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映画・テレビ

2023年10月 1日 (日)

「らんまん」が終った

 NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」が終った。小学校中退の植物大好きな人間が東大の植物研究室に出入りを許され、日本植物図鑑を完成し、博士号を取ったところまで描かれた。この人物こそ牧野富太郎博士であるが、ドラマでは槇野萬太郎として神木隆之介が演じた。
 

 「らんまん」は牧野富太郎博士に題材をとっているが完全なフィクションである。実物の牧野博士のとんでもない金銭無感覚な面などは描かれていない。私は牧野博士の伝記として見ていたが、途中で牧野博士のことを調べて伝記ではないことを知った。それについては以前にブログで書いた。
 

 「らんまん」で一番印象的であったのは、槇野萬太郎の妻壽恵子であった。浜辺美波が演じる壽恵子はとてもよかった。一番よかったのは丸髷がよく似合った美人であったことだ。
 

 また壽恵子は萬太郎の植物への情熱を理解し、経済的にも側面から支えた。妻として、母として、またちょっとした事業家としての壽恵子を浜辺は見事に演じていた。
 

 壽恵子が登場してから視聴率が上がったと言われているが、さもありなんである。もともと連続テレビ小説は女性がヒロインとして描かれていることが多かった。壽恵子を中心としてのドラマでもよかったのではないかと思うくらいであった。
 

 実際の牧野富太郎の妻は13人の子をなして、52歳の若さで亡くなっているが、ドラマではその辺りは描かれなかった。
 

 関東大震災が描かれたことや渋谷がひなびたところであったことなどを知ったのもよかった。

 「らんまん」では牧野博士の植物一筋の様子が詳しく描かれていたのがよかった。

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2023年6月 2日 (金)

NHKのニュースの報じ方への疑問

 31日の朝、スマホに着信音が2回続けてなった。何だろうと思って見たら、北朝鮮がミサイルを発射したのであった。

 しばらくしてテレビをつけNHKニュースを見たら、Jアラートが沖縄に出され、関連のニュースをやっていた。見ているうちに首相官邸に岸田首相が到着した画像になり、記者が声をかけていた。

 岸田首相は2本立っているマイクの前で記者の質問に答えて簡単に話した。ミサイルが発射されたことや詳しいことは分からないというようなことを言って、これから2階で対策会議をすると言った。

 そのあともNHKニュースを見ていたが、沖縄県庁からの中継とか石垣島からの中継とか韓国からの中継などがあった。その途中で、首相への記者の質問の場面を何回か繰り返して見せていた。何度も見せることがと思いながら見ていた。

 8時近くになると、官邸からの中継で女性記者が出ていたが、その記者も先ほどの首相が話したことを繰り返していた。それも3回ぐらいあったと思う。

 首相に記者が質問して答えたことを20分ぐらいの間に合計6回ぐらいやったが、まだ対策会議前の話しで詳しいことは何もわかっていないのにNHKはどうして何回も繰り返したのか。引き延ばすための時間稼ぎだったのか。NHKニュースのやり方に大きな疑問を感じた。

 そのあと羽鳥モーニングショウを5分ほど見たが、ミサイルがレーダーから消えたとか黄海に落下したようだなど視点が違っていた。

2023年5月 8日 (月)

「NHK探検ファクトリ」金沢の金箔作り

 土曜日の午後12時15分からのNHK「探検ファクトリー」はお笑い芸人の中川家と吉本新喜劇座長のスッチーが各地の工場を訪問して紹介する番組で、製品の製造工程などが見られて面白い。6日は金沢の金箔会社を取り上げていた。

 金や金箔は自分には全くと言えるほど縁がない。ずっと以前に金箔入りの酒を貰って飲んだぐらいである。でも,あの薄い金箔がどの様にして作られるのかには興味があった。

 金沢は全国の金箔のなんと90%も作っているそうだ。地名の金沢も「金洗沢」から来たものだという。

 金箔作りは、「金合わせ」という1000グラムの金を1300度の熱で溶かすところから始まる。金の中に微量の銅と銀を混ぜて合金にするのだ。金だけでは柔らかいので伸ばしやすい硬さの合金にする。この工程は20分。

