「まず、師匠を呼んで落語の収録。早朝や深夜に都内の寄席を借り上げて、客席に人も入れて行います。そして、この音声を文字に起こし、俳優を決めてブッキングし稽古、そして撮影を進めていきます」

ということだそうだ。

 役者は繰り返し音声を再生して練習をするのだという。自分のタイミングで話せない上に、場面転換も速く、息つく暇もないというのだ。観ていてもこういう映像をよく作るなと感心するばかりである。

 作るのがそれほど大変なので、3月8日を以て終了になるようだが、毎週でなくてもよい。最初のころのようにときどきでよいから、これからも続けて欲しいと思う。