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スポーツ

2023年3月23日 (木)

WBC決勝戦でアメリカに勝ち優勝

 21日に行われた野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックは、日本とアメリカで決勝が行われた。WBCでのアメリカとの対戦は初めてであったが、日本が3対2で勝って3大会ぶり3回目の優勝を果たした。

 2回にアメリカがソロホームランで先制した。このままいくのかと思ったら、日本はそのウラ、準決勝でサヨナラ勝ちに貢献した先頭の5番村上宗隆選手が初球のストレートを捉え、ソロホームランで同点に追いついた。村上は前日の準決勝で勝利を呼び込んだがその力が残っていたようでまた「村神サマ」ぶりを見せつけた。

 その後、満塁のチャンスを作って1番ヌートバー選手の内野ゴロの間にランナーがかえり1点を追加して勝ち越した。この日のヌートバ―はヒットがなく貢献したのはこのときだけであった。

 4回ウラに、先頭の岡本和真選手がスライダーを捉えてソロホームランを打って1点を追加し2点リードとなった。

 日本は投手リレーをして、8回には6人目でダルビッシュ有投手がマウンドに上がったが、ワンアウトから5番のシュワーバー選手にホームランを打たれて1点差に迫られた。

 9回には、大谷翔平選手がマウンドに上がった。アメリカに逆転されるかもと頭をよぎった。大谷選手は先頭をフォアボールで出したが、1番のベッツ選手をダブルプレーに打ち取とった。そしてエンジェルスのチームメート、2番トラウト選手との対戦となったが、フルカウントから最後はスライダーで空振り三振を奪って3対2で勝った。締めくくりを二刀流の大谷選手だったのはよっかった。

 この結果、日本は14年ぶり、3大会ぶり3回目の優勝を果たした。今大会のMVP=最優秀選手には日本の大谷翔平選手が選ばれた。日本からMVPが選ばれるのは、第1回と第2回大会で選出された松坂大輔さん以来である。

 普段は野球の中継もほとんどみないが、WBCは全試合を観て楽しませてもらった。侍ジャパンの栗山監督と選手たちありがとう!!

 世界一を祝うシャンパンファイトは、球場内で行われ、栗山監督や選手たちは優勝を記念して作られたTシャツを着て参加した。その様子をテレビの生中継で見たが、何とばかげたことをするのかと思った。シャンパンやビールを大量にかけあうなどすべきではない。優勝に汚点を残したと思った。

2023年3月22日 (水)

WBC準決勝はまるで村神サマのためのシナリオ

 21日に米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)で行われたWBC2023準決勝で、日本は6×―5でメキシコに劇的なサヨナラ勝ちをして22日の決勝戦に進むことを決めた。

 準決勝は観ていて実にもどかしい試合展開であった。先発の佐々木朗希は期待どおりにメキシコを抑えていたが、4回に3ランを打たれてメキシコがリードした。日本は満塁のチャンスがあったにもかかわらず村上が三振するなど、6回までは打線も沈黙して得点を奪えなかった。

 5回からは2番手で日本一と評される山本(オリックス)が登板。何とか無失点で踏ん張った。

 そして3点を追う7回に吉田正(オリックス)が右翼ポール際へ同点の3ランを放った。その後の村上はまたも三振であった。

 直後の8回に山本と後続の湯浅が踏ん張りきれず2失点し2点を追う展開になった。

 8回に代打・山川の左犠飛で追いつき、なおも2死一、二塁のチャンスを作ったが、打撃の天才といわれる近藤が見逃し三振に倒れて勝ち越しのチャンスを逃した。

 9回表にマウンドに立ったは大勢(巨人)が無安打無失点の好投をした。

 9回裏は打順は大谷からであった。大谷は2塁打を放ちさすがだと思った。4番の吉田は四球を選んで出塁。走者は代走の周東に代わった。

 その後の打者があの村上であった。この日はそれまで3三振と凡打で期待外れであった。また三振か凡打でゲームセットかもと思われた。おそらく日本中がそう思ったであろう。

 その村上はなんと左中間フェンス直撃の2塁打を放ち、大谷と周東がかえって劇的な逆転勝ちとなった。

 準決勝は絶えずメキシコがリードし、日本は何度もあったチャンスを生かせず期待外れの展開であったが、最後の最後でいわば土俵際の打っちゃりの勝利であった。これは村上のために用意されていたシナリオだと思わせた。
村上が脚光を浴びたが、その前に吉田が3ランのホームランを放っていたことを忘れてはらない。

