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政治・経済

2023年6月 3日 (土)

マイナ改正法案成立でガックリ!

 1日の朝日新聞によると、マイナンバー法など関連法改正案が31日、参院特別委員会で、可決された。反対したのは立憲民主党と共産党だけだ。2日の参院本会議で成立することになった。

 改正の柱は、現在の保険証を廃止し、「マイナ保険証」としてマイナカードに一体化することだ。私は健康保険証の廃止に反対であったが、残念でならない。

 来年2024年秋には健康保険証が廃止されることになるが、カードの申請・取得は義務ではないため、申請したくないひとや申請が困難な高齢者などには、「資格確認書」を健康保険組合などが発行するという。

 私はカードは作ってあるが、「資格確認書」は貰えるのであろうか。とにかく今回の改正は分からないことだらけである。共済組合に電話をしたら、まだ決まってないので答えられないとそっけない返事であった。

 新制度では、公的年金などの受給者は、政府からの通知に対して一定期間内に」拒否の意思表示をしないと、自動的にその講座をマイナンバーにひもづけるという。これもさっぱり理解できない。

 政府や自治体役所や共済組合などはよくわかるように説明をしてくれるのであろうか。

 国民の生活の根幹にかかわるころを決めてしまった自民・公明・維新・国民民主などには腹が立って仕方がない。

2023年5月28日 (日)

マイナ保険証でウソをついた岸田政権

 マイナンバーカードや紐づけられたマイナンバー保険証に関係した重大な間違いが連日新聞やテレビで報道されている。
マイナンバーカードを普及させるためにエサとしてやっているマイナーポイント事業で、ポイントを別人に誤って付与する事例が全国90自治体で113件確認したと総務省が発表した。

 ポイントを受け取れなかった人と、二重に受け取った人がいることになった。しかし、これらの人への対応については把握できていないという。

 もっとけしからんのは、マイナンバー保険証で、別人の情報がひもづけられていたのが7300件もあったことだ。岸田政権はこの事実を2月に知っていたにもかかわらず、5月12日まで国会に説明していなかった。岸田政権は紙の健康保険証を廃止し、マイナンバー保険証にしようとマイナポイントをエサにしている。

 すでに、病院にかかった場合、マイナー保険証を使うと安くなっている。「マイナンバー法等改定案」はすでに衆院を通過しているが、岸田政権は上記の別人の情報紐づけ事件をひた隠しにしていたのだ。そして河野デジタル相は「マイナンバーカードと健康保険証の一体化には様々なメリットがある」と強調していた。

 河野大臣は紙の保険証で誤入力が起きているとして「そうしたことを防ぐ意味でもマイナンバーカードで多くの方に受診して頂くことが望ましい」と答弁した。

 しかし、紙はダメだが、マイナカードの保険証なら誤入力は起きないというのは真っ赤なウソであったのだ。

 私はもともと健康保険証とマイナカードは別にすべきだという考えであった。一緒にすると持って歩くのは非常に危険である。落とす心配の他に、聞くところによると、すれ違っただけで情報を読み取られるいう。

 すでに法案は参院に回っているから絶対多数の与党によって可決されるのはまちがいないだろう。なんとか健康保険証は現行のままにできないものか。
どうせ一体化するなら、ポイントの期限が切れる5月末までにマイナ保険証にしようか迷っていたが、この事実を知ってやらないことにした。

2023年5月 7日 (日)

安倍元首相より悪い岸田首相

 4日の朝日新聞1面に「岸田官邸の実像」という記事があり、「高揚」という大きな字が躍っていた。そして「安倍さんもやれなかったことをやった」という見出しがあった。

 読んでみると、昨年末、首相は安倍元首相の名を挙げ、「俺は安倍さんもやれなかったことをやったんだ」と高揚感を隠し切れない様子を周囲に見せたとあった。

 安倍元首相もやれなかったこととは、昨年12月、国家安全保障戦略など安保関連3文書を改定し、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を決めたことと、原発政策では、再稼働の推進だけでなく、建替えや運転期間の延長に踏み込む方針を決定したことを指す。

 戦後日本の安全保障政策、東京電力福島第一原発事故後堅持してきた原発政策を一気に大転換させたのであった。朝日新聞は「首相はその説明を尽くし、十分な議論を行ったとは言いがたい。疑問を置き去りにした方針転換に世論の評価は割れている」と指摘している。