 水に入れて冷やすと、次は圧延機に入れて帯状に延ばしていく。ローラーの隙間を縮めながらすこしずつのばしていくのだが8時間もかかるという。

 延ばしたものを6cm角に切る。それをグラシン紙に1枚ずつ挟んで束にし、機械で叩く。丸一日かけて叩くと、5mm/1000の薄さになる。

 そこからが本番で、1トンぐらいの強さでさらに半日ぐらかけて5万回もたたき続けて、包んでいる黒い紙の大きさまで(8倍)ひろげるのだ。できたものは1mm/10000になる。ウイルスの直径と同じだそうだ。

 次の工程は「箔移し」でピンセットのような箸で和紙の間に枚ずつ挟んでいく。

 最後は1000枚揃えた金箔のふちを切り落とす「截ち切り」という作業である。

 オイルショックうで元気がなくした金沢の金箔を何とかしたいと、この会社の現在76歳の女性会長は金箔を使った製品づくりに乗り出す。30歳のとき15万円を元手にして会社を立ち上げ、日用品に金箔を使った製品をつくる。初めは金箔のイメージを損なうと受け入れられなかったが、製品の質を高めることで、受け入れてもらえるさまざまな製品を作り出したのだ。
この会社は伝統工芸品の修理もしている。

 この番組を観て金箔の製造工程がよくわかったが、金箔がソフトクイリームや酒や食品にも使われていることに違和感を感じた。それは金は貴重な鉱物であり、食べ物に使うと微量でも捨てられることになるからだ。捨てることにつながる使い方はして欲しくない。

2023年4月 5日 (水)

大きく変わったNHKのど自慢―②

 「のど自慢」は1回18人(組)が出場者として登場している。「出場希望者は、エントリーの段階で“どうして『のど自慢』に出たいのか”、その出場動機を詳しく書けば書くほど、ディレクターたちの目に留まりやすいという。

今でも多いときは、1つの大会で1000件以上の出場申し込みが届くそうで、担当ディレクターはすべて目を通しているそうだ。

 出演順は毎回、会場となるNHKの地域局の若手ディレクターが中心になって考えるそうだ。出場者にとって一生に一度の経験になる可能性が高い。そうした思いに加え、地方局と実施自治体との共同開催なので、地元のPRという側面もあるという。どんな歌唱順がもっとも盛り上がるか、演出や美術面も考慮しながら作り上げているそうだ。

 審査に関しては専門の審査員がいると思っていたら、純NHKの管理職の人間が4人で審査しているという。純粋に歌のうまさだけで鐘(チューブラーベル)を鳴らしているそうだ。

 合格した人だけが名前を言っているが、それは合格の褒美だという。

「のど自慢」の本番は、1人当たり1分程度の歌パートと、歌唱後のトークパート、合わせて最大約2分の中で、参加者の個性や思いを可能な限り伝えきるようにいしているという。

 「のど自慢」は、平和でなければ成立しないコンテンツだという。「のど自慢」は、よほどの事情がない限り、開催し続けていて、平和な日曜日が続いている証左だという。

 「NHKのど自慢」から聴こえるキンコンカンの音色は、平穏な日曜日を告げる調べなのだ。

【出場後にプロになった主な有名人】

・美空ひばりさん 1946年に9歳で出場。鐘1つ

・若原一郎さん 1948年に出場し合格

・坂上二郎さん 1953年に出場し合格

・北島三郎 高校時代に出場し鐘2つ

・田中星児 1968年に出場し合格

・石澤智幸(テツandトモ) 1996年に出場し合格

・荒牧陽子 1997年に出場し合格

・長谷川俊輔(クマムシ) 2002年に友人と出場し鐘2つ

・ジェロ 2003年に出場し合格

・三山ひろし 2004年に出場し合格

・徳永ゆうき 2011年に出場し合格

「のど自慢」に合格すればプロへの道が開けるとおもっていたが、合格していなくてもプロになった人もいるのは知らなかった。

2023年4月 4日 (火)

