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2018年2月19日 (月)

改めて名古屋弁について考えた

 2月16日の朝日新聞「声」欄に「廃れる名古屋弁いくつ分かる?」という投書があった。そこに紹介されていたのは、次の言葉である。

  ・机を「つる」→これは教室を掃除するとき「机をつって」と言っていた。今でも

  使っていると思う。

  ・手を「ばりかく」→蚊に刺されたときなど「ばりかいたらあかんよ」などと言ってい

  た。

  ・ハエを「ぼう」→ハエを追う。昔はハエが多かったのでしょっちゅう使っていた。

  今は使われなくなったと思う。

  ・「じょおぶい」→体が丈夫とかじょうぶな(破れない)紙、じょうぶな紐などと使っ

  た。

  ・「なんだしゃん」決まった→何だか知らないけど、知らないうちになどで使ってい

  た。

  ・道具を「もーやーこする」→何かを使うときに「もーやーこしよ」と言っていた。今

  の子供は使っているのだろうか。

  ・人を「ちょーらかす」→からかうとかおだてるということで、私の祖母や叔父など

  がよく使っていたのを思い出す。今は使わないように思う。

  ・そんなこと「あらすか」→これも昔の人はよく使っていた。

  この投書の結びに、「さて、各年代の名古屋人のみなさん、いくつ正解でしたか?」とあったが、もちろん私は全部正解である。

  私は小学校年の時から、紀州新宮から夏休みになると、知多半島の横須賀にある母方の祖父母の家に「食い延ばし」に来ていた。少しでも食糧不足を補うためであった。そこで使われていたのは名古屋弁であった。関西弁から来た私には大変珍しいものであった。子どもだからすぐに覚えてしまい使うようになった。

  祖父母の家の近所にきれいな上町の名古屋弁を話す婦人がいて、毎晩風呂を貰いに来て 縁台で夕涼みをしては帰って行った。その名古屋弁を聞いて名古屋弁でもきれいなのもあるのだなあと思った。

  私の話し言葉はおおむね共通語だと思うが、アクセントは名古屋訛りである。東京育ちの婿の耳には違和感があるようだ。

 ところでこの投書に刺激されて、ネットで名古屋弁について調べてみた。ネットには「名古屋弁辞典」とか「500語集めたもの」などがあった。名古屋弁辞典は収録が少ないようだが、名古屋弁といってもたくさんの用語があるのだと思った。中には共通語だと思って使っていたものもいくつかあった。

 私がこともの頃の年寄りはみな完全な名古屋弁であった。私も高齢になったが名古屋弁は話していない。このままでは名古屋弁は廃れてしまうと思われる。

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2018年2月16日 (金)

電話での通話が減っているらしい

 Yahooニュースを見ていたら、電話による1日当たりの通話回数と通話時間に触れた記事があった。それによると固定電話も携帯電話も共に通話回数や時間が減って来ているというのだ。

  ベルが電話を発明して以来長く固定電話の時代が続いた。子どもの頃磁石式の電話が金持ちの友人の家にあって凄いなと思ったものであった。交換手が出て相手とつないでくれるのであった。交換手は女性の花形職業であったように思う。

  そんな頃は電話を利用するというのは一般の家庭ではほとんどなかったと思う。またどうしても必要な場合は電話がある家に行って借りていた。

  磁石式の電話が自動でつながるダイヤル式の電話になったのは何時頃のことか記憶にはない。しかし電話がだんだんと普及し黒いダイヤル式の電話機が家庭に置かれるようになった。我が家にはまだ黒電話が残っている。停電の時端子に挿せば使えるので便利だが停電がないので押入れに眠ったままだ。

  黒電話を設置したのは結婚してしばらくしてからであった。父が「そんな贅沢なものを買って!」と文句を言った。でも、嬉しかったなあ。設置をするのに10万円もする債権を買わなければならなかったが。

  携帯電話というのが出て来たのはいつ頃だろう?おそらく40年ぐらい前だと思う。知人が大きな箱のような電話機を自動車に積んでいたことを思い出す。

  小型の携帯電話ができて携帯電話専門店が現れたとき、そんなものが商売になるだろうかと疑問に思ったものだ。だが予想に反して携帯電話が普及して行った。そして私もついに携帯電話を買ったのであった。大須のパソコン店で買った時のことを覚えている。8年ぐらい前の話しだ。