 試合後のインタビューでは「何度も三振をして、何度も悔しい思いをして、その中でチームメイトがすごい、点を取ってくれて、助けてくれて。最後に打席が回ってきた。最後、僕が決めましたけど、本当にチーム一丸となった勝ちかなと思っていますし、期待に応えられてよかったです」と劇的な一打を振り返ったがまさにその通りである。

 終ってみれば最後はスカッとした大エンターテイメントであった。

2023年3月15日 (水)

WBCオーストラリア戦

 WBC日本対オーストラリア戦を観た。4日間連続でしかも日本は夜7時からの遅い時間である。選手たちは疲れたのではないだろうか。どうしてこのような日程を組んだのだろうと思った。

 天気予報では次の日は早朝から雨となっていたので、ウオーキングに行かなくてもよいからゆっくり寝ていられると思って、オーストラリア戦を観ることにしたのであった。

 侍ジャパンは今回は後攻であった。初回に大谷選手が先制の3ランを放ったのがさすがであった。大谷選手の見事なホームランが見られてよかった。

 このホームランにエピソードができ、アメリカでは称賛されているとネットニュースにあった。それはホームランボールを運よく拾った女性がそのボールを近くの人達に回したというのだ。アメリカでは絶対にあり得ないことだと驚かれたそうだ。大谷選手のホームランボールは誰でも触ってみたいと思うだろう。
 

 オーストラリア戦は先発の山本由伸投手が4回無失点、8奪三振の好投で、さすが日本球界一の投手であった。これまでの試合で3インニング以上を投げて2塁を踏ませなかったのは大谷選手と山本選手だけだという。

 ヌートバ―選手や吉田選手は期待通りの活躍で、2安打の近藤選手、3安打の中村選手もよかった。4番村上選手は1安打であった。

 日本はシャットアウトするのかと思ったら9回にホームランを打たれて1点とられた。でもそのあと2人を三振に打ち取りゲームセットであった。

 オーストラリアの監督は、大谷選手の大ホームランにやられたと言ったそうだ。

 侍ジャパンは4連勝で準々決勝に進むことができた。次の対戦相手はイタリアである。ニュースによるとアメリカはメキシコに負けたという。

2023年3月14日 (火)

対チェコ戦を観て

 WBCの対チェコ戦を観た。チェコという国で野球をやる人がいるのは知らなかった。選手は皆職業を持っていて監督は精神神経科の医者という。仕事の合間に集まって練習をするそうだ。いわばアマチュアである。そのチェコチームはヨーロッパの予選で勝って東京にきたという。

 WBCのゲームはいつも夜7時開始で、3日目なので見るのをよそうと思ったが、佐々木朗望投手がでるので結局観てしまった。

 チェコは意外に強くて日本のミスもあり、佐々木投手から先制点を入れた。日本は3試合連続で先制点を許したことになる。チェコの投手の球は緩いがなかなか打てなかった。どうなるのかと思ったが、3回に吉田が2塁打を放ち、2点を返した。そのあと山田の適時打でさらに1点を追加した。チェコの投手は大谷から三振を取ったのは生涯の思い出となるであろう。

 ヌートバから始まった4回には3連続打で4点を入れたのでこれで勝つだろうと思った。ブレーキ役の村上は8回にやっと安打を打った。栗山監督はどうして村上を4番に置くのだろうと思った。

 佐々木投手は制限の65球を投げ、8Kを奪って4回で降板した。東北大震災で母親を亡くした佐々木投手が3月11日という震災の日に登板したことも稀有なめぐり合わせであった。東北の人たちに大きな慰めをおくったのはよかた。


 試合を見ながら、チェコの選手たちは大観衆の東京ドームで試合をすることに喜びを感じているだろうと思った。
5回の途中で眠ってしまったようで目が覚めたら11時半であった。

 翌日のネットでチェコのハジム監督のコメントを見た。「4万人超が集まった東京ドームでプレーし、満員の会場でプレーできたこと、この大会で試合ができたことが感激の感情以外にない」と語った。

 さらに「日本で野球は重要な意味を持っている。しっかり見ているファンの温かい視線、励ましが素晴らしく、私たちもそれを感じて頑張った。(日本の)野球ファンのレベル、質も世界一だと思う」と述べた。率直な気持ちであろう。

2023年3月11日 (土)

