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スポーツ

2022年8月25日 (木)

真紅の優勝旗の白川越え

 第104回全国高校野球選手権大会で仙台育英と下関国際高校の間で決勝戦が行われた。両チームとも勝てば初優勝であったが、特に仙台育英には東北念願の真紅の優勝旗の白川の関越えがかかっていた。

 下関国際高校は優勝候補筆頭の春の大会優勝校の大阪桐蔭高と準優勝の近江高校を破って決勝まできた。一方仙台育英は愛知の代表名電高校を破り、同じ東北の福島県の聖光学園を破って決勝に進んだ。

 準決勝の組み合わせを見たとき、東北同士の組み合わせは酷だと思った。たしか同じ地方同士は組み合わせないというルールがあったと思うのだが、なくなってしまったのだろうか。

 それはともかく、決勝戦は期待の持てるものであった。私は優勝旗の白川越えを願って仙台育英を応援しながら観た。

 3回までは両チームとも得点がなく、このまま続くのかと思っていたら4回、5回と仙台育英が得点した。6回に下関国際がノーアウトで3塁打を放ってそのあとホームに迎え入れて1点をあげた。でもそのあとチャンスを生かせず1点どまりであった。

 仙台育英は投手を5人も擁し継投で勝ち進んだが、この日の先発斎藤は落ち着いて投球し下関打線を抑えた。

 仙台育英は7回に5点を挙げる猛攻をした。圧巻は岩崎選手の満塁ホームランであった。7回から代わった仙台育英の高橋投手が0点に抑えて仙台育英は見事に優勝を飾った。

 仙台育英の帽子には「野球伝来150年」のステッカーが貼ってあった。野球伝来150年、春夏通算100校目の優勝校となった。一番光ったのは1915年(大正4年)の第一回大会で秋田中学が準優勝になって以来の100年の東北勢の悲願の優勝であった。

 羽鳥モーニングショーで仙台出身の玉川コメンテーターが「東北人でないと分からない感激」と述べていたが、本当にそうだろうと思った。これまで東北勢が9回決勝に進んだがいつも「白川の関越え」が言われていた。

 監督インタビューでの須江監督の言葉「青春って、密なので。でも全国の高校生が苦しい中でも諦めず、努力してきた。みんなに拍手してください」と新型コロナに翻弄された球児たちへの思いを述べたのがよかった。

 仙台育英高の応援団がブルーのメガホンと黄色いボンボンを振っていたのが、ウクライナの国旗と重なってとても印象的であった。気づいてか気づかずかウクライナへの連帯になっていたのがよかった。

2022年2月22日 (火)

ロコ ソアーレの健闘を讃える!

 北京五輪では日本はメダルを18個獲得した。各競技で日本選手が頑張る中で、最終日に英国と決勝戦をしたカーリングのロコ ソアーレは注目を浴び続けた。初戦でスエーデンに敗退したゲームは見なかったが、その後大逆転をした試合をニュースで見て、関心をもった。

 北京五輪でのカーリングは各チームの力が接近していたのか、混戦で展開した。日本代表のロコ ソアーレも厳しい戦いであったが運よくというか、準決勝戦に進むbことができた。

 スイスに負けて泣いていたところへ、韓国が負けたので準決勝進出が伝えられると、飛び上がって喜んでいる姿が印象的であった。

 準決勝は負けたスイスとの試合であったから駄目だろうと思っていたら、熱戦の末勝って、決勝進出と銀メダル以上を確定した。

 五輪最終日に行われた英国との決勝戦は、因縁の試合であった。平晶五輪で日本は英国に勝って銅メダルであった。その英国と金メダルを争うことになったのだ。ロコ ソアーレは英国とは予選で負けていた。スイスの時のように勝つことができれば金メダルであった。

 しかし、第一エンドに2点を入れられ、その後1点、2点と返したが、英国はさらに点を加え、4点をとったエンドもあって差が大きく開いた。

 結局第10エンドにギブアップし、将棋で言うなら投了をして10対3で負けた。会見で選手たちは悔しさがあると言っていたが、コメンテーターたちはロコ ソアーレの健闘を讃えていた。