 最右翼のあの安倍政権が退き、ハト派と言われる宏池会の岸田氏が首相になったとき、何となくホッとさせるものがあったが、それが完全に裏切られたのだ。安倍元首相もやれなかったことをやったと胸を張る岸田首相は、安倍氏より右翼であることを自ら暴露したのだ。

 限られた予算のなかで防衛費の予算を大幅に増額し、福祉など国民の生活に関わる予算には目もくれなかった。安倍より悪い最悪の首相だが、2期目を目指し、「一番良いタイミングで解散を判断する」と述べたという。

 自民党から野党に政権の交代が望まれるところだが、野党は小政党が乱立し、協力し合う姿勢が見られない。現状では自民・公明の与党がまた多数を占め、それに維新や国民民主も加わりそうである。高齢者だけでなく、若い人たちが将来に希望を持てないのも無理がない。

2023年4月27日 (木)

日本維新の会がどうして強いのか分からない

 日本維新の会は統一地方選で目標の600議席に迫る599人が当選し、統一地方選以外の現職175人を加えると774人となった。そのうち、505人が近畿2府4県で、269人が他の地域である。

 また、奈良県知事や和歌山1区では衆院選補選に勝ち議席を獲得した。関西を中心に維新派勢力をのばしているが、維新はどうしてこんなに強いのかと思う。

 25日の朝日新聞は、「耕論」で「統一地方選 維新の風」と題し、次の衆院選をにらみ、「全国政党化」を目指す維新の勢いはどこから来るのか。そして各政党はどう向き合うのかという記事を載せた。

 その記事では政治学者中北浩爾氏、日本維新の会川崎市議会議員当選者那須野純花氏、ノンフィクション作家松本創氏の3人へのインタビューであった。彼らの意見を読んでも、どうして日本維新の会が強かったのかの理由は分からなかった。

 那須野議員は維新から出た理由として、政治経験ゼロでも出られるということや地域の声を政治に活かせると思ったと言っている。また、風通しのよさはどこの政党よりあるとも。地域に根を張って、いろいろな人の困りごとに寄り添い、当事者目線で政治につなげていく。それが維新の役割だと思うと述べている。

 最後の部分は共産党や立憲民主党や社民党でもやっていることだと思うのだが、そこに違いがあるのだろうか。

 松本氏は、大阪でやってきたことが実績となり、それが評価されて、関西を中心に全国に広まっていっているという。実際に変化を感じた一般の人が支持しているという。

 大阪に住んでいないのでさっぱり分からないが、コロナ禍で吉村知事が全国に知れ渡ったことで、メディアを通じて多少は感じることはある。

 しかし、維新が自民党の補完勢力とみられる行動をすることから日本維新の会の伸長にはがっかりしている。

 中北氏は、今回の維新の躍進は、与野党間の政権交代に春永らず、むしろ現在の自民「1強」状態を強めるのではと指摘している。

 国民民主党や日本維新の会は野党共闘には反対だと思われるので、野党がまとまって政権交代をすることはできないだろうと思う。

2023年3月20日 (月)

ガーシー除名は民主主義の汚点??

 Yahooニュースを見ていたら、「元衆院議員でタレントの杉村太蔵が18日、読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』に出演。ガーシー容疑者が、参議院で除名処分となったことについて、『民主主義の汚点』と語った。」という短い記事があった。

 彼は除名処分については疑問視して、「自発的な議員辞職がよかったと思いますけどね。国会で除名というのはガーシー議員にとっても、ずーっと歴史に残っちゃいますからね」「日本の民主主義の汚点になっちゃう。怖いなと思って」と語ったというのだ。

 杉村太蔵氏は衆議院議員を落選してからタレント活動をしているが、爆笑問題がMCをしている日曜朝の番組でたまに見たことがある。彼の発言はおかしなもので受け入れがたい。どうしてコメンテーターとして起用されているのかと思った。今回は別の番組に出ていたということで買われているようだ。

 しかし、「民主主義の汚点」だというコメントは全く頂けないとんでもないものだ。国会がガーシーが属した前NHK党以外の絶対多数で除名を決めたのだ。この除名すべしという声は世論調査でも70%以上あったはずで、国民の大多数が支持するものであった。

 一度も国会に出席せず海外にいるというガーシーの行為こそ民主主義の大汚点である。それを「民主主義の汚点」とする杉村太蔵は彼自身も民主主義を全く理解していない人物であることを自ら示したものだ。