WBC対中国戦を観た

 WBCが東京ドームで始まった。侍ジャパンの第1戦の相手は中国であった。中国が相手では簡単に勝つだろうと思ったが、二刀流の大谷選手が出るのでそれを見ることにした。

 大谷は先発投手として中国相手に好投をした。それでもヒットを打たれた。打った選手はさぞ嬉しかっただろうと思った。

 中国はいつ頃から野球をやり始めたのか忘れてしまったが、初めのうちは日本から野球を教えに行っていたはずだ。そこから見ると中国はずいぶん上手になったものだと思う。

 日本は満塁のチャンスが何回かあったが、活かせたのは大谷が2塁打を打った時だけであった。ずっと3点のままで追加得点ができなかった。

 先発の大谷が投げられるのは65球までだそうで、大谷は4回45球まで投げて交代した。大谷は160kmの速球を何度か投げて球場がどよめいていた。得意のスライダーが決まっていた。

 6回に中国は戸郷からホームランを打ち1点を入れた。7回に牧がホームランを放ち1点を入れた。結局日本の打線が爆発したのは8回で、大谷のレフト前安打がきっかけで打者一巡し4点を入れた。私は8回まで観て寝床に入った。11時を過ぎていた。

 次の日羽鳥モーニングショーで経過を詳しく振り返っていた。中国の監督は善戦なんてものではなく、互角に戦ったというようなことを言っていた。中国メディアも凄く褒めていたようだ。中国がWBCに参加し立派に戦うようになったのは喜ばしいことだ。

 WBCは19時から始まるので寝るのが遅くなるのが困ることだ。

2022年12月 7日 (水)

善戦したクロアチア戦、PK負けは残念

 サッカーの第22回ワールドカップカタール大会の結晶トーナメント1回戦を観た。対戦相手は前回準優勝のクロアチア代表であった。

 午前零時のキックオフなので、観ようか観ないか迷ったが、結局見逃したら観ることができないので目覚ましをセットして寝た。11時40分に目覚ましが鳴ったので起きてテレビをつけた。今回も放送は東海テレビであった。

 試合が始まり、最初のうちはクロアチアがボールを支配していたので、さすがクロアチア手ごわいぞと思って観ていた。クロアチアの選手は背が高く頭でボールを受けるのがうまい。平均身長は日本より約10m高いようであった。

 でも、日本は頑張って盛り返した。そして前半43分、堂安のクロスのこぼれ球を前田が押し込んでゴール。試合が始まるときのセレモニーで頭がつるつるの選手を見たとき、どういう選手かと思って印象に残っていたのが前田選手であった。

 休憩の時間にトイレに行ったが、便器に座って「これで運が落ちるかも」と思いながら用を足した。

 後半戦はこれまでと違って選手の交代はなく前半戦の選手で闘った。後半10分、クロアチアのペリッチ選手に頭で同点ゴールを決められた。日本にも頭でゴールを狙ったシーンがあったがそれてしまって残念であった。

 注目の選手交代は、64分に長友が出て三苫が入り、前田が出て浅野が入った。74分には堂安が出て、南野が入った。

 日本にもクロアチアにも得点チャンスはあったが得点できず、30分の延長戦に入った。延長戦は前半15分、後半15分であった。双方とも得点ができず、PK戦になると思った。私はPK戦が嫌いなので、何とかして点を入れて決めて欲しいと願いながら観ていた。

 願いもむなしくPK戦となった。ゴールポストは日本のサポーターの前になったのでこれはいいと思った。日本が専攻で始まったが、ゴールできたのは南野だけであった。クロアチアは3人が決めてPK戦に勝ち、ベストエイト進出を決めた。

 日本は悲願のベストエイト進出はできなかったが、本戦でクロアチアと互角に戦ったのが立派であった。日本チームにブラボーを贈りたい。

2022年12月 4日 (日)

スペイン戦でも素晴しい戦いをした日本

 12月2日に行われたワールドカップの日本対スペイン戦を観た。午前4時のキックオフなので目覚ましを3時半に設定しておいた。

 私はいつも4時頃に起きてウオーキングに行くので、4時は普通に起きる時間だ。テレビで中継するチャンネルが分からなかったので、新聞のテレビ欄で見たら東海テレビのようであった。テレビをつけたらコマーシャルをやっていた。

 ゲームが始まってスペインチームはボールを支配して巧みなパス回しをしていた。コスタリカ戦で7点入れて勝ったチームは違うと思った。日本チームに得点のチャンスがあったが得点できず、11分にスペインのアルバロ・モラタにヘディングシュートを決められ先制点を許した。やはりスペインは強いと思った。

