政治・経済

2021年10月17日 (日)

自民を利する首相記者会見

 14日衆議院は解散され、19日公示、31日投票というあわただしい衆院選が行われる。

 NHKの午後7時のニュースの時間に、衆院解散と衆院選についての記者会見が中継された。

 首相は今回の選挙を「未来選択選挙」と称したが、分かり難いレッテルだ。衆院選はいつでも未来選択ではないのか。安倍元首相は民主党政権時代を最悪であったと言ったが、菅政権も含めたこれまでの4年間は比べ物にならない最悪であった。

 記者会見では、岸田首相は20数分間にわたり、最大の争点とする「コロナ対策」や「成長の果実が幅広く行き渡る『成長と分配の好循環』を実現するなどと選挙公約の様なものを述べ立てた。

 それを聞いていて、衆院選直前に首相や自民党の公約の様なものを述べる記者会見はおかしいと思った。NHKという公共放送を使って数十分も全国放送するのだ。選挙の公平性から見て不公平そのものである。野党にも同様の時間を与えて全国放送の機会を与えるべきである。

 選挙のない通常の記者会見ならよいが、今回は衆院選直前なのだ。公器を使った事前運動である。首相は簡単に衆議院を解散したという事実と選挙の日程と棄権をしないようにということを述べればよいのだ。

 これはまたとない大チャンスとばかりに20数分も公約もどきをしゃべる首相や官邸の無神経さ、それを中継するNHK。どれだけ自民党を利するものであったかを考えるべきである。

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2021年10月13日 (水)

連合は女性会長になっても変わらず

 連合の新しい会長に初めて女性の芳野友子氏が就いたとき、これで連合は変わるのかと思ったら、そうではなかった。差し迫った衆議院選挙で、立憲は政権を取った場合、市民連合を介して結んだ共通政策の実現について「限定的な核外からの協力」をするという政権の枠組みで共産と合意した。これについて芳野氏は、就任記者会見で「連合はこれまでも共産との閣外協力はあり得ない」とくぎを刺したのであった。

 何と情けない狭量な人物かと思った。連合と共産党との間の過去の確執にどんなものがあったのかは知らないが、今の政治情勢をどう見るかが大事である。自公政権を倒して新しい政権を作る大チャンスが来ているのだ。

 かつて民主党は政権を取って党内がまとまれず、国民の期待に副うことができず、政権を失ったしまった。それがその後9年以上続く自公政権となり、やりたい放題を許すことになったのであった。安倍元首相からは民主党政権時代の失態を笑いものにされた。

 立憲も連合も国民民主も他の野党もあの民主党政権の失敗を絶対に繰り返してはならないという厳しい反省の上に立って自公に変わる政権を打ち立てて広い国民の期待に応えるべきなのだ。

 国民民主は協力にそっぽを向いている。後ろに連合がついているからであろう。連合は本当に労働者の組織ならここは大局を見据えて、自公を落として国民の期待にそえる政権を作るべく協力すべきなのだ。
立憲の枝野代表と芳野氏は11日、国会内で会談したそうだが、どんな話し合いをしたのか、芳野氏が言ったという「共産との関係をうまくコントロールしてほしい」だけでは分からない。

 共産とは大変柔軟になってきていると思う。選挙協力でも競合選挙区では譲り合って、政権奪取をバックアップすると思うのだ。時間がないのだ。早く態勢を整えて欲しい。

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2021年10月 9日 (土)

岸田内閣の支持率を見て

 マスコミ各社の岸田内閣に関する世論調査が出そろったようだ。自民党は各社とも6割は超えると想定していたようだ。菅内閣が65%もあったから、ご祝儀相場として6割は超えるだろうとしたのだろう。一番支持率が高かったのは日経新聞の59%だ。どういう調査をしたのかは不明だが、ほぼほぼ60%である。
 

  共同通信社が支持率55.7%、不支持率23.7%
  朝日新聞が支持率45%、不支持率20%
  毎日新聞が支持率49%、不支持率40%
  読売新聞が支持率56%、不支持率27%
  日経新聞が支持率59%、不支持率25%
  