 試合後日本選手と英国選手はお互いを讃えあっていたのが印象的であった。スノーボードでも互いに対戦した相手と讃え合う場面が見られたが、とてもよいことであると思った。

 決勝戦は僅差の試合を予想していたが、大差で負けたのは残念であった。でも、ロコ ソアーレの各選手は非常に印象に残った。

 カーリングのルールを知らないので、テレビの中継を観ただけであったが、頭脳を使う部分が大きく、またストーンを投げ、それを運ぶ技術も細かいものが要求されるスポーツだと分かった。

 ロコ ソアーレの活躍によって、カーリングという競技が日本や世界に大きく認知されたことだろう。

2022年2月12日 (土)

再び、高梨選手の失格について

 高梨選手がスキージャンプ混合団体で失格した問題は外野の我々にも大ショックであった。しかも、高梨選手だけでなくドイツなどの4選手も失格という異常な展開となった。

 最大の疑問は、5日に行われた女子個人戦で5人とも同じスーツを着ていたにもかかわらず、失格になっていなかったことだ。

 試合後マテリアルコントロール(道具チェック)責任者でポーランド人女性のアガ・ボンチフスカ氏は「新たな測定の手順は一切踏んでいない」と主張していた。

 同種目で世界選手権を4連覇しながら、失格の影響で五輪初代王者を逃したドイツでは、ほぼ原因を断定した。女子選手の測定に、通常はいないはずの男性コントローラーが突然介入し、大混乱を招いたというのだ。

 2002年ソルトレークシティー五輪団体金メダリストのスベン・ハンナバルト氏は、女子のスーツ測定に男子担当者が〝介入〟したことを挙げたという。

 団体戦で着用したスーツは個人戦で女性のコントローラーがOKを出したものだったが、団体戦では男性コントローラーが違うやり方で測定したことから今回の大混乱が起きたと指摘したという。
 

 通常ならマテリアルコントローラーは男子種目には男性、女子種目には女性が担当。しかし今回の混合団体では、男性コントローラーが突然、女子の測定にもついてきたという。
 

 この男性担当者は、非常に厳格な測定で知られるフィンランド人のミカ・ユッカラ氏。ハンナバルト氏は、ユッカラがルール厳守を示すのはいいことだが、よりによって五輪でこの厳しさは…。女子選手にとって厳しすぎた。試合の1日か2日前に、ユッカラが『自分のガイドラインに従って適切にコントロールする』と、女性たちに伝えるべきだった。または女子には女性のコントローラーがつき、ユッカラはいつも通り男子をコントロールすべきだった」と猛批判したそうだ。

 男性コントローラーが介入したのにはどんな意図があるのか。今回のチェックは競技後に行われたが、チェックは競技前に行われることもあるようだ。失格とならないようにチェックの仕方を変えるべきであろう。

 高梨選手はインスタグラムに、真っ黒な画面とともに、謝罪の文を投稿した。それを読むと高梨選手は失格をすべて自分の責任だと背負い込んでいる。私はそうは思わない。検査のやり方とか、スタッフのチェックミスなど外的な要因によるものである。高梨選手にはこの悲運から立ち上がってほしい。

 国際スキー連盟やIOCは今回の事件を徹底的に解明すべきである。

 なお、今回のチェックをした女性コントローラのアガ・ボンチフスカは、ジャーナリズムのインタビューに、日本代表チームが示した真摯なリアクションに対して「日本人は文句のひとつも言わない。間違いを認め、ちゃんと謝罪をしてくれます。これ以上なんら問題にはならないだろうと思います」とコメントした。一方でドイツなど他の3か国に関しては、「日本とは状況が違います。彼らは結果を引き出すために、なにが起こったのかを徹底的に問い詰めます。それはとても感情的なものなのです」と説明したそうだ。

 日本もいい子ぶっていないで欧米のように厳重に抗議をすべきであろう。高梨選手には何のミスもないのだ。

2022年2月 9日 (水)

高梨選手ら失格続出に驚く

 北京冬季五輪の7日、新競技のスキージャンプ混合団体で,日本の先陣を切った高梨沙羅選手が、スーツ規定違反となって失格し号泣した。第1回目の滑りで103mの好記録を出しただけに、その心中は察するに余りがある。

