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音楽

2023年4月13日 (木)

突如浮かんだ童謡「うさぎとかめ」

 11日のことである。病院から帰って遅い食事をしていたら、突然「もしもしかめよ」の歌が浮かんで来た。何度も何度も頭の中で歌っては消えた。ただ、歌詞が1番はよさそうなのだが、2番は怪しかった。

 2番の歌詞が「なんと おっしゃる うさぎさん そんなら 私と かけくらべ むこうの おやまの ふもとまで どちらが さきに いきつくか」と浮かんだ。

 念のためにネットで調べたら、

(一番) もしもしかめよ かめさんよ せかいのうちで おまえほど あゆみののろい ものはない どうして そんなに のろいのか 

(二番) なんと おっしゃる うさぎさん そんなら おまえと かけくらべ むこうの こやまの ふもとまで どちらが さきに かけつくか 

 一番はよかったが、二番が 「わたしと」ではなく「おまえと」で、「おやま」ではなく「こやま」で、「いきつくか」ではなく「かけつくか」であった。

 小さい頃よく歌った非常になじみの深い童謡である。しかしこの歳になるとうろ覚えの所があったのだ。あんなに歌ったのに長い間歌わずにいたのでそうなったのだろう。それにしてもどうして突然脳裏に現れたのだろうと思う。

 小学校の中学年の頃だったと思うが、逆さ言葉がはやったことがあって、この歌の1番を逆さに歌って遊んだことがあった。

 「しも しも めかよ めかんさよ かいせの ちうで えまおどほ みゆあの いろの のもはいな してうど なんそに いろののか」と歌ったのであった。

 またけん玉で「もしかめ」というのをやったように思う。

 「うさぎとかめ」はイソップ物語をベースにしたもので、作詞が石原和三郎、作曲が納所弁次郎とネットにあった。子どもの頃はそんなことは知らず、日本の古い童謡だと思って歌っていた。

 今の子たちは「うさぎとかめ」のような童謡は歌わないのだろうか。

2023年2月10日 (金)

昭和男爵コーラスのミニ発表会

 2月4日に、私が所属する昭和男爵コーラスはブログで予告していたように、コロナ禍でできなかった発表会をほぼ3年ぶりに開いた。新しい指揮者稲熊先生の指揮、ピアノ伴奏はこれまでと同じ冨田先生であった。
 

 会場の昭和生涯教育センターの視聴覚室であったが、予告のチラシに書いてあったように、センターの決まりで観客は22名と限られたので、事前申し込み制であった。果たして観客が来てくれるだろうかと心配であったが、メンバーの関係者やめられた元メンバーも何人か来てくれて何とか僅かな人数を満たした。

 曲目は、

  ①グリーティングス、清水雅彦作詞、千原英喜作曲
  

  ②高原列車は行く、丘灯至夫作詞、古関裕而作曲、

  ③筑波山麓合唱団、永六輔詞、いずみたく作曲、

  ④川の流れのように、秋元康作詞、三岳章作曲、

  ⑤北上夜曲、菊地規作詞、安藤睦夫作曲、

  ⑥昴、谷村新司作詞、作曲、

最後に会場のみなさんと「高原列車は行く」を歌った。

 我がコーラスグループの平均年齢は76,6歳である。最高齢はかくいう私である。オリジナルメンバーは私と大桑さんで、結成以来16年になる。

 コロナの関係で練習時間が短かったが声はよく出て気持ち良く歌うことができた。聞いてくださった人の感想も好評であった。

 次の発表は10月に昭和生涯教育センター祭りを予定している。

2022年11月23日 (水)

2台のピアノによる演奏会

 昭和男爵コーラスのピアニスト冨田美世先生の紹介で、「わたくしの思い出」というピアノコンサートに行ってきた。名古屋音楽大学のピアノ科講師をしていた藤野真実氏の教え子のピアニストが主な出演者であった。

 20日の午後2時開演で、伏見のザ・コンサートホールであった。珍しく2台のピアノによる演奏が主体のコンサートは初めてであった。観客には子連れの人も多くいたが、ホールの8割ぐらいの入りであった。