 日経の他に読売はいつもの通り、56%と高い。朝日は45%、毎日も49%と50%を割っている。

 Yahooニュースよると、毎日新聞のデータでは岸田内閣の顔ぶれに「期待が持てる」はわずか21%。「期待が持てない」は51%だった。

 また、「政治とカネ」の説明責任が問われる甘利明氏の党幹事長就任を「評価しない」が54%と5割を超えた。

 日刊ゲンダイは、低支持率の原因とみられるのは、安倍元首相、麻生前財務相、甘利幹事長の「3A」の支配が続いていること。世論が嫌気を差している。
 

 安倍・菅政権の路線を「転換するべき」が69%(共同)に上り、安倍・麻生の影響力は「マイナスになる」が59%(毎日)。新内閣や自民党役員の顔ぶれを見て、生まれ変わった自民党を「実現できない」が54%(朝日)、甘利幹事長の起用を「評価しない」が48%(読売)。

 国民は9年も続いた安倍、麻生路線にはうんざりであろう。

 新内閣へのご祝儀のあるうちに、野党の準備が整わない内に、電光石火で31日投票を決めた岸田首相。吉とでるか凶とでるか見ものである。

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2021年10月 7日 (木)

岸田内閣が発足したが

 自民党の岸田総裁は4日第100代というきりの良い首相になった。岸田氏は池田勇人氏が作った宏池会のドンだが、池田勇人氏も広島出身だとは知らなかった。

 早速池田勇人氏の所得倍増論を真似て「成長と分配の好循環を実現し、国民が豊かに生活できる経済を作る」と述べた。具体的どのようにやるのかは分からないが、「新しい資本主義実現会議」を設置するとした。そして「新しい資本主義担当相」を経済再生相の兼務で新設した。

 これまでの新自由主義とは決別するようだが、コロナ禍の中で非常の多くの人が職を失ったり、店を失ったり、仕事を失ったりして困窮している。本当に国民が豊かになれるのか、掛け声だけで終わるのか未知数である。

 広島出身の岸田首相は、世界各地で核兵器廃絶を訴えて来た、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんの遠い親戚になると朝日新聞で知った。2017年のノーベル平和賞授賞式で、広島で被爆して亡くなった4歳の甥のことを語った。名は「岸田英治」だそうだ。サーローさんは岸田首相が核兵器禁止条約の署名、批准にリーダーシップをとることを期待しているというが、これは是非実現してもらいたい。

 森友学園をめぐる国有売却や公文書改ざん問題では、最初「国民が納得するまで説明を続ける」と言っていたのに、その後再調査を否定した。これはどんなことがあっても再調査をすべきである。

 また、河井元法相夫妻の選挙買収事件についても、党本部が提供した1.5億円について甘利幹事長は党としての調査を行わないとしている。うやむやにしてしまおうということだ。

 現在の喫緊の課題である新型コロナ対策については、安倍政権と菅政権の不手際が続き、自宅療養者の死が相次いだ。野戦病院とも呼ばれる臨時医療施設を作って対応していれば防げたはずなのだ。中国の果敢な対策がそれを証明しているではないか。第6波は必ず来ると専門家は言っている。感染者数が減少した今のうちにすぐに対策を講じて置くことが必須である。

 岸田首相は「聞くこと」は得意だと自画自賛している。しかし、聞くと言っても安倍氏や麻生氏などの声を聞いたり、財界の声を聞いたりすることではなく、野党や国民の声を聞くことが大事なのだ。野党が予算委員会を開くように要求していても聞かず、すぐに国会を解散することにしたのは「聞く耳がない」ことの証明である。

 森友・加計学園問題、公文書改ざん、桜を見る会、学術会議任命問題等きちんと説明すべきことが山積したまま放置されている。負の遺産をどう処理するか国民は見ているぞ!