  携帯電話の改良はとても速く、スマートフォンが出て更に加速した。私がiphone5sを買ったのは5年前である。今の機種6sは2台目だ。

  スマートフォンはパソコンを持ち歩いているようなもので大変便利である。世界中とつながり、しかもアプリを入れておけば無料である。それにメッセージの交換ができるから電話で話すことも少なくなった。

  電話で話す必要があるときは、スマホを使う。5分以内無料のスーパーカケホにしてあるからだ。固定電話は電話番号を届ける書類のためにあるようなものだ。

  そういう訳で私自身も携帯電話で音声通話をすることは余りない。ましてや固定は1分9.3円かかるから滅多に使わない。だから話を戻して、通話時間や回数が減ってきたというのは納得できる。

 先ほどの記事によれば、以下のようである。

  ・1日あたりの平均通話回数は加入電話で1.4回、携帯電話・PHSで0.8回。

  ・1通信あたりの通信時間は加入電話で1分55秒、携帯電話・PHSで2分39秒。

 ・1日あたりの平均通信時間は加入電話で2分37秒、携帯電話・PHSで2分14 

   秒。

 スーパーカケホで5分間は無料はちょっと短い気がするが、必要な通話はできる。上の数値でみると5分もあれば十分ということになる。

 今やスマホは電話用というよりも、動画を見たり、SNSでつながったり、ゲームをしたり、音楽を聴いたり、辞書や百科事典などとして検索したり、必要な情報の検索をしたり、ナビとして使ったり・・・・多種多様な使い方ができる、私など高齢者なのに使いこなしていると言われることがあるが、とんでもない。ごく一部の機能を使っているだけである。

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2018年2月14日 (水)

開放型から閉鎖型に変わった日本の住居だが

 朝日新聞2月10日の朝刊に「住まいのかたち 人や自然とのつながりを」という記事があった。筆者は山極寿一というゴリラ専門の霊長類学者である。

  山極氏はゴリラのねぐらとの関係から日本の住まいについて論じている。その中で面白いと思ったのは、現在の日本の住宅が完全に密着・閉鎖型であると指摘した点だ。

  戦後の日本の家は劇的に変わったと言い、それは1964年の東京オリンピックを契機にしているという。私の記憶ではオリンピックよりも前に団地なるものが各地に造られ始めた。名古屋でも自由が丘などに市営の団地が造られた。6畳とキッチンと風呂と便所の1階、3畳と6畳の2階という狭い団地であったが、私などは羨ましく思ったものであった。

  その後個人住宅が建てられるようになったが、それにはプレハブ住宅が寄与したと思う。新建材という用語ができたのもその頃であった。戸建ちの住宅は2階建てであった。私も2階建て住宅に憧れたものであった。(今は住宅は平屋建てがよいと思っているが)

  私が家を建てたときは、プレハブではなく木造を選んだが、外材やベニヤを多用した安普請であった。ただアルミサッシが普及して、開口部はすべてサッシで気密性が高かった。

  山極氏は言う。「現在、日本の住宅はマンションに代表されるように、周囲とのコミュニケーションを一切考慮せずに設計され、なるべく密閉できるようになっている。大気汚染ばかりでなく、花粉や虫の飛来、動物の侵入、騒音を防ぐ必要性が高まったためでもある。また、近隣の人々が顔見知りではないため、安全対策が重要になったせいでもある」と。

 確かに騒音はかなり防げるし、網戸が虫の侵入を防いでくれる。取り壊した古い家には青大将が住んでいたり、ネズミが天井を駆け回っていたがそれもなくなった。

 私が子どもの頃は開放型の住宅で、障子と襖と木の雨戸で壁は土壁であった。冬になると隙間風が何処からともなく入ってきた。それでここはと思うところを新聞紙を張って防いだのであった。

 玄関など入口には鍵をかけることは外出時以外はなかった。夜でも鍵をせず、夏などは雨戸も障子も開けて寝たのであった。そんなふうだから一度泥棒に入られたことがあった。

 どこの家でもみな開放的であったから、子どもも大人も近所の家に上がり込んで遊んだり話をしたりしていた。私たち子どもは近所の人たちで共同で育てられたようなものであった。