 全日本スキー連盟のガイドラインによると、選手は下着一枚で両腕を水平に広げ、股下や体の周りなどあらゆる場所を計測され、スーツ寸法と体のサイズが一致しないといけない。誤差は数センチと厳しい。遠征で体がやせて、スーツ違反になることもあるという。

 この日の高梨は、スーツの両大腿の部分が規定より2cm大きいと判断されてしまったのだ。高梨のスーツは2日前に跳んだノーマルヒルと同じスーツであった。それで痩せてしまった可能性があると言われる。

 スキーのジャンプにそんな厳しい規定があるとは知らなかった。羽鳥モーニングショーでは船木氏が様々な細かい規定があり、どの規定が審査されるかはその時になってみないと分からないと言っていた。

 高梨選手は小林ら仲間に励まされ2回目に臨んだ。スタート台の高梨選手のゴーグルの下の目がうるんでいた。高梨選手は見事に98.5mを跳んだ。
 

 小林陵選手は本当にすごいと感嘆し、跳び終わった高梨に駆け寄って抱きしめていた。日本選手だけでなく、ライバルの選手たちも抱きしめていた。

 この日は高梨だけでなく、その後オーストリア、ドイツと続々失格者が出て日本は8位になり、上位8位までの2回目に滑り込むことができた。2回目でも、1回目2位でメダル争いしていたノルウェー選手に失格者が出た。

 今回の競技でスーツの規定違反が続出したことについて、ドイツの元コーチや、選手やメディアなどから既定の扱いについて疑問視する声が上がっているが、当然のことだと思う。

 

2022年2月 7日 (月)

北京五輪をテレビで観て

 北京五輪が始まってテレビで競技などを観ることがある。開会式は録画をしておいたが、次の日の朝メーテレで放送したのでそれを観た。鳥の巣と呼ばれる国家競技場で行われた開会セレモニーは、前の夏の大会のときのど派手さはなく、有名人を使わず、全員一般人でやったそうだがそれもよかった。

 聖火の最終ランナーに新疆ウイグル出身の選手が出ていたが、人権問題で米国などから外交的ボイコットをされたことに対するものであろう。

 「一起向未来」というスローガンは、国内向けであろうが、世界の向けてのものでもあると思った。ただ、台湾を「中国台北」と呼んだことで台湾は反発したようだ。

 聖火台は雪の結晶のオブジェに持ってきたトーチが置かれたのでびっくりした。でもよいアイディアである。石油も消費が少なくて済む。

 競技が始まって、女子のアイスホッケーがスエーデンに勝った試合を見た。アイスダンスも日本選手の演技を見たが、華麗なダンスでよかった。高木選手が出た3000mは6位に終わったが、このあと高木選手の得意な種目があるのでメダルを取ってほしい。


 モーグルは堀島選手が銅メダルを取ってメダル第一号となった。高梨選手などが出た女子のジャンプも見たが、残念ながらメダルに届かなかった。長野で行われたスキージャンプ台を見学したことがあるが、上からスロープを見下ろしたとき、こんなところをよく滑れるものだと思った。高いところのが苦手なので、脚がすくんだ。

 ジャンプも凄いと思うが、モーグルやスノボーはその何倍も凄い。スキー板を履いたまま高く飛び上がり、くるくると回って降りるという演技はようやれるものだと思う。

 スノボーも危険な競技だ。女子も男子も観たが、細いレールの上を滑ったり、空中高く飛び上がり4回転もしたり、信じられないようなことをする競技だ。サンデーモーニングの「喝」で張本氏が「あんな危険なことをよくやるな」と言っていたのを思い出す。

 アイスダンスでも、女性を放り上げて回転させる場面があるが、あれもよくやれるなと思う。

 危険な競技から始まったが選手たちの真剣な競技を観るのが楽しみである。

2022年2月 5日 (土)

人工雪の北京五輪

 2月4日に北京冬季五輪が始まった。冬季五輪は氷上と雪上で行われるが、氷上は室内の人工氷のスケートリンクで行われる。室外で行われるスキーなどは雪がなくてはできない。

 ところがちょっと前にテレビで、北京は自然の降雪が少ないので、ほとんどが人工降雪機による雪で行われると知って驚いた。わざわざ人工の雪を作らなくても自然の雪が降る所で行えばよいのにと思ったのだ。