 前半戦はスペインのパス回しで手も出ない様子で推移した。でも、スペインも追加点を入れることができなかったのでよかった。

 前半戦が終って休憩の時間はコマーシャルばかりであった。後半戦は選手交代があり、三苫選手と堂安選手とあと一人が入った。開始後トイレに行きたくなったのでトイレに入っていると、開始3分後に堂安選手が同点打を放り込んだ。ドイツ戦でも堂安が得点をしたので凄い選手だと思った。

 そのすぐあとに三苫選手がゴールポスト近くのゴールライン上でボール打を蹴り返し、そのボールを田中選手がゴールに蹴り込んで逆転をした。得点をした田中選手は素晴らしいと思うが、そのボールをゴール線上でけり返して送った三苫選手が凄いと思った。

 この判定はVAR(ビデオ アシスタント レフリー)で判定され有効と認められ、日本の勝利につながった。

 YAHOOニュースによると、このVAR判定に複数の海外メディが疑問視をしたという。オーストリア日刊紙「Kronen Zeitung」(WEB版)は、ゴールライン際で折り返す三笘の姿を様々な角度から撮影した4枚の写真を添付し、「日本の決勝ゴールは正規のものではなかった」とのタイトルで記事を公開したという。
 

 オーストリアのプロリーグで長年にわたり主審を務めてきたトーマス・シュタイナー氏が映像をもとに三笘のプレーを分析。このプレーに対して2つの意見はないとし、ボールはアウトでゴールを与えるべきではなかったとの見解を示したそうだ。
 

 でも、線上の空中でも少しでも線の触れていたらセーフだというからVAR判定のお陰で日本は助かったのだ。
 

 後半戦は前半とは違ってスペインのパス回しに惑わされることはなかった。たたかいは日本のゴール近くのエリアが多かったが、しっかりした防衛で追加点を入れられることがなかった。アディショナルタイムはドイツ戦と同じ7分もあったが日本は耐えて守り切って2-1で勝つことができた。そして自力でグループEを1位で決勝トーナメントに進むことができた。
 

 次はクロアチア戦である。戦前には勝てないと言われたドイツやスペインを破ったのだから強豪クロアチアにも自信をもってぶつかってほしい。

2022年11月29日 (火)

対コスタリカ戦よもやの負け

 第22回サッカーワールドカップ、カタール大会で、一次リーグE組の日本はコスタリカによもやの負けを喫してしまった。しかも、得点できずの0ー1であった。

 対ドイツ戦は夜遅かったので、たまたま目が覚めたアディショナルタイムの7分だけ観ただけであったが、対コスタリカ戦は試合開始が午後7時であったので全部を観ることができた。

 ドイツに2ー0で勝った時は日本中が熱狂した。その様子はテレビで詳しく放映された。テレビはドイツ戦関係の特番ばかり続いた。まるで日本チームが優勝したかのような騒ぎであった。

 私も含めて日本中の人は誰もがコスタリカにも勝つと信じていただろうと思う。世界のメディアもドイツ戦の日本の勝利を褒めたし、森保監督を世界一賢い監督だと褒めたイギリスのメディアもあった。

 日本はこれまでのコスタリカとの試合で3勝0敗であったのは知らなかったが、日本は世界ランキング24位、コスタリカは31位ということで負けるとは思えなかった。

 前半戦は双方とも得点できず後半戦に入ったが、前半戦も後半戦も日本はボールを支配する時間が長いと素人ながら思って観ていた。

 それなのにコスタリカに後半36分、先制点を奪われてしまい、その後日本にも得点チャンスがあったが得点できず終わってしまった。日本のシュート数は14本、コスタリカは4本でたった1本の枠内シュートでやられてしまったのだ。

 森保監督は「相手は勝ちに来る。その思惑を止めながら、攻めに出る」と選手たちに話していたそうだが、コスタリカはスペイン戦で7点もとられて7-0で、負けているので、勝つという意気込みが違ったように見えた。日本選手に体でぶつかって来るのをよく見たし、ファウル数も多かった。

 ドイツ対スペインは1-1の引き分けであったし、ドイツはコスタリカに負けまいと戦うであろう。日本はとにかくスペインに勝つしかない。2日のスペイン戦は早朝4時なので観ることができる。どうなるか楽しみである。

 

2022年8月25日 (木)

真紅の優勝旗の白川越え

 第104回全国高校野球選手権大会で仙台育英と下関国際高校の間で決勝戦が行われた。両チームとも勝てば初優勝であったが、特に仙台育英には東北念願の真紅の優勝旗の白川の関越えがかかっていた。

