いている人がいたが、来なくていいではなく、高額商品を買わなかったので会員にならなかったということである。

 催眠商法の特徴は、ある高額商品についていろんな事例を挙げてその商品がどんなに良い画を信じ込ませるのだ。そのために専門家とか考案者という人を呼んできて講話を聞かせる。東大教授とか弘前大学とかローマ法王とか凄いと思わせるようになっている。そして、商品の数量が20とか30とか限りがあると言い、その場で決めて買わなければ大変だという気持ちにさせる。

 サプリメントは大体1年間の使用を勧められる。そのくらい食べないと効果が自覚できないというのだ。例えばGPSという血管の壁に着いた粉瘤脂肪を取るサプリは病院で買うと、583000円だという。それはサプリには保険が利かないからだ。シールズグループ ライブストアでは388800円である。それを1回限り259200円で売ったのだ。

 薬は効くが化学薬品で副作用があると言い、サプリメントは自然のものを材料にしているので副作用はないと言っていた。ちなみにダルビッシュは掌に一杯のいろんなサプリを食べているそうで驚いた。

 

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2021年8月 4日 (水)

催眠商法その①

 3月30日の朝日新聞朝刊に新聞2ページ大の広告があった。おいしい酢を売っているNHCという会社であった。

 おいしい酢は日頃使っている酢だが、その会社が何事だろうと思って見てみると、3か月間の臨時店舗開設としてあった。

 見ていくと、毎日1品を100円で提供するということが書いてあった。中には1本1000円のおいしい酢2本200円という日もあった。何日に何を100円で提供するかの予定も少し書いてあった。日曜日を除く毎日、朝10時30分、午後13時30分、16時の3回であった。

 それで31日の開店の日に様子を見るつもりで出かけた。会場には50人~60人ぐらい入っていたと思う。コロナ禍の中なのに、密であった。手を消毒すると体温が計れるものが置いてあった。

 定刻になると店長が出てきて「皆さん始めさせてもらってもいいですか!」男の店員と女性の店員の2人いて、「ハイッ」と叫んでいた。「まず挨拶から始めさせてもらいます。みなさんお早うございます!」と言った。

 その後店を誰が経営しているかを話した。NHCグループという会社だと言った。目的は健康の話をすることで3番目が会員の募集だと言った。ここまでは毎回判で押したように繰り返された。

それから「今日は何月何日何曜日ですか」と言った。後で気が付いたのだが、認知症のテストみたいであった。

 次にその日の目玉商品の紹介をした。目玉商品は100円の特売とは別に安い値段で売る商品であった。
目玉商品がどんなにいいものであるかを説明して売ると、健康についての話があった。最初は何の話であったかは覚えていない。

 50分ぐらい経って最後にその日の100円商品を売った。店員が100円を集めて回り、商品を配った。初日は容器入りの「おむすびのり」であった。

 4月1日は何であったか忘れたが、2日はアップルパイ6個、3日は九州産しいたけ、5日はおいしい酢2本で200円、6日は6個入り有精卵3パック、7日は化粧箱入りにどづけせんべいであった。

 結局100円商品につられて毎日通うことになった。来ている人は高齢者ばかりで、中には夫婦で来ている人もいた。

 最初の頃は酵素の話しをした。酵素がいかに大事であるかを巧みに話した。NHCの一番の売りは「天生(あもう)酵素で、岐阜県伊那に自然発酵食品という会社をもっているようであった。この酵素を売るのが最初の目的のようであった。

 酵素は大事だとは知っていたが、世の中には酵素がピンからキリまでいっぱいある。萬田酵素が有名であるが、天生酵素金印はそれよりさらに優れていると言った。93の材料から作り、31種の菌を使っていて、特許をもっており、老化抑制、代謝力アップ、体温上昇などによい。25歳から酵素が減り、歳を取るとさらに減るので酵素を食べるとよいといい、その説明を長々と繰り返し、買ってってもらうのが目的であった。商品の数量が限定されていることと、買うか買わないかの決断はその場でさせるのだ。それが催眠商法の常套手段である。

 価格は37800円。多くの人が買っていた。買った人は会員になれるのだ。このときは私は買わなかった。

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