プログラムは、オープニングが藤野さんの挨拶とソプラノ杉野加奈さんのアメージンググレイスの独唱であった。伴奏は藤野さん。

1番 ヴェルディ:歌劇「椿姫」より、「ああ そはかの人か~花から花へ ソプラノ 杉野加奈、ピアノ 藤野真実

2番、「2台ピアノDuo」 宮内弘美  冨田美世
  モーツアルト 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448より 第一楽章/
  第三楽章

3番「2台ピアノDuo」 上田百合恵  片岡知絵
  ラフマニノフ 組曲 第2番 Op17より
  第3曲ロマンス/第4曲タランテラ

4番、「2台ピアノDuo」長谷川裕美  青木昭子
  P.Iチャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」、作品71aより抜粋
      1.小序曲
      2.a.行進曲/b。金平糖の踊り、/c。トレパーク
      3。花のワルツ

5番 、「2台ピアノDuo」藤本真美  磯谷治代
   C。ドビッシー 白と黒で
     第1曲 名指揮者S。クーセヴィツキ―への献呈「激しく」
     第2曲 戦争により死したジャック・シャルロ中尉に捧ぐ「ゆるやかに、   
         暗く」     
     第3曲 ストラヴィンスキーへの献呈「スケルツアンド」

追悼演奏 「独奏Trunpet] 石井真  ピアノ藤本真実
     M.ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

 

 第一ピアノと第2ピアノが互いに会話するように演奏され、ピアノは小さなオーケストラ言われるが、2台による演奏は会場に響きわたり、オーケストラであった。

 

 この演奏会は藤野さんのお母さんの島田星子さんを偲ぶものであったようで、ステージには島田さんの写真と花が飾られていた。島田さんは生前星苑会ピアノコンサトを主宰しておられたそうで、ザ・コンサートホールでもよく開かれたそうだ。
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2022年1月21日 (金)

[ 「オペラの魅力」コンサート

 18日の午後名古屋芸術創造センターへIL FASCINO DELLA LIRIC vol.32「オペラの魅力」を聴きに行った。久しぶりの芸術創造センターであった。家を出るのが早かったので開場20分前ぐらいに着いた。それでも数人の人が来ていた。

 14時に開場したので中に入った。舞台前のブロックの通路を隔てた中央席に席をとった。近くの人が「ここは一番高い席だよね」と言うのが聞こえた。舞台がよく見えるし程よい距離であった。自由席なのでそういう席に座れたのだ。聴衆は女性が多く、それも年配の女性で若い人や男性はあまりいなかった。

 出演者はバリトンの岡本茂朗氏、テノールの森拓斗氏、加藤利幸氏、ソプラノの森ふみ子氏、メゾソプラノの菅沼綾子氏、ピアノの石山英明氏であった。

 前半は歌曲、後半はオペラのアリアでそれぞれ10曲ずつ歌われた。アンコールはナポリ民謡のサンタルチアであった。

 みなさんは声量も豊かで芸創センターの客席に響きわたった。よかったのは歌のタイトルと日本語の歌詞が正面の壁の上の方映されたことであった。以前オペラを見たとき、歌詞が舞台右に上から下に映されたのを見たことがあるが、今回の舞台正面の上に映されたのは非常によかった。歌を聴きながら歌詞が読めるので何を歌っているのかがよくわかった。

 オミクロン株のコロナが広がっているが、コンサートが聴けてよかった。不思議であったのは、体温を計ったり手の消毒をしたり、マスクを着用したが、席は空席を設けず隣同士に座れたことであった。オミクロンが蔓延しているので一つずつ空席を設けた方がよかったと思った。

 コンサートそのものはとても素晴らしいものであったので久しぶりに堪能することができた。

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2021年11月 1日 (月)

ムジカ・スコーレのコンサート

10月30日(土)に、名古屋能楽堂で「ムジカ・スコーレ」結成五周年記念公演があった。知人がバイオリンでいるので案内をもらった。女声合唱団の「虹のかけはし」がゲスト出演をした。