 下関国際高校は優勝候補筆頭の春の大会優勝校の大阪桐蔭高と準優勝の近江高校を破って決勝まできた。一方仙台育英は愛知の代表名電高校を破り、同じ東北の福島県の聖光学園を破って決勝に進んだ。

 準決勝の組み合わせを見たとき、東北同士の組み合わせは酷だと思った。たしか同じ地方同士は組み合わせないというルールがあったと思うのだが、なくなってしまったのだろうか。

 それはともかく、決勝戦は期待の持てるものであった。私は優勝旗の白川越えを願って仙台育英を応援しながら観た。

 3回までは両チームとも得点がなく、このまま続くのかと思っていたら4回、5回と仙台育英が得点した。6回に下関国際がノーアウトで3塁打を放ってそのあとホームに迎え入れて1点をあげた。でもそのあとチャンスを生かせず1点どまりであった。

 仙台育英は投手を5人も擁し継投で勝ち進んだが、この日の先発斎藤は落ち着いて投球し下関打線を抑えた。

 仙台育英は7回に5点を挙げる猛攻をした。圧巻は岩崎選手の満塁ホームランであった。7回から代わった仙台育英の高橋投手が0点に抑えて仙台育英は見事に優勝を飾った。

 仙台育英の帽子には「野球伝来150年」のステッカーが貼ってあった。野球伝来150年、春夏通算100校目の優勝校となった。一番光ったのは1915年(大正4年)の第一回大会で秋田中学が準優勝になって以来の100年の東北勢の悲願の優勝であった。

 羽鳥モーニングショーで仙台出身の玉川コメンテーターが「東北人でないと分からない感激」と述べていたが、本当にそうだろうと思った。これまで東北勢が9回決勝に進んだがいつも「白川の関越え」が言われていた。

 監督インタビューでの須江監督の言葉「青春って、密なので。でも全国の高校生が苦しい中でも諦めず、努力してきた。みんなに拍手してください」と新型コロナに翻弄された球児たちへの思いを述べたのがよかった。

 仙台育英高の応援団がブルーのメガホンと黄色いボンボンを振っていたのが、ウクライナの国旗と重なってとても印象的であった。気づいてか気づかずかウクライナへの連帯になっていたのがよかった。

2022年2月22日 (火)

ロコ ソアーレの健闘を讃える!

 北京五輪では日本はメダルを18個獲得した。各競技で日本選手が頑張る中で、最終日に英国と決勝戦をしたカーリングのロコ ソアーレは注目を浴び続けた。初戦でスエーデンに敗退したゲームは見なかったが、その後大逆転をした試合をニュースで見て、関心をもった。

 北京五輪でのカーリングは各チームの力が接近していたのか、混戦で展開した。日本代表のロコ ソアーレも厳しい戦いであったが運よくというか、準決勝戦に進むbことができた。

 スイスに負けて泣いていたところへ、韓国が負けたので準決勝進出が伝えられると、飛び上がって喜んでいる姿が印象的であった。

 準決勝は負けたスイスとの試合であったから駄目だろうと思っていたら、熱戦の末勝って、決勝進出と銀メダル以上を確定した。

 五輪最終日に行われた英国との決勝戦は、因縁の試合であった。平晶五輪で日本は英国に勝って銅メダルであった。その英国と金メダルを争うことになったのだ。ロコ ソアーレは英国とは予選で負けていた。スイスの時のように勝つことができれば金メダルであった。

 しかし、第一エンドに2点を入れられ、その後1点、2点と返したが、英国はさらに点を加え、4点をとったエンドもあって差が大きく開いた。

 結局第10エンドにギブアップし、将棋で言うなら投了をして10対3で負けた。会見で選手たちは悔しさがあると言っていたが、コメンテーターたちはロコ ソアーレの健闘を讃えていた。

 試合後日本選手と英国選手はお互いを讃えあっていたのが印象的であった。スノーボードでも互いに対戦した相手と讃え合う場面が見られたが、とてもよいことであると思った。

 決勝戦は僅差の試合を予想していたが、大差で負けたのは残念であった。でも、ロコ ソアーレの各選手は非常に印象に残った。

 カーリングのルールを知らないので、テレビの中継を観ただけであったが、頭脳を使う部分が大きく、またストーンを投げ、それを運ぶ技術も細かいものが要求されるスポーツだと分かった。

 ロコ ソアーレの活躍によって、カーリングという競技が日本や世界に大きく認知されたことだろう。

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