 4日の朝日新聞「天声人語」は人工降雪を取り上げていた。国際オリンピック委員会は年間降雪量が最小限で、人工雪に完全に依存するだろう」と述べたそうだ。北京は雪が少ないのが分かっていて冬季オリンピックを開催したのだ。

 人工降雪には莫大な水と電力を消費するという。それはそうだろう。室内リンクを凍らせるのと違って、自然の山に雪を降らせて覆いつくすのだ。そうまでして冬季五輪を雪のない国でやらなくてはならないのだろうか。習近平氏は準備万端整えて素晴らしい五輪をお見せすると胸を張っていた。中国は国威をかけて開催をするのだ。

 最近なにかにつけて「SDGs」が叫ばれている。そんな時代に真逆な人工雪を使っていいものだろうか、大いに疑問に思う。

 人工雪は硬くて滑りやすく選手のケガも多いという。選手にはくれぐれも気を付けて雪上の競技してもらいたい。

 天声人語子は「五輪選手が人工の雪山を滑るような未来は、見たくない」と結んでいるが、北京五輪を婉曲に皮肉ったものであろう。

 冬季五輪が終わったら、最低でも人工降雪にかかった電力や水などの量と金額を明らかにしてほしい。

2021年9月 7日 (火)

東京パラリンピック閉幕

 前回の東京パラリンピックから57年ぶりの東京パラリンピックが5日、13日間の熱戦の幕を閉じた。世界162の国や地域から約4400選手が参加した。

 22競技539種目あった。身体障害は肢体不自由、視覚障害、知的障害などが障害の軽重によって細かくクラス分けがされたので種類が多かったのだ。

 開会式に始まり、連日NHKで放映される競技の中からピックアップして観、閉会式も最後まで観た。539種目の中で観たのは、ゴールボール、男女車椅子バスケット、車椅子ラグビー、車椅子テニス、シッティングバレー、陸上競技、水泳、マラソン、トライアスロンの一部、ボッチャ・・・などであった。

 乗馬やフェンシング、射撃、カヌーなど観ることができなかったのもたくさんあった。

 パラリンピックには健常者のスポーツにない種目もあることを知った。バレーや高跳びなどはできないだろうと思っていたが、シッティングバレーという形であったし、高跳びもニュースであったことを知った。他にいも知らない競技種目があるだろう。

 結果的にはほんの一部しか観られなかったのだが、障害を持つ選手たちが必死に頑張っている姿を観て感動した。

 最終日のマラソンでは障害によって分けられた選手たちが男女一緒にスタートし、東京の街のコースを健常者と同じ42.195km走った。沿道では声援を送る人の姿もあった。

 女子の道下選手は見事に逆転して伴走者とともにトップで競技場に戻ってきて、金メダルを取った。男子選手も堀越選手、永田選手が銅メダルであった。道下選手は46歳だと聞いたが、このマラソンでは日本選手最高齢の66歳の西島さんが8位に入賞した。信じられないような素晴しいことであった。

 バトミントンは東京五輪では金メダル、銀メダル確実と言われていたのにシングルもダブルも期待に外れた。パラリンピックでは各選手が大活躍で男女とも金・銀などのメダルを多数獲得した。女子の里見選手の活躍は目を引いた。東京五輪でバドミントンが金に輝いていたら、パラとともに世界に名を轟かせたはずだ。

 パラリンピックでは健常者と違い年齢の高い人の活躍も目立った。その幅の広さが素晴らしいと思った。

 人は年齢と共に身体機能が衰えていく。高齢になると誰でもがどこかに障害を持つようになる。パラの選手の障害を聞くと、健常者であって障碍者になった人が多かった。健常者もいつ障碍者になるやもしれぬ。パラでの障碍者の活躍ぶりを見ると健常と障害の違いは何なのかと思う。現に男子走り幅跳びなどで健常者を凌ぐ選手も現れている。東京五輪参加を希望して断られたパラの選手もいたという。近い将来には区別がなくなるかも知れない。

 テレビによって日本中の多くの人が同じ画面を観ただろう。その点ではコロナのお陰で観戦の公平性が保たれたということができる。パラリンピックを観ることによって多様性とか共生とかについて目を開かれることができたと思う。

 

 

2021年9月 3日 (金)

男女とも決勝進出の車椅子テニス

 9月2日に車椅子テニスの準決