2週間ほど前、私の友人が、「Windows10へのアップグレードの通知のハガキがきた。どうしたらいい?」と聞いてきた。「アップグレードの予約をしておいたら」と勧めた。その時自分にはまだ通知が来ないがそのうちに来るのかと思って待っていた。
しばらくして、ある日、ふとタスクバーの右下に旗のようなWINDOWSアイコンがあるのに気が付いた。クリックしてみるとWINDOWS10の説明であった。その時はそのままにして後日改めて見ることにした。
6月17日に暇ができたので、予約をしようと思って、そのアイコンをクリックしてみた。出て来たのは「WINDOWS10はこんなにもよいですよ!」という説明が5場面であった。しかし、どこにも予約するところがなかった。
右クリックすると、「WINDOWS10を入手する」というのがあったが、それを開くと、WINDOWS10についての詳しいFAQであった。
その中の「予約の仕方」を見ると、タスクバーのアイコンをクリックして「無償アップグレード」で予約ができると書いてあり、返事がほしい場合は、メールアドレスを入れると書いてあった。
何度か試したが、何度やっても出てくるのは最初と同じものであった。FAQをいろいろ読んで可能なことを試し、予約場面を探したがダメであった。
OSがWINDOWS 7 (SP1)以上と書いてあったので、自分のPCのバージョンを確認したら、WINDOWS 7(SP1)で問題はなかった。
どうしてもダメなのでマイクロソフトのサポートを頼もうと思い、サポートの場所を探した。非常に分かり難いところにあった。
そこには、WINDOWS 搭載のPCを買った人は、メーカーに問い合わせるように書いてあった。私のPCはNECなので、電話を掛けた。
そこで分かったことは、私のPCはWINDOWS 7(sp1)でも、アップグレードしない方がよいということであった。もし、アップグレードすると、対応する仕組みになっていないのでトラブルが生じるというのだ。さらにNECのサポートの対象から外れるとも言った。
マイクロソフトは、WINDOWS7以上のパソコンに、無差別に予約案内を送りつけているのだそうだ。
NECの話では、2013年以降に買ったPCでないとアップグレードできないそうだ。私のは2011年ごろなのでダメなのだ。
WINNDOWS10へのアップグレードに関して、1時間余り悪戦苦闘した結果がこのようなことであった。マイクロソフトは常々サポートが不親切で、しかも有料で高いので使ったことはほとんどない。世界のOSに君臨しているが実に不遜な会社である。こちらは仕方がないから使っているだけなのだ。親切に対応してもらいたい。
これを書いた後、最近2013年製造のWINDOWS 8.1搭載のPCを買った知人がWINDOWS 10へのアップグレードの予約をしたが、メーカーのサポートに確かめたら、アップグレードをしない方がよいと言われた。動作を保障しないというのだ。
WINDOWS 10へのアップグレードは、メーカーに確かめてからやるべきである。
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