 ところが戦後閉鎖型の住宅が増えて行くにつれて、人と人のつながりや交流が無くなって行った。

 我が家の近辺も同じである。新しく越して来た人とは滅多に顔を合わすこともないし、挨拶もすることがない。僅かに昔から住んでいて子どものつながりがあった人とたまに話すくらいである。

 閉鎖型の住居ではかつてのような助け合いとかコミュニケーションはないのだ。他人とつながるのは、趣味のグループなどに入るかSNSしかない。

 こうしたことはドイツやイタリアや英国などでも同じなのであろうか。知りたいものだ。

 

 

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2018年1月29日 (月)

バカ売れだという「Fire and Fury」

 NHK「ニュースで英会話」でトランプ米大統領のことを扱った「Fire and Fury」を取り上げていた。この本がアメリカではアッという間に100万部以上を売り上げたそうだ。映像で見るとずいぶん分厚い本である。いくら内幕暴露本とはいえこんな厚い本がそんなにも売れるとは!

  トランプ大統領自身がこの本はウソで固められているとツイートしたことや、自分自身を精神が安定した天才だなどとツイートしたので、本の恰好の宣伝となってバカ売れしているらしい。

  トランプ大統領にはもともと根強い38%もの支持者がラストベルトを中心に今も存在すると言われる。その一方でトランプ大統領を辞めさせようという動きも活発である。その人たちに恰好の材料を提供しているようだ。

  著者はMichael Wolff氏で、最初はトランプ氏の許可を得て内部の取材ができたようだ。ところがトランプ大統領の周辺の重要人物が副大統領を除いてみんな辞めさせられてしまったので、その人たちも含めてトランプ氏がどんな人物かが語られたようだ。

  鳥飼玖美子氏はその本を読んだそうでいろいろな事実が描かれていると言っていた。鳥飼氏の話によると、トランプ大統領は、本を読むのが大嫌いで1ページも我慢できないのだとか。また周りの人からのブリーフィングにも耐えられないのだという。

  夜遅く親しい人と長々と電話をして秘密事項もしゃべってしまうのだそうだ。彼ができることは短いツイートと電話だけのようだ。そんな人物がよくも米国大統領になったものである。彼自身はビジネスで大成功し、テレビでも超有名になり、大統領にまでなったとツイートしているという。彼を選んだ半数の米国人は知性がないと思われる。

 以下の英文はWikipediaの冒頭部分:

Fire and Fury: Inside the Trump White House is a 2018 book by Michael Wolff which details the behavior of U.S. President Donald Trump and the staff of his 2016 presidential campaign and White House. The book highlights descriptions of Trump's behavior, chaotic interactions among senior White House staff, and derogatory comments about the Trump family by former White House Chief Strategist Steve Bannon. Trump is depicted as being held in low regard by his White House staff, leading Wolff to state that "100% of the people around him" believe Trump is unfit for office.

「fire and fury 画像」の画像検索結果

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2017年11月25日 (土)

木の葉そっくりな蛾―アケビコノハがいた

 妻が変わったものを見つけたと言って1枚の枯れた木の葉を持って来た。入り口の石段の辺りで拾ったという。裏返すと黄土色のような地に黒い模様が入っていた。それを見て私は「コノハチョウ」ではないかと思った。

  しばらくすると妻が「今度は生きているのを見つけた」と言って持って来た。生垣の中で見つけたという。先ほどの木の葉のような物と同じであった。羽を蝶のように閉じていたのでやはりコノハチョウに違いないと思った。羽を広げると黄土色の地に黒い模様が入っていた。

  妻がリビングに置いておくと言って持って行ったが、その虫はガラス戸と家具の間のところに落ちてしまった。私は写真に撮りたいと思って外に回りガラス戸をそっと開けた。そして木の葉のような写真を撮った。(下の写真)

  指でつつくと動いたのでガラス戸を閉めるとその向こうで飛んでいた。写真に撮ろうと思ったが動きが速くてうまくとれない。しばらく見ていたらガラス戸にとまったので写真を撮ることができた。(下の写真)

  この昆虫は木の葉そっくりだから、コノハチョウかどうかを調べようと、ネットで探したらコノハチョウが出てきた。でも木の葉に見えるところは同じだが羽の裏側は紫のような青色をしていた。そして沖縄とか沖の島辺りにいて沖縄の天然記念物になっていると書いてあった。