 ムジカ・スコーレは初めて知ったが、団員が28名ぐらいのオーケストラである。バイオリンが13人、ヴィオラが2人、チェロがなんと10人、コントラバスが1人、オーボエが1人という変則的な編成である。知人はコンサートマスターをしていた。

 チェロが10人もいるのでどんな音になるのか興味深々であった。能楽堂の舞台の上に10本のチェロがずらっと並んだのは壮観であった。

 代表の荒川さんの説明によると、能楽堂の舞台には重量制限があって、全員がのぼれないので、袖の渡り廊下にバイオリンから8人出ていた。舞台に上るために板を敷き、その上によごれないように敷物を敷いたそうだ。

 以前にポピュラー歌手の布袋さんのコンサートを聞いたことがあるが、その時は人数が少ないし舞台の上に乗っていたように思う。

 能の舞台は踏むと音がするからやはり大勢が直接乗ると反響も変わってくるのだろう。

 能楽堂は木で作られているので、アコースチックで響きはよい。ただそれがどのように響くのかが分からなかったと言っていた。

 第一部はムジカ・コラーレで、コレルリのトリオ・ソナタ作品4 グラーヴェという短い曲から始まった。10本のチェロは音を独占することなく、何とか収まっていた。

 次はヘンデルの有名な水上の音楽 第2組曲アラ・ホーンパイプであった。カナダに行ったとき、港に作られた舞台で水上の音楽を聴いたことを思い出していた。

 3曲目はバロック風「日本の四季」秋、4番目が四季のしらべ「冬」ロシア民謡いとしき草原とトロイカを入れた曲であった。5番目はパッフェルベルのカノン。これらの曲はどれも聞きやすくて短いものであった。リラックスして聴くことができた。

 2部が虹のかけはしの演奏で、女性のための唱歌メドレー 「故郷の四季」で、とても郷愁を誘う素敵なメドレーである。28人ほどのコーラスはあま市の合唱団のようで、20代から80代までの幅広い年齢層だそうだが、よくまとまって特にソプラノの高い音もきれいに出ていた。

 「故郷の四季」の一部を私の男声コーラスでも歌ったことがあるので懐かしかった。

 2曲目は合唱団の創設者の照喜名一男さんの作曲による「秋の夕暮れ」でカルテットの伴奏で歌ったが、素敵な曲であった。

 休憩の20分のあと、第3部であった。ムジカ・スコーレの演奏からスタートした。

 J.S.バッハのヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 第1楽章で、荒川代表がバイオリン独奏をし、指揮をしていた伊藤さんがオーボエを独奏した。

 次がウオーロックのカプリオール組曲であったが、初めて聞く曲であった。

 3つ目がJ.S.バッハの小フーガでなじみのある曲である。

 第4部はムジカ・スコーレが演奏をして、虹のかけはし合唱団が舞台下に立ち、有名なアメイジング・グレースを歌った。

 最後は聴衆も一緒になって「故郷」を歌った。楽しい企画であった。

 このコンサートはなじみのある曲が多く、しかもオーケストラと女声コーラスで変化があり、オーボエもあって、1時間40分の演奏を楽しく聴くことができた。観客数から言って能楽堂を会場にしたのはよかったと思う。きれいな音が身近に聞こえたからだ。  

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2021年10月23日 (土)

ブルーローズ合唱団のコンサート

 20日午後18時から、名東文化センターで、知人のMさんが所属する「ブルーローズ合唱団」のコンサートがあった。

 17時半開場の少し前に会場入り口に着いた。男性が一人開場を待っていた。入り口には、「17時半の開場までしばらくお待ちください」と立札が出ていた。17時半になっても立札は出たままであった。仕方がないので入り口で待っていた。

 17時40分過ぎに女性が2人来て入って行ったので思い切って入った。男性も私に続いて入って来た。受付に行くと紙に名前と住所などを書いた。ロビーには数人いた。

 私は受付の人に開場まで待てという立札があるので待っていたのだと言った。受付の人は立札を取り除くと言った。

 会場に入ったら17時45分であった。15分余り待っていたことになる。トイレを済ますためにトイレに行ったら、何と立札は出たままであった。それで受付の人にまだ出てますよと言ったら取り除くと答えた。この立札は結局コンサートが終わっても出たままになっていた。ということは他の人たちは無視して会場に入ってきたのだ。