 こんな人物をテレビのコメンテーターにしているのは恥ずかしいと思え。即刻やめさせるべきである。

2023年3月17日 (金)

放送法の政治的公平性をめぐる行政文書問題

 放送法の政治的公平性をめぐるやり取りが記された行政文書について、総務省側は13日の参院予算委員会で、当時の高市総務相に対する2015年2月13日付けのレクは「あった可能性が高い」との見解を示した。この部分はテレビでも映像が流れた。

 総務省側は文書の作成者が「日ごろ確実な仕事を心掛けているので、文書が残っているのであれば同時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないか」との認識を示していると説明。文書に名前がある関係者には日付を覚えていない者がいるとしつつ、「2月13日に放送関係の大臣レクがあった可能性が高いと考えられる」との見方を示した。

 役人というのは尻尾を掴まれないようにあいまいな言い方で逃げているが、認めたということだ。

 高市元総務相は自身に関する文書を「捏造」と主張、レクの存在自体も否定している。さらに高市氏は「何月何日の何時にどのレクがあったかは確認の取りようがないが、紙に書かれている内容は自信をもって改めて否定する」と反論した。

 この文書には「2月13日(金)15:45~16:00」という日時や「大臣室」という場所、6人の出席者の名前が記載。政治的公平性の解釈の追加をめぐる、高市氏と局長の具体的なやりとりが記されているという。

 高市氏は「この時期に政治的公平について話をしたという事実が一切ない」と強調した。

 捏造だと言って逃げたのは森友学園問題関連でもあったと思う。都合が悪いことは「捏造」だとか「忘れた」とか「記憶にございません」などと述べて、追及を逃げるのは彼ら自民党政治家の常套手段である。

 高市氏は文書の内容がもし事実だったら議員辞職をすると言っている。立憲民主党など野党は徹底的に追及して議員辞職に追い込んでほしい。

 放送局などメディアが政府を怖れて萎縮し、権力の監視をやめてしまったら戦前の道へ進むことになる。実際安倍政権の介入でメディア委縮した。この問題をメディアも徹底的に追及すべきだ。
 

2023年3月 9日 (木)

ガーシーを除名し歳費を返還させろ

 7日の朝日新聞に、ガーシー参議院議員が当選以来いとども国会に登院しないまま、歳費などの支給総額は1800万円を超えると出ていた。

 ガーシー議員には毎月、歳費129万④千円と調査研究広報滞在費100万円が支給されており、昨年12月には期末手当188万5681円も支給された。2月末時点の支給総額は1833万円だという。

 自分勝手な理由でUAEに滞在し、高額な議員歳費を受け取っている。これがもし他の議員がやったのならガーシーはユーチューブで取り上げるのだろうと思われる。

 一般のサラリーマンが理由なく会社を休んだり、海外に出かけて遊びまわっていたら、給料などは支給されないか解雇されるであろう。いくら28万票あつめて当選したとはいえ、議員としての義務を果たさないなら失格である。「議場で陳謝」などというのは有権者を馬鹿にしている。

 ガーシーはビデオメッセージを送ってきて帰国しないと表明した。このビデオメッセージを国会は受け取り拒否した。すると、NHK党の浜田政調会長は8日、国会側から拒否されたことについて「世界各国の議会や日本でも地方議会だとオンラインが進んでいる。その中で、オンラインで陳謝できるような動画を送ったにもかかわらず、受け入れてくれないのは、国会の恥ずべき点ではないか」と対応を批判した。

 このNHK党の態度こそ恥ずべきことである。こんなことを平気で言うNHKだから、ガーシーのようなかって男を立候補させたのだ。

 登院しないなら、何のために議員に立候補したのか。単に「俺でも当選できる」と証明したかっただけなのか。全く国民を馬鹿にしている。

 ガーシーの登院拒否で日本の国会が如何にいい加減のものであるかが暴露された。野党議員はどうしたのか。こんな甘い処置を認めるとは何事だ。我々の税金がこのように無駄に使われるのを黙って見過ごす訳にはいかない。国会はガーシーに歳費の返納を求め、即刻ガーシーを除名せよ。

2023年3月 8日 (水)