 沖縄にいる昆虫がどうして我が家の庭にいるのか。ひょっとして珍しい発見かも知れないと思い、昆虫博物館に電話して聞いてみることにした。

 最初に伊丹昆虫博物館に電話しようとしたがあいにく休館日であった。それで他を探し岐阜の名和昆虫館に電話した。係りの人は昆虫の特徴を尋ね蝶ではなく蛾だと思うと言ったが、話を聞いただけでは分からないと言った。写真を送ろうと思ったがこういう質問は受けつけていないという。それでお礼を言って電話を切ろうとしたら、「アケビコノハかムクゲコノハを調べるとよいと思う」と言った。

 それでネットでアケビコノハを調べたら我が家で見つけたのとそっくりなのが出てきて確認できた。やはり蝶ではなく蛾であった。蛾だったのでちょっとがっかりした。

 アケビコノハはきれいな蛾で羽を閉じるとコノハチョウとそっくりである。蝶や蛾に擬態として木の葉そっくりなのがいろいろいるので不思議であった。実物を見ることができてよかった。

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2017年11月24日 (金)

早期教育はよくないという理由

 何時の頃からか赤ちゃんや3歳位の幼児に英才教育をする人が増えていると聞く。先日もYahooニュースだったと思うが赤ちゃんに英語のCFを聞かせて英語耳を作るという記事を読んだことがある。そうした早期教育に対して「脳はバカ、腸はかしこい」の106ページに次のようなことが書いてあった。

  ―多くの大人たちは、子どもには早い時期から高度の教育を受けさせればよいと考えているようだが、それは効果がないどころが、かえって子どもの脳の正常な発育を阻害してしまうと言っている。―

  ―幼児期から英才教育を受けて大人になるダメな人間になる例はよくある。大人で「天才」と呼ばれた人は、子ども時代にボーっとしている人だったり、変人だったりする。―

 確かアインシュタインやファーブルなど有名な人もそうだったと聞いた。昔の言葉に「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人」というのがあった。そういうのは昔から知られていたようだ。

  ―「天才と呼ばれる人の大脳皮質が7歳までは薄いがその後一気に逆転現象が起きるという。天才と呼ばれる人の大脳皮質が薄いのは、この間に英才教育をうけずに「感覚的経験」を積んだからではないかと推測されるというのだ。

  薄い大脳皮質も、7歳から急激に上昇し、11歳ごろにピークに達し、それ以降は急激に薄くなっていく。これをシナプスの「刈り込み現象」というと説明している。幼児期の英才教育では頭のよい子は育たないというのだ。

  知能の高い子どもと平均的な子の差は、脳の大きさではなく、発達過程の脳の変化に関係するこごが示唆されている。」

  この研究は、米国立精神保健所、小児精神医学科のF・ショー博士らによるもので、2006年、英科学誌「ネイチャー」に掲載されたものだそうだ。興味深い データである。―

  藤田氏が経験した次のようなエピソードを紹介している。

  ―あるところに、幼稚園が2つあった。1つは建物も古く、幼児たちは裸足で走り回り、教室も汚れていた。その幼稚園では泥んこ遊びなど、自然に触れることをたくさん経験させるというテーマで幼児教育がなされていた。

  もう一つの幼稚園はピカピカの清潔で近代的な建物で、早くから英語教育の徹底など英才教育がなされていた。

  2つの幼稚園は100も離れていないところにあった。当然英才教育の幼稚園に希望者が殺到して泥んこの方は定員割れであった。藤田氏は泥んこ幼稚園の方に講演に行ったのだ。

  ところが15年後再び講演に行ってみると、ふたつの幼稚園は逆転していたのだ。泥んこ教育をしている幼稚園の卒園生は中学以後成績がグングン伸びて有名大学に入学する割合が多くなって地域の評判が変わったのだという。―

  泥んこ教育など自然に触れる教育を大切にする幼稚園のことはテレビでも放送されたことを覚えている。

  私は泥んこ派で勤めているころは自然に触れることや遊びの大切さを強調してきた。赤ちゃんのころの這い這いの大事なことやテレビに子守をさせるのはよくないと言って来た。

 「芸事始めは6歳の6月6日から」というのは理に適っている。3歳からではないのだ。幼児期には幼児にあった過ごし方をさせるのが大事である。親が詰めこみの教育をしては折角の才能を摘んでしまうことになるのだ。