大きく変わったNHK「のど自慢」―①

 2022年の途中から「NHKののど自慢」を聴くようになった。NHKの昼のニュースを見たあとたまたま見た「のど自慢」が面白かったので観ているのだ。アマチュアの人がそれぞれの思いで生バンドを背に歌うのはいいし、好まれている歌がわかるのもよい。

 その「のど自慢」が、新潟県村上市から生放送の4月2日からガラリと変わった。バンドがなくなって、カラオケに変わったのだ。生演奏をバックに歌えないのは残念だと思うが、たぶん経費の削減ではなかろうか。

 司会者も10年続けて来たキャラの濃い小田切千アナウンサーから、広瀬智美アナウンサーと二宮直輝アナウンサーの二人制になり交代で担当する。この日は「のど自慢では初めての女性アナウンサーとなる広瀬智美アナウンサーが務めた。

 テーマソングは葉加瀬太郎がアレンジした新バージョンに変わり、地域に一層密着するために各地のオーケストラの打楽器奏者がシンボルの“鐘”を鳴らすことになった。この日は女性の打楽器奏者が鐘をならした。

 『NHKのど自慢』(最初の番組名は『のど自慢素人音楽会』)がスタートしたのは、終戦からわずか5か月後(!!)の1946年1月19日であった。当時はラジオ放送で子どもの私もよく聞いたものであった。

 1953年3月からはテレビでの放送も開始され、今年は“テレビ放送開始70周年”という節目の年を迎えたのを機に大々的にリニューアルされたのだ。

 過去にも1970年に大改革されている。それまでののど自慢は、歌唱力の高い出場者しか選ばれない“ガチ”のコンペティションという雰囲気が強く、歌自慢の登竜門のような番組だった。

 それが「今週のチャンピオン」に加え、番組を盛り上げた功労者に贈られる「熱演賞」(現在の「特別賞」に相当)を導入したことで、歌唱力の高低だけで評価しない、バラエティーに富んだ『のど自慢』へと生まれ変わったのだ。

 今の出演者はみな歌がうまい。それはカラオケの普及でみんなが歌い込んでいるからであろう。昔は鐘が一つというのもよくあったが、今はほとんどない。大したものである。

「おじいちゃん、おばあちゃんのために歌いたい!」「お世話になった人に感謝を歌で伝えたい!」──、出場者が胸に秘めた思いを吐露して熱唱する光景は、日曜お昼の風物詩であるが、このスタイルはこれからも変わらないようだ。

2023年2月18日 (土)

おもしろくない「どうする家康」

 NHKの大河ドラマ「どうする家康」は、ドラマが始まる前からNHKが度々宣伝をして来た。何とかして視聴者を引き付けようという作戦のようだ。家康にゆかりのある岡崎とか静岡とか岐阜などを別番組で取り上げたりしている。ブラタモリも鶴瓶の家族に乾杯も、名古屋のローカル番組も「どうする家康」と関係づけていた。

 それほどまでにしてこの大河ドラマに視聴者を呼び込もうとしているが、正直言って面白くない。第一回からずっと見ているが何のことか訳が分からない。初めのうちは主役の松本潤はわかるがあとは松重豊ぐらいしか顔を見て分かるのはいないので誰がどの役かというのが分からないのだ。

 それにストーリーが分かりにくい。何をやっているのか理解できないのだ。毎回粗筋をあらかじめ知りたいぐらいである。テレビの番組案内を利用してはいるが。

 「どうする家康」の評判はどうかと思ってネットで調べたら、面白くないという感想が多いようだ。面白くないと感じるのは自分だけでないことが分かった。

 「どうする家康」は題名から見ると、それぞれの決断を要する場面で家康が「どうする」かを描くのだと思われる。題名は悪くはない。

 主役の松本潤はこれまでのところ好演とはいいがたいようだ。これから歳を取っていくに従ってそれに合った演技ができるかいささか心配である。

 とにかく分かりやすく、面白くしてほしい。どうする「どうする家康」

2022年12月18日 (日)