「『嫌われる』岸田内閣」という記事

 6日の朝日新聞に、「『嫌われる』岸田内閣」という記事が載った。サブタイトルは「『嫌われない』が一変 政策軒並み不評」とあった。

 岸田政権発足直後45%の支持率だったが、昨年5月には59%まで上った。ところが大勝した7月の参院選挙後8月の支持率は47%に急落し、不支持率は10月以降5カ月連即で50%台を記録したという。岸田政権は「嫌われる」内閣になってしまったと書いている。

 安倍元総理の国葬、世界平和統一家庭連合と政治家との関りをめぐる首相の対応、物価高に対する対応、少子化対策への取り組み・・・など支持しない割合が60%以上である。

 この記事には残念ながら、故意にかどうか不明だが、防衛費大増額については全く触れていない。防衛費の増額や増税も反対が大多数であろうと思う。

 岸田首相は「聞く力」を謳っていたが、それも色あせてしまったと指摘している。全くその通りで「聞く力」はどこかへ消えてしまった。
 

 国会の審議での答弁も具体的なことは述べす適当にごまかし、野党との議論になっていない。

 岸田政権が発足したときはこれまでの政権がやれなかったような政策をやるかも・・・と多少の期待もあったが、すぐになくなってしまった。

 野党がしっかりしていればよいのだが、自民党に取って代わろうという気迫が見られない。それは小党が分立して協力してやろうとしないからだ。日本維新の会も国民民主党も自民党に色目を使っている。あわよくば与党になろうというくらいだ。

 岸田政権が嫌われても自民党が力を失うことはないだろう。

2023年2月25日 (土)

ガーシー議員は除名すべし

 NHK党のガーシー参議院議員は当選後UAEアラブ首長国連合に行ったままで、これまでに一度も登院していない。それで国会で説明をするということになったがNHK党によるとガーシー議員にはその気はないという。

 ガーシー議員は歳費を受け取っているという。どういう論理で登院をせずUAEに滞在しているのか。何のために立候補したのか。

 NHK党はこうした態度をとるガーシー議員に、登院して議員としての義務を果たさせることもできないでいる。そもそもこんな人物を、ユーチューバーとして人気があるからと言って立候補させたのは、数を増やすだけが目的で無責任極まりない。

 ガーシーもガーシーだが、NHK党もNHK党である。国民を馬鹿にしている。こうした党や人物に投票した選挙民の反省すべきであろう。

 ニュースによると、もし登院をして陳謝をしなければ、次は除名だという、民主主義と国権の場の権威をまもるために即刻除名すべきであった。ガーシー議員が除名されても、NHK党は比例区の繰り上げで全く困らないのだ。

 Yahooニュースに「この大騒動で、もっとも得をしたのは、岸田文雄首相だ。選挙後に突然突っ走りはじめた自身の増税を巡る発言と、自身の判断で採用した長男・岸田翔太郎氏の国費による観光地巡りについて、政権支持率はダラダラと下がり続けていた。しかし、ガーシー氏に国民の関心が集まるにつれ、内閣支持率は下げ止まり、微増傾向になったようだ。」という記事があった。岸田首相にはガーシー様様なのか。

 

2023年2月19日 (日)

マイナンバーカードの保健証反対!

 2024年秋に健康保険証が廃止され、マイナンバーカードを保険証として使う「マイナ保険証」へ一本化するという。私にはどうしてマイナンバーカードと保険証を一本化するのかが理解できない。

 私はマイナンバーカードはずっと以前から持っているが普段は大切に保管をしている。マイナンバーカードの情報が他人に知れると非常に危険だと思うからだ。

 マイナンバーカードと保険証が一本化されれば、医者に行くときにマイナンバーカードを持参しなければならない。外で持ち歩くのは危険である。ウソか本当か知らないが、聞くところによるとすれ違っただけで情報が盗まれるという。そうでなくても落とす心配もある。だから私は保険証は別になっている現行のやり方がいい。

 政府は16日、経過措置を設け、現在の保健証も廃止後一年間は使えるようにする方針を固めたという。また、廃止後にマイナンバーカードを持たない人に発行する「資格確認書」は有効期間を最長1年間とし、更新可能とするという。「資格確認書」の発行は無料とするようだ。

 私のようにマイナンバーカードを持っている人は「資格確認書」は発行してもらえないのであろうか。その辺のことも分からない。

 マイナンバーカードと保険証をひもづけるとなにがしかの金が貰えるようだが、そのやり方も分からない。テレビでは申請期間を5月までにすると言っていたが。

 とにかく分からないことが多すぎる。どうしてこんなことをするのであろうか。

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