日本の大学の世界ランキングが低迷
4日の朝日新聞に「沈む日本の大学順位」という記事があった。実際の順位は載っていなかったのでネットで検索したら、39位が東京大学、63位が京都大学、201~250東北大学、251~300大阪大学、301~350名古屋大学(2022年10月12日)とあった。ずいぶん低いのだなあと思った。
記事には3人の人が意見を述べていた。千葉大工学部出身のトレーラー運転手の佐藤さんは「研究したくても金銭の壁」、鈴鹿医療科学大学の豊田学長は「教員減り 停滞するろんぶんすう」と言い、ランキングは教育や研究、論文がどれだけほかの論文に引用されたかで評価するが、日本はその量と質、ともに低迷しているのが現状だという。前国連大学学長のディビット・マーロンさんは「大学数多すぎ 役割再考を」と言っている。
ネットで大学数を調べたら、2021年に前年より8校増えて803校と出ていた。2022年は790校と減っていた。資料によっても違いがでるし、学生募集を停止していても剤先者がいる大学、大学院ののみの大学が含まれるという。
それにしても日本の大学の数が多いのに驚いたし、名前を知らない大学がいっぱいある。
5日の新聞には、「市大の新設抑制へ 審査厳格化」という記事があった。2025年以降の私立大学新設の設置基準を厳格化するというのだ。18歳人口が減少しているためという。今でも私立大学を新設するというのも驚きであった。
こうしたなか5日の新聞には「世界トップレベルの研究力を目指す大学を作る「国際卓越研究大学」の初めての公募に、東京大学や早稲田大学など10校が応募したとあった。今後数校にしぼり、1校当たり年に数百億円の支援をするという。
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