連続テレビ小説「舞い上がれ」で良かったのは

 NHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ」は、福原遥が演じる舞がパイロットになりたいという夢をかなえるために、航空学校に入りパイロットになることができた。その訓練の中で恋人をつくるというおまけまであった。

 ドラマの中で素人の舞たちが訓練を受けて成長していく過程が描かれたので、航空学校の課程がわかりよかった。パイロットがどの様にして養成されるのかが少しはわかった。実際はドラマで描かれた以上に多くのことを学ぶのだろうが、一端を垣間見ることができただけでもよかった。

 航空学校では5人のグループで互いに励まし合いながら学んでいくシステムで担任の指導教官がついて指導を受ける仕組みなのだ。担任教官役の吉川晃司の厳しい大河内教官もはまっていた。教官のパイロットに適性のない人物を落とすのも役目だという言葉が印象的であった。それを見分けるのは大変であろうと思った。

 舞はフライトの練習の中で、滑走路に着陸するのがうまくいかないので特別練習も受けていたが、着陸するには滑走路の真ん中の線に沿って降りなければならないのを初めて知った。

 また飛ぶ前に気象状況や飛行する場所などの事前チェックが大事なのは当然のことだ。

 飛行訓練の映像がよくできていると感心したが、どのようにして撮影したのだろうか。ネットでは実際には飛んでいないと出ていたが、飛んでいるように作ってあるのが素晴らしい。地上で運転する場面を撮影し、窓外の風景は後から加えたのだろうと思うがよくできていた。

 航空学校が北海道の帯広と宮崎に分かれているのはどうしてなのか。舞たちは宮崎で学科の勉強をし、帯広でフライトの訓練を受け、ソロフライトに合格したら、また宮崎に戻ってその上の訓練を受けるようだが、16日のドラマはパイロットの入社試験で終わったので、宮崎のことはわからないままだ。あの訓練だけでジェット機のパイロットになれるとは思われない。くどくなるからその部分を省いたのだろうが少しでも見せて欲しかった。

2022年9月20日 (火)

羽鳥モーニングショー

 コロナ禍が始まるまでテレビの朝のワイドショーは見たことがなかった。コロナが広がり始めて、コロナのことを知りたくてワイドショーを見ようと思った。たまたま見た羽鳥モーニングショーがよかったので、以来今日まで羽鳥モーニングショーを見ている。他のワイドショーは新聞の予告内容を見ると興味がないので見たことはない。

 18日にスマートニュースを見ていたら「谷原章介にはなくて羽鳥慎一にあるもの…朝のワイドショー視聴率の差は縮まらず」という記事を見つけた。羽鳥モーニングショーは人気があるのかと思って読んでみた。

 「フジテレビの朝のワイドショーが谷原章介の『めざまし8』になって間もなく1年半──。テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』を追いかけるため、『とくダネ!』からのリニューアルだったが、いまだ背中も見えない。世帯視聴率は5%前後で、2ケタ台の『モーニングショー』にダブルスコアで置いていかれている。」と書いてあった。そんなに差があるのかと思った。
 

 谷原が羽鳥に追いつけないのは、テレビ雑誌編集デスクによると、「プロの司会者と、司会者という役を演じている俳優の決定的な差」だそうだ。

 羽鳥はアナ歴30年近い大ベテランとは知らなかった。番組の進行だけでなく、その場その場の演出を考えながら司会をしているというのだ。それに対し、谷原は台本(番組進行表)通りに進めるのが上手な司会者と思っている節があるという。

