25日、日曜日の午後2時から矢場町のフラリエであった「初夏ライブコンサートに出かけた。知人の松井さんが案内を送ってくれたので楽しみにしていたのだが、すっかり忘れていてウオーキングの時ふと思い出して予定をチェックしたら当日であった。家を出るとき入園料がいるはずだと思い出して慌てて敬老手帳を探して持って行った。
フラリエは以前は「蘭の館」と言っていたが、フラリエに変わったころ行っただけで長い間行ってないので場所も忘れてしまった。ネットで検索して矢場町で降りればよいと分かった。
ところが矢場町駅でどの出口か分からないので案内を見て行ったら、久屋大通の反対側に出てしまった。回り道になったが正面入り口に着いた。様子が以前と違っていた。中に入ると受付には誰もいなかった。変だと思って花屋の人に尋ねたら、事務所に行けばよいと言った。
園内の歩いて行くと会場らしい場所があったので中に入った。すると松井さんが会場の準備をしていた。椅子が運ばれて来て並べられた。
正面にはコンサートのピアノやドラムなどが置いてあった。私は正面の一番前に座った。始まるまでには30分もあったので、園内を見て回った。以前と違ってバーべキューのレストランがあって、大勢の客がバーベキューを楽しんでいた。下の写真の様な楕円形のバーべキューセットでやるのであった。館内には大きなレストランもあってたくさんの客がいた。
ホールに戻るとほぼ満員になっていた。コンサートは無料なのでフリの客もいるかも知れないと思った。後ろの人が「天井が高いので音響は大丈夫か」と言っていた。
2時ちょうどに始まった。この日のライブは、珍しいことにクラッシックとジャズのコラボであった。
第一部は知人の属するアンサンブル・ダムールのお茶の間クラッシックというテーマであった。
ピアノとバイオリンとチェロとフルートのカルテットであった。
愛の挨拶 エルガー
「四季」より春第一楽章 ヴィバルディ
アルハンブルの思い出 タレガ
ピアノ協奏曲第21番第2楽章 モーツアルト
いずれもよく親しまれた曲ばかりであったのでリラックスして聴くことができた。達人ばかりとみえて演奏も素晴らしかった。
第2部はジャズのカプリトーンの演奏であった。曲によってメンバーが変わった。
It's too late キーボード、エレキのベース、サックスのトリオ
シェルブールの雨傘 ピアノ、ベース、サックス
Fly me to the Moon ボーカル、ピアノ、キーボード、ベース、サックス
好きにならずにいられない ボーカル、ピアノ、ベース、ドラム
リベルタンゴ ピアノ、ベース、サックス、ドラム
星に願いを ピアノ、ベース、ドラム、チェロ
A列車で行こう ピアノ、ベース、サックス、ドラム
マイウエイ 同上
ウオーターメロン 同上 この演奏ではジャズらしく、サックスやベースやドラムスのソロがあった。
好きにならずにいられないとマイウエイはカラオケで歌う大好きな曲である。
いずれもおなじみの曲で楽しく聴けた。サックスやドラムスはうまいと思った。ドラムスの奏者はプロだと言っていた。
第3部は アンサンブル・ダムールがお茶の間ポップスと言うテーマで演奏した。
ニューシネマ・パラダイス E。モリコーネ
ガブリエルのオーボエ E.モリコーネ
ワルツ第2番 ショスタコビッチ
アンコールはルロイ・アンダーソンのシンコペーテット・クロック
クラッシックとジャズがどのようにコラボをするのかと思っていたら、演奏者が入れ替わったり加わったりするのであった。ワルツ第2番にドラムスが入ったり、星に願いをにチェロが入ったりしたのだ。
フラリエのような植物に囲まれた中でライブを聴くのはとてもよかった。ジャズとクラッシックがジャンルを超えてコラボしたのもよかった。音響も設備を持ち込んでやっていたのでよかったと思う。
昔、カナダをバックパック旅行した時、各地でライブに出会って聴いたことを思い出した。
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