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2017年11月22日 (水)

3歳でシナプスの形成が完了

 「脳はバカ、腸はかしこい」(藤田紘一郎著)の106ページに以下のようなシナプスの形成について書いてあった。興味深かったので取り上げた。

  人間の赤ちゃんの脳は牛や馬などの他の動物に比べると、大きく成長して生れて来るという。

  体重は大人の約20分の1なのに、脳の重さは大人の4分の1もあるというのだ。そんなに大きく生まれて来るとは知らなかった。

  母親の胎内で卵子が受精すると、その後42日間で赤ちゃんの脳は40%分も成長するそうだ。42日というと僅か1か月と12日程度である。42日目に最初の神経細胞(ニューロン)が作られて、120日後には、その数が1000億にもなるという。毎秒9500個のニューロンが作られているというから驚きである。しかしそれ以降は、そのもの凄い成長がピタリと止まるというのだ。

  生まれる60日前、ニューロンは互いにコミュニケーションを取り始め、軸索という神経突起が伸びてニューロン同士がつながり、シナプスという連結が形成されるのだそうだ。このシナプスは生後3年間で完成されるという。3歳の時点で1000億個のニューロンが互いに連結し、たった1つのニューロンにつき1億5000個ものシナプスが形成されるというのである。

 しかし、3歳以降に不思議なことが起こる。脳は、入念に作られた回路の多くを使わないように仕向けるというのだ。使われなくなった回路は使用不能となり、壊れ始めるという。こうして3歳から15歳までのあいだに使われなくなった無数のシナプスが失われ、16歳ごろには、回路の半分が使い物にならなくなり、修復も不能だというのだ。

 人間の成長過程で脳の中でこのような事態が進んでいたことは初めて知ったが、どうしてせっかく作った回路を使わなくなるのかについての説明はなかった。しかし大変興味深い話しである。

 ※参考:ニューロン

  脳を構成する主役は「神経細胞」である。神経細胞は、電気信号を発して情報をやりとりする特殊な細胞だ。その数は大脳で数百億個、小脳で1000億個、脳全体では千数百億個にもなる。

 一つの神経細胞からは、長い「軸索」と、木の枝のように複雑に分岐した短い「樹状突起」が伸びている。これらの突起は、別の神経細胞とつながり合い、複雑なネットワーク「神経回路」を形成している。神経細胞は、細胞体と軸索と樹状突起で一つの単位として考え、「ニューロン(神経単位)」とも呼ばれる。

 細胞体の大きさは、大きいものでは10分の1mm以上あるが、小さなものではわずか200分の1mmしかない。大脳では1立方mmに10万個もの神経細胞が詰まっている。そして脳全体の神経細胞から出ている軸索や樹状突起をすべてつなげると、100万kmもの長さになる。 この複雑で巨大な神経細胞のネットワークを電気信号が駆け巡り、高度な機能が生まれてくるのである。

 ※参考:シナプス

 軸索の末端は、こぶ状に膨らんだ形をしており、「シナプス」と呼ばれる。シナプスは次の神経細胞と密着しているのではなく、数万分の1mmほどのすき間「シナプス間隙」がある。軸索を伝わってきた電気信号は、シナプス間隙を飛び越えることができない。では、どうするのだろうか?

 シナプスでは、電気信号を化学物質の信号に変えて次の神経細胞に情報を伝達しているのである。電気信号が伝わってくると、シナプスにある小胞から「神経伝達物質」という化学物質が、シナプス間隙に分泌される。神経伝達物質が、次の神経細胞の細胞膜にある受容体に結合すると、電気信号が生じて情報が伝達されるのだ。シナプス間隙の伝達にかかる時間は、0.1~0.2ミリ秒ほどである。神経伝達物質および神経修飾物質はアセチルコリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど、現在までに数十種類が発見されている。

 ※詳しくはhttp://www.brain.riken.jp/jp/aware/synapses.html

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2017年11月14日 (火)

男性が小便をするとき立ってするか、便座に座ってするか。

 男性が洋式便器で小便をする場合、立ってするか便座に座ってするかを調べた数字が発表された。NPO法人日本トイレ研究所が10日、「いい(11月)トイレ(10日)の日」に合わせて、アンケート結果を発表したのだ。