 

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2021年10月 5日 (火)

読売新聞の世論調査を見て

 スマートニュースを見ていたら、読売新聞が実施した世論調査を見つけた。8~9月に次の衆院選の結果として望ましい議席数について聞いたもので、「現在の与党が野党を少し上回る」50%と「現在の与党が野党を大きく上回る」14%を合わせ、自公政権の継続を望む人は64%に上ったという。

 現在の様な自公の圧倒的優位を望む人は14%というのはコアな自公政権支持の数だと思われる。「自公を野党が少し上回る」が50%いるということはこれまでの様な与党のやりたい放題をコントロールしたいということではないだろうか。

 政権交代を望む人は、「現在の与党が野党を少し下回る」21%と「現在の与党が野党を大きく下回る」9%の計30%にとどまった。

 政権交代を望む回答は、野党支持層で61%と半数を超えたが、選挙の勝敗のカギを握る無党派層(全体の51%)では、自公政権の継続が55%で、政権交代の37%を上回った。

 安倍政権、菅政権と9年間続いた中で、力で抑えつけ、森友・加計学園問題や学術会議任命など国会や国民に説明をしないやり方を通し、野党が臨時国会を要求しても憲法違反の無視をして来た。

 また、政府の新型コロナ対応は「評価しない」が全体の73%を占め、無党派層に限ると84%に達した。それでも政権交代を望む声が少ないのはどうしてだろうう。

 野党は乱立して勝てないと思っているのかもしれない。野党4党により協力体制もできたことだし、70余りの選挙区での立候補者の調整をしっかりとして、無党派層の心に響く強いメッセージを送って今度は政権交代を目指すのだと本気で訴えて欲しい。


 

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2021年10月 4日 (月)

傷を抱えた自民新執行部

 岸田自民党総裁による新しい執行部が決まった。甘利氏が幹事長になり、失言が多い麻生氏が副総裁になった。副総裁は飾りの様なものなのだろうか。

 麻生派の河野氏が立候補したのに、甘利氏は総裁選で岸田氏を応援したというから、麻生氏とともに怪物である。

 政調会長には安倍前首相が応援した高市早苗氏が選ばれ、総務会長には福田達夫氏、選挙対策委員長遠藤利明氏、梶山弘志幹事長代行、小渕優子組織運動本部長、などで、決選で負けた河野氏は広報部長だ。安倍氏と麻生氏を忖度した人事とも言われ結局両氏が背後で影響力を行使すると言われている。

 朝日新聞の「かたえくぼ」には、

   新総裁

  運転手は岸田♪   車掌はボクだ♪

       安倍前首相

というのが載った。核心を突いた風刺である。

 しかし、この顔ぶれについてネットニュースによると、安倍氏は不満だそうだから分からないものだ。

 朝日新聞2日朝刊には、「岸田体制 早くも懸念」「過去に疑惑の甘利氏・小渕氏」という記事が載った。

 甘利氏は経済再生相だった2016年、自身や元秘書が都市再生機構(UR)と土地の補償交渉をしていた業者からの現金を受領していたことが発覚し、閣僚を辞任した。甘利氏は終わったことだとしているが、説明責任を果たさず逃げ回ったままだ。

 また、小渕氏14年に後援会向けの観劇会の収支が食い違っている問題が明らかになり閣僚を辞任している。

 立憲、共産、国民民主、社民の野党4党は甘利氏を国会招致し説明を求める方針を確認した。

 野党側は、岸田政権を「安倍菅継承内閣」と位置づけ、森友学園や桜を見る会などの疑惑を追及し、次期衆院選の対立軸にして行く考えだという。

 学術会議任命拒否も学術会議が任命するように要求している。こうした負の遺産をきちんとすることが大事で野党はどんどん追及してもらいたい。

 総裁選がメディアに連日取り上げられ、岸田氏になったから自民党は有利になったと言われるが、そんなことはない。自民の弱点を突くことと、優れた政策を示して、ゆるぎない野党共闘を進めることで、自民の悪政を終わらせることができる。

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2021年10月 2日 (土)

立憲・共産・社民・れいわ4野党は政策と統一候補で勝て!!