 18時にブルーローズ合唱団の人たちが舞台に出て来た。女声合唱団で舞台には16人いた。下の写真のように青のコスチュームを着ていた。コロナのためかフィジカルディスタンスをとって立っていた。

 団長らしき女性の挨拶があった。でも、その人は客席に行って座った。演奏する曲の紹介はピアニストがやった。

 第1部は下のプログラムの4曲を歌った。暗譜で歌うと思っていたら、全員楽譜を持って歌った。でも、よく覚えているようであった。

 指揮者は岡本茂明というバリトン歌手で、合唱団は綺麗にハモって、高い音もしっかりと出ていた。第1部の落葉松は私の男声合唱団でも歌ったことがある曲で、とてもいい曲だ。もともとは女性コーラスのための合唱曲のようだ。

 第2部は指揮者のバリトン独唱で、トスティ作曲の曲を2曲歌った。大変響きのあるバリトンらしいいい声で朗々と歌った。

 第3部はプログラムにあるようになじみ深い曲ばかり4曲歌った。衣装を写真のように白のラメ入りのものを着ていた。

 アンコールは「瑠璃色の空」ともう1曲名前を思い出せないがよく知られた曲を暗譜で歌った。

 ブルーローズ合唱団はよくまとまったよい合唱団だ。残念なのは夕方なのに客が大変少なかったことで、もったいないと思った。1時間5分のコンサートであった。

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2021年1月27日 (水)

「私は左手のピアニスト~希望の響き世界初のコンクール~」を見て 

 1月2日にNHKBS1で放映された「私は左手のピアニスト 〜希望の響き 世界初のコンクール〜」を録画してあったのをやっと見た。

 左手で演奏するピアニストとして舘野(たての)泉さんのことは知っていたが、このコンクールは左手のピアニストの智内威雄(ちないたけお)さんが実行委員長として立ち上げたものであった。
コンクールが行われたのは2018年11月で、大阪府箕面市のメイプルホールで3日間にわたって開かれた。音楽史上初となる左手で奏でるピアノコンクールであった。

 プロ部門とアマチュア部門に分かれて行われた。出場したのは病気や事故で右手を痛め左手の演奏を選んだピアニストたちであった。両手で弾けなくなった悲しみを癒やすのは、やはりピアノであった。出場者たちは左手だけで演奏する曲に出会い、その新たな音楽の世界に魅了され、挫折から希望を見出していた。

 何人かの出場者のエピソードを交えて番組は進んだ。その中で左手のピアノ音楽について知ることができた。この音楽分野の発展は第一次世界大戦で右腕を失ったピアニスト達が曲を作り、その数は数千曲にもなったという。残された左手でピアノ演奏を表現するという試みは成功し、その当時のクラシック音楽界に一大旋風を巻き起こした。

 智内さんによると、レオポルド・ドフスキー(1870年生~1938年没) / ヨハン・シュトラウス2世「宝石のワルツ」ラヴェルやプロコフィエフをはじめ、実に多くの著名な近代作曲家が左手のための楽曲を書き、ほとんどの有名なオーケストラが演奏会でとりあげるほどになったそうだ。

 ところでプロのピアニストを始め、アマチュアでもピアノが弾けなくなるのは「局所性ジストニア」によるものだそうだ。神経疾患の一つで、脳が誤作動を起こしそのために右手の動かしたい部位が思うように動かなくなる病気なのだ。リハビリによって日常生活はできるが、治療法は今のところないという。

 番組では何人かの人達が練習している様子とか家族の様子などを伝えていた。驚いたのは、演奏される曲の響きが、左手で演奏しているところを見なければ片手の演奏とは分からない素晴らしいものであった。一流の作曲家が作った曲はもちろん、演奏するピアニストが自分で作曲した曲も含めて素晴らしかった。