  11月10日がトイレの日だというのは知らなかったが、こういう調査があることも初めて知った。それによると、男性の44%は自宅のトイレで座って排尿する――。尿が飛び散らないよう配慮する「座って派」と「立って派」(55%)が拮抗(きっこう)している実態が明らかになったそうだ。

  私はずっと立って小便をしているが、婿の家に行くと座ってすることを要求される。それは立ってすると小便が飛び散って汚れるからだ。

  トイレ研は1980年代から子どものトイレ環境の改善や、災害用トイレの普及に取り組んでいるという。今回は10月、20~69歳の全国の男性515人にウェブ上で排尿の実態や悩みを聞いたのだ。

 座って派の内訳では、家族に言われたのでという人の割合は、自分の意思とする人の4分の1以下。自発的な人が多かった。なるほど自分から座って小便をする人が増えているのかと思った。

  ネットで調べていたら下記のような調査があった。

  TOTOのアンケート調査では、2004年は23.7%だった座りションが2009年にはなんと33.4%に上昇!2009年には3人に1人は座りションスタイルになったというのだ。

 「当然立ってする」と答えた人が54.4%で一番多い。が、「自分の意思で座ってする」という人も34.9%を占めているのだ。さらに「家族に言われるから座ってする」という人も6.7%いたそうだ。

 男性の小便の仕組みを説いたものもあった。

 「男性が用をたすとき、おしっこの流れはしずくに分裂し、尿道口から約15センチの範囲で飛び散ります。『便器に当たる前に、すでにしずくになっている』とHurd氏はBBCに語っています。『このしずくが、ズボンにしぶき状の汚れをつくる犯人で、洋式トイレで立って小便をするとそれなりにあちらこちらに飛び散ります。よく独身女性の家に男性が出入りするようになるとトイレが臭くなると聞きます』」

 我が家が今度買い替えたパナソニックのトイレには台所洗剤で泡を出す仕組みがついていて、男性が小便をするとき泡を出してからすると小便が飛び散らないという。

 しかしもし上記のように尿道口から15cmで尿が分裂するのが正しければ、泡に到達するまでに飛び散ってしまうことになる。さてどうしたものか?

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2017年11月13日 (月)

夜目遠目笠の内、バックシャン

 毎朝雨が降らなければウオーキングに出かけているが、最近は日の出が遅くなって5時といえばまだ真っ暗である。天気がよいと星が2つか3つ見ることができる。子どもの頃は満天の星であったがこの頃はどうして星が見えないのだろうと思いながら歩く。

  夏の頃は5時は明るく、歩いたりジョギングをしている人も多く見られたが、11月の中旬ともなればぐんと数が減った。そんな中でもそれまで見かけなかった人を見ることがある。新手の人が現れたのだ。

  大体歩いたりジョギングをする人は決まった時間に歩くようである。それで長く歩いていると顔を覚える。

 今朝のことである。いつも男の人と一緒に歩いている中年の女性がいる。夫婦ではなさそうだがいつも二人だ。その女性はやや太り気味で顔はどう見ても美人とはいえない。ところが今朝薄暗い街灯の灯りの中から現れた顔を見たら普段よりずっときれいに見えたのであった。

  そのとき私の脳裏に「夜目・遠目・笠の内」という言葉が浮かんだ。昔は女性がきれいに見えるのは夜暗いところ、遠くから見たとき、笠をかぶって顔がはっきり見えない時だということでこういうフレーズがあったのだ。何十年ぶりかでこのフレーズを思い出したのだ。

  明るい夏にウオーキングで見かける女性も遠くの方から歩いてくるのを見ると確かにきれいな人に見えるが、だんだんと近づいて来ると期待外れのことが多い。街中ではなおさらである。

  おわら風の盆に行ったとき、編み笠を深くかぶった女性の踊り手がみんな一様にきれいに見えた。編み笠の下からのぞきこんで確かめたいくらいであった。現代でも雨の日とか日傘をさした女性はきれいに見えることが多いものである。