 お祭り騒ぎのようにテレビ局などが連日取り上げた自民総裁選は岸田氏が勝って終わった。次はいよいよ衆院選である。メディアが報じるところでは11月になりそうだ。

 これまで政権交代を目指す立民・共産・社民・れいわの野党4党は、9月8日に市民連合ととともに政策協定を結んだ。残念ながら国民民主党はかたくなに共闘を拒否している。背後にいる連合が共産党嫌いだからだ。

 国民民主党は10月4日の首相選挙で枝野氏に投票することも拒んだ。立憲民主党との間で個別に協力すると言いながらこの始末だ。

 週刊朝日10月8日号によると、前回自民が大勝した選挙とは決定的に違う点があるという。それは前回は野党勢力が直前に完全に分裂して混乱の中で野党候補が乱立したからであった。

 週刊朝日によると、自公落選危機選挙区が77あるという。もし野党が全部勝てば政権奪取も可能である。17年の衆院選比例区得票数は自公が約2553万票で立憲・希望・社民・共産は約2611万票だったという。

 今回は4野党の共闘ができたのが希望だが、立憲の候補が共産、社民、れいわと競合する選挙区が70以上残っているという。「共産も国民も比例票が欲しいので候補者を多く立てたいからどこまで折り合えるかだ」と政治アナリストの大濱崎氏が指摘しているという。

 岸田首相の誕生で菅首相の内閣支持率6割以上を超える可能性もある。野党や褌を占め直して国民に真剣に訴えなければならない。

 立憲民主党の小沢一郎氏は「野党が協力して候補者を1本化すれば勝てる選挙区はいくらでもある。要は自民党に勝って政権を取る気があるのかないのかだ。国民民主や連合の主張をみていると、共産党が嫌いだから政権も要らないという話になっている」と語っている。その通りである。本気で今の政治を変えるつもりはないのだ。連合は労働者の敵になってしまっている。

 4野党は国民の胸にずしりと響く政策を早急に打ち出して、真剣輪をアッピールしなけらばならない。時間はないのだ。

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2021年9月30日 (木)

岸田氏に望む。国民の声を聞いて、説明責任を果たせ!

 29日に行われた自民党総裁選はNHK,メーテレ、CBC,東海の4局が実況放送をした。4局も自民党総裁選をライブ放送するという状況に驚いた。12時に食事をしながらテレビをつけたら総裁選を放送していたので、メーテレ、NHKなどチャンネルを変えながら観た。

 投票に1時間、開票に1時間要して、岸田氏と河野氏の決選投票となった。意外だったのは岸田氏が1票差で1位となったことと、高市氏が議員数で188票も取ったことであった。安倍前総理の後押しが強力であったことを示すものであったが、自民党内に極右的存在を歓迎する勢力が多くいることも分かった。

 決選投票にはさらに1時間はかかると思ったのと岸田氏が勝つだろうと予想できたので昼寝をすることにした。3時過ぎに昼寝から目を覚ましテレビをつけると、ちょうど結果を発表しているところであった。予想通り岸田氏が新総裁に決まった。

 岸田氏は以前安倍首相から禅譲をされるなどと言われたこともあったが、これまでは冷や水を飲まされてきた。今一人気がないのだと思った。今回の選挙でやっと目的を達したのでその心中や察して余りがある。

 岸田氏は挨拶の中で、8月26日に真っ先に総裁選立候補に手を上げたのは、自民党を変えなければならないと決意したからだと言った。彼はその時手帳をかざして人の言うことをよく聞くといい、その手帳に書き留めていると言った。総裁に選ばれた挨拶でも国民の声をよく聞くと繰り返した。

 国民の声をよく聞くのはもちろん大事だが、国民に対し説明をしっかりするということを忘れてはならない。安倍前首相や菅首相は国民がしっかり説明してほしいと言っていたのに、結局その声を無視し続けた。誤魔化したり、話をすり替えたり、挙句の果ては忖度や公文書改ざんまでする官僚まで作ってしまった。やりたい放題の横暴な首相であった。

 岸田氏は10月4日の国会で次の首相に選出されることは間違いない。首相になった暁には国民の声をよく聞き、国民が納得するまで説明責任を果たしてもらいたい。もちろん安倍前首相の森友・加計学園問題や桜を見る会なども含めてだ。岸田氏は解決済だと述べたが、それでは国民は納得できない。岸田氏がやろうと思えばできることなのだ。