 谷原の司会はNHKの「うたコン」で見ているが、スマートな司会ではある。芸能番組向きなのかもしれない。

 羽鳥モーニングショーには「ザワつく金曜日」の石原良純と長嶋一茂が出ている。どうしてザワ金の二人を出しでいるのか分からないが、言いたいことを言うからだろうか。

 レギュラーの玉川徹が割合ハッキリとコメントするし長嶋がよく絡むのも売りなのかもしれない。

 MCの羽鳥はコメンテーターに順番にコメントを振っているがその辺りのやり方が上手なのであろう。パネルを使った話題の進行も分かりやすくてよい。高齢者に受けるのはよくわかる。

 

2022年8月18日 (木)

不愉快極まりない「ちむどんどん」

 17日のNHK「ちむどんどん」はマルチ商法に巻き込まれたニーニの賢秀が騙されていたことに気づきジャイアントビジネスの元締めの黒岩の所に行く。200万円を返してくれと言ったが返してもらえないのでニーニは暴れる。

 元締めは沖縄の良子のところや暢子の所へ電話をかけて200万円を払うように要求する。暢子は店の資金としておろした200万円をもってニーニがいる、ジャイアントビジネスの元締めの黒岩の事務所に行く。後を追った和彦と幼馴染の智も事務所に入るが暢子を止めることなく、暢子は黒岩に200万円を渡してしまう。ニーニは怒って暴れる。和彦たちも巻き込まれて暴れる。

 ニーニは黒岩に手付金として200万円を払っているので黒岩が200万円払えというのは筋違いである。不思議なのは和彦や智が暢子をとめなかったことである。また警察を呼べばよいのに呼ばなかったことだ。さらにフォンターナの騒ぎのときは三郎が出てきて収めたのに、今回は三郎が出て来なかったのも理解できない。

 結局暴れまくりで終わったのだが、朝ドラとして観ていて不愉快極まりなかった。ニーニが前にも騙されている黒岩にまた騙されたことも分からない。よほどの間抜けなのか、どうしてそんなキャラクターを設定したのかと思う。脚本の羽原大介は失格である。

 この辺りから暢子が念願の店を開いていくことや妹の歌子がどうなるのかやニーニが改心して養豚場の娘と結婚するなどの展開にするとよいと思うのだ。朝ドラに不愉快なハラハラドキドキは要らない。「ちむどんどん」な展開がほしい。

2022年8月 5日 (金)

やっぱり面白くない「ちむどんどん」

 今週のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は暢子の勤めるフォンターナでの大騒動が描かれている。首を切られた元従業員が現れて店の金や大事な登記権利書を盗んだり、それをやくざの男が1000万円で買えとねじこんできたりする。

 オーナーの房子は弁護士に相談するがどうしようもないという。

 3日の放送では店の入り口が壊され、張り紙がされた。フォンターナに対するヤクザの嫌がらせがエスカレート。ついに店内でヤクザ2人が「こんなひどい店に二度と連れてくるな」「この店はカスです」などとわめき、二ツ橋がそのケンカを止めに入る。

 二ツ橋は突っかかってきたヤクザを突き飛ばしてしまう。ヤクザはたいしたケガでもないのに、「骨が折れた」などと騒ぎだし、膨大な慰謝料請求、告訴をちらつかせる。

 順調に繁盛していたフォンターナが、突然大騒動に巻き込まれるという設定だが朝ドラにこういう展開は要らない。暢子や良子や歌子などの家族の生活を普通に描けばよいのだ。その中で「ちむどんどん」するようなエピソードを盛り込んでほしい。

 
 ネットでは吉本新喜劇みたいだというコメントもあったが、ドタバタは朝ドラにふさわしくない。沖縄を舞台に沖縄の背負っているものをスパイスにして日常生活を描けばよいのだ。

 この前にも面白くないと書いたが、これからもそれが続きそうな予感がする。もう収録がおわっているだろうから今更直すことはできまい。 タイトル倒れの「ちむどんどん」である。

 

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