  ところで「笠」のことを発音から「傘」のことだと思っていたが、ネットで調べて「笠」のことだと分かった。音が一緒なのでこんお歳まで勘違いをしていたのだ。

  昨日はこんなことがあった。今池で地下鉄を降りたら、すぐ前を女性が2人歩いていた。一人は背が高くておしゃれで、背筋が通っていて、足もすらっとしていて、歩き方もきれいであった。もう一人は普通の若い女性で別にどうということはなかった。

  きれいな女性の姿を見ながらどんな顔の女性が見て見たいと思いながら後ろを歩いて行った。きっと桜通線で乗り換えるだろうからどこかで顔を見られると思っていたら、女性は構内のカフェに入って行った。

  そのとき私は「バックシャン」という言葉を思い出していた。大学生の頃「バックシャン」という言葉をよく聞いた覚えがある。「シャン」というのはドイツ語だと聞いた。「バック」は英語だと思うから合成語でおそらく昔の大学生がそういっていたのだと思う。後ろから見たら美人だという意味だ。確かに後ろ姿が凄い美人で前に回って顔を見たらがっかりという人もいる。

 大学生の頃はきれいな女性のことを「シャン」と言っていたのを思い出す。「○○はシャンだね」などと男子学生は批評していたものだ。

「バックシャンの画像」の画像検索結果

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2017年11月 8日 (水)

結婚条件の変化

 「脳はバカ、腸はかしこい」という藤田紘一郎著を読んでいたら、結婚条件の変化を書いてあった。この本が書かれたのは2011年末だから、データは少し古くなる。

  その頃東京都が実施した調査によると、未婚の女性に「結婚相手の年収はどのくらいを望むか」と質問したら、「年収600万円以上と回答した人は40%いたということだ。「年収に拘らない」は約30%で、「200万ぐらいでいい」と答えた人はたった4%だったそうだ。

  東京大学の石浦章一教授(当時)は、適齢期の女性が結婚しなくなった原因は結婚相手の年収だと指摘している。

  石浦教授が東京都の未婚男性の年収を調べたところ、年収600万円以上を稼いでいる男性は3.5%しかいなかったそうだ。年収400万円~600万円が19.5%、年収200万円~400万円が43.2%だった。

  女性が相手に望む年収と現実の間には大きなギャップがあったのだ。しかしこのデータは安倍政権前のものである。小泉政権後非正規雇用者が増え続け、それに伴って収入は減ってきている。非正規雇用者は4割台になってしまった。結婚できるほどの収入がなく、諦めている人が大いに違いない。

  一方次のようなデータを紹介している。楽天グループの結婚情報サービス「オーネット」が2011年に行った調査では、20代~40代の適齢期女性の重視するものとして、1位が性格、2位が愛情、3位が健康で年収は4位だったという。

 ここまでは先の本からの引用で以下はネットからである。

  以前3高と言われたときがあった。バブル期のことである。高身長、高学歴、高年収がそれであった。

  次が、3低で、平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格となり、その後4低、つまり低姿勢、低依存、低リスク、低燃費となった。低姿勢は女性に威張らない、低依存は家事を女性に頼らない、低リスクはリストラされない、低燃費は節約できるだそうだ。

  経済状況や生活の仕方がはっきりと反映していることが分かる。平均的な年収と言っていた頃はまだましだったのかもしれない。リストラされないとなるとまさに労働環境の悪化を映している。共稼ぎが必須となれば、家事・育児を女性だけに任せる訳にはいかない。

  戦前・戦後は亭主関白と言われていて、私などもその傾向があるが、私の場合は1人で稼いでいたので、家事・育児は妻の務めで不思議はなかったのだ。もし共稼ぎだったら当然家事分担をしただろう。

  ところで、今はどうかをネットで調べたら、

 1位は価値観が合う。

 2位は性格。

 3位は食事の好みが合う。

 4位は安定した経済力。

 食事の好みが合うというのは意外な感じを受けた。私の場合は食事は何でも食べるので妻が作ったものに不服はない。

  人口の減少が大問題だと選挙の時安倍首相は訴えたがこれは政治の問題である。結婚しやすい条件を整備するのが政治の役目なのだ。

 安部政権は、アベノミクスを推進とか、女性活躍社会とか、働き方改革などと声高に言っているが、一般の人々の暮らしはよくならないし、働き方改革は企業が労働者を使い潰すだけであり、女性活躍は29か国中世界で下から3番目である。保育所問題でも分かるように共稼ぎさえままならないのだ。

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