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2021年9月18日 (土)

記者会見について菅首相の答弁はなってない

 安倍前首相も菅首相も国会や記者会見などで質問にまともに答えなかったりはぐらかしたりするのを常道としてきた。そんな状態が9年間も続いたのだ。それを許してきた内閣記者会にも責任があるという批判があった。

 内閣記者会の加盟社の京都新聞は、書面で首相の記者会見をめぐり質問を出していた。同社は9日の会見で指名されなかったのだ。質問は9月30日の緊急事態宣言などの期限前に記者会見があった場合「途中で質問を打ち切らず、最後まで質問に答える考えはないか」というものであった。

 16日菅首相は「総理として多くの公務がある中で、時間制限を設けずに質問をお受けすることは現実的ではない」と答えた。

 安倍内閣で8年間官房長官を務めたのだから首相の公務の内容は熟知しているはずである。総理は公務が多いから、時間の制限を設けないのは現実的ではないというのは、言い訳にはならないはぐらかしである。これまでの会見では記者がたくさん手をあげているのに30分で打ち切ったものもあった。先日の期限延長の記者会見ではやはり質問者がいるにもかかわらず、1時間で打ち切った。

 本来ならば司会は内閣記者会が行うべきなのに官邸から司会者が出て、取り仕切って来た。もともと質問内容は提出されていて回答を読むだけであった。おそらく都合の悪い質問には指名をしないのであろう。そして関連質問は許されなかった。最後は時間がないので終わりますであった。こうした記者会見が9年間も続いたのであった。

 また、複数社が首相の発言力不足や国民とのコミュニケーションの反省点などを質問したのに対し、首相は「様々なご指摘・ご批判があったことは、総理の立場にある者として、謙虚に受け止めたい」とし、「できる限りの最善を尽くした」と回答した。

「謙虚に受け止めたい」「最善を尽くした」などとよくも言えたものだ。全く反省がないし、答えにもなっていない。報道各社は国民に代わって質問をするのだ。最後の最後まで国民を馬鹿にした答えである。

 次の首相からはこれまでの様な悪しきやり方を断絶して、欧米のような本来の記者会見を実現してもらいたい。内閣記者会は特権意識で胡坐をかかず、権力を追及する姿を見せてほしい。

 首相の記者会見は、記者会から司会をだすこと。関連質問を許すこと。加盟していない社の記者にも質問を受けさせること。不当な時間の制限をしないことなど厳格にやるべきである。

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2021年9月15日 (水)

自民総裁選

 連日メディアが報じる自民党総裁選。ここに来て立候補する人が絞られてきた。動向が注目された石破氏は河野氏と会ったことでどうやら河野氏を応援することにしたようだ。

 朝日新聞の世論調査では、河野氏が33%、石破氏が16%、岸田氏が14%、高市氏が8%、野田氏が3%であった。石破氏が河野氏を応援すると河野氏はかなり有力になりそうだ。

 ただ残念なのは、河野氏も岸田氏も安倍元首相や麻生氏を忖度して森友問題には触れないし原発についてもトーンダウンした。高市氏ははっきりと安倍路線の継承を打ち出し、靖国神社にも参拝すると言った。安倍氏など党内の右寄りの人達の支持を狙ったものだ。

 安倍路線の継承は菅首相までにしてこれ以上続けて欲しくない。もし高市氏が総裁になったら安倍氏よりはっきりと極右路線を走るであろう。桑原桑原である。

 河野氏も岸田氏も分かり難い。17日になると政見を発表するのだろうが、これまでのところではまだわからない。安倍氏や菅首相のような国民への説明をしないやり方は絶対にしないでほしい。二人がやりたい放題にやれたのはいつもいうように圧倒的多数の議席があったからだ。

 総裁選が報道されることで国民の関心を集め、すぐそこに来ている衆院選で有利になった。朝日新聞の世論調査では自民の支持率は37%まで回復している。戦える総裁に誰を選ぶのか、29日には決まるのだが、野党はメディアに露出できないので不利である。対抗できる政策を打ち出して政権奪取する意気込みで協力を進めることが大事である。

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