 左手のピアノ曲はペダルを使って音の調整をするので響きが素晴らしくなるのだそうだ。演奏を見ると鍵盤をすべて使っている。ピアノはオーケストラだと言われるが本当にそれを実感することができた。

 プロの音楽家のうち100人に1人は音楽家のジストニアを患っているといわれているそうだ。

 プロ部門で1位は高岡準さん、2位はタイのチャイキティワッタナ・ガンさん、3位は2人いて、瀬川泰代さん、高校生の早坂眞子さんであった。

2020年12月12日 (土)

オルガンの秋 ブランチコンサート

 昭和男爵コーラス指揮者の加藤佳代子先生から案内をもらって「名古屋オルガンの秋のブランチコンサート」に行ってきた。以前は名古屋オルガンの秋のコンサートの案内を貰っていたのだがいつのまにか来なくなっていた。新型コロナウイルスの関係で来ないのかと思った。

 コンサートは12月9日に芸術劇場コンサートホールであったのだが、コンサートホールでのコンサートはこれで今年2回目であった。

 ブランチコンサートなので開演は10時半だったので、当日券を買うために10時少し前にホールに着いた。20人ぐらいの人が並んでいた。見ると床に立ち位置を示すシールが貼ってあった。

 10時に開場するとマスク着用、手指の消毒が義務付けられていた。なぜか体温を計る器械はなかった。

 いつものように2階席に行って2列目の中央に座った。開演までにかなりの人が入ったので意外であった。座席は自由席なのでデスタンスはとってなかった。観客はほとんどが高齢者であった。ブランチコンサートだから仕事のある人は来られないから当たり前のことであった。

 オルガニストの吉田文さんは名古屋女子大で教えているので、音楽表現ゼミナールの学生たちが10数人来ていた。開幕は彼女らのハンドベルで「お部屋を飾ろう」が演奏された。ハンドベルの音色は独特でいい。

 2曲目がヨハン・セバスティアン・バッハの「待降節・主よ、いらしてください」のオルガン演奏であった。久しぶりに聴く生のオルガンの響きがよかった。

 3曲目はソプラノ独唱で本田美香さんがカンタータ”Num komm,der Heiden heiland"BWV61よりをオルガンの横のステージで歌った。オペラでデビューしたというだけあって広い会場でもよく届いた。

 4曲目はヨハン・セバスティアン・バッハ/シャルル・グノー アヴェ・マリアを加藤佳代子先生が歌った。

 5曲目はフランツ・シューベルトのアヴェ・マリアを本田さんが歌った。

 6曲目はジクフリッド・カルク=エラート 天使の挨拶(アヴェ・マリア)をオルガンで演奏した。

 7曲目はリクエスト曲でガブリエル・フォーレ ピエ・イェズ(世の救い主、イエス・キリスト)を本田さんが歌った。

 8曲目もリクエスト曲でセザール・フランクのパニス・アンジェリクス 加藤先生が歌った。

 9曲目はハンドベルでクリスマス・ジョイ ~もろびとこぞりて・来たれ友よ~

 10曲目はLeroy anderson:A Christmas Festivalのオルガン演奏。

 11曲目はハンドベル演奏でき「よしこの夜」

 最後も「きよしこの夜」を日本語で加藤先生と本田さんがデュオで歌った。

 終演は11時半でちょうど1時間であった。耳に慣れ親しんだ曲が多く、バラエティに富んでいて、私はクリスチャンではないがとてもよいクリスマスコンサートであった。
 

 

2020年11月22日 (日)

加藤佳代子オンエアーライブコンサート案内

 昭和男爵コーラス指揮者の加藤佳代子先生が無観客のライブコンサートをされるという案内をもらった。

 電気会館のザ・コンサートホールで演奏されるそうだが、どのようなコンサートになるのか興味深々である。無観客なので入場料は取ることができない。コンサートホールを借りてビデオで撮ってYOUTUBEにアップするそうだが費用が相当かかると思う。

 加藤先生のメールをコピペしておく。ぜひ視聴してみて欲しい。

 

加藤佳代子ソプラノ 日本歌曲コンサート

  2020年11月28日(土)19:00~19:30

  曲目:『パリ旅情』深尾須磨子・詩/高田三郎・曲

  ピアノ 虫明知彦


 こちらのURLをクリックしてください。(視聴無料)
 
https://www.youtube.com/channel/UCf7bwKJcfdRrwlRtNNe9UEA?view_as=subscriber


 この状況の中で私に何が出来るだろうと考え抜いた結果、明るく笑顔で生活しながらも、孤独と向き合い自らの足で強く歩む人々を生き生きと描いたこの作品を母語で
ある日本語で皆様にお届けしたいと思いました。

 ホームグラウンドのように親しみのある電気文化会館ザ・コンサートホールから初の無観客ライブ配信です。

 当日、会場内にはご入場いただけませんのでスマホ、タブレット、パソコンでお楽しみいただけましたら幸いです。

 画面を通して、電波にのせて皆様とつながれますように♫
        

              加藤佳代子

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2020年10月28日 (水)

第24回 NPOとうかいマスターズオーケストラ演奏会

 25日の日曜日14時から、愛知県県立芸術劇場コンサートホールで、NPOとうかいマスターズオーケストラの演奏会があった。タイトルは「第24回 人生の達人のための音楽会」。Mさんから入場券を頂いたので聴きに行ってきた。

 いつもはしらかわホールで行われるのだが、新型コロナウイルスの関係で「密」にならないように、芸術劇場コンサートホールにしたのだそうだ。

 開場間際にコンサートホールに着いたが、観客は列を作っていた。観客の層も若いい人から高齢者まで幅が広いと見受けた。「人生の達人?」ということで高齢者ばかりかと思ったらそうではなく、幅広い達人たちがいたのはよかった。

 全部指定席にして「密」にならないようにしたのだそうだ。私の席は3階3列であった。3階の席には何度か座ったことがあるが、音がよいと言われる。確かに天井で反射してすぐ来るのでよいのだろう。

 演奏が始まって気が付いたのだが、私の席からは舞台全体の様子を見下ろすので、演奏の進行に従って各楽器の動きがよくわかった。演奏する人の顔や動きもはっきりと観られた。

 菅首相が口にした「総合的・俯瞰的」というコトバが頭に浮かんだ。この場合はまさに「総合的・俯瞰的」がぴったりであった。そういう意味でもコンサートホールの3階席はよいと思った。

 聴衆はホールの中にまんべんなく入ってこのオーケストラの人とのつながりの深さを知った。

 通例年に2回のコンサートが開かれるのだが、今年はコロナのために4月は開催できなかったので、久しぶりのコンサートだそうだ。新型コロナ禍のためどこの音楽活動ももろに影響を受けている。

 この日演奏されたのは、
   ドヴォルザーク  チェコ組曲 Op.39
      

        ドヴォルザークの出世作となった「スラヴ舞曲集」の翌年に作曲された。前奏曲(牧歌)、ポルカ、メヌ

        エット、ロマンス、フィナーレと続く。 
  

   モーツアルト  ホルン協奏曲 第3番K。447
  

        モーツアルトの作曲したホルン協奏曲は、伴奏オーケストラの編成が弦楽合奏と2本のクラリネットと2本の

        ファゴットになっている。そんためにオーケストラ全体の響きが他の3曲とは少し違った音色になっている

        という。
 

        ホルンの独奏は水谷仁氏


   ドヴォルボルザーク  交響曲第8番 と短調 Op.88
  

        ドヴォルボルザークは母国愛にあふれた作曲家であった。この曲は特にその様子がうかがえる作品だとい

        う。牧歌的で叙情豊かなメロディからはチェコの風景ばかりか、その国の人々の生活の様子や生き方、自国

        に対するプライドまで感じることができるという。
 

  久しぶりに聞くオーケストラの生演奏。それを3階席から総合的・俯瞰的に楽しむことができた。マスターズオーケストラならではの演奏であった。
 

                      ※とうかいマスターズオーケストラ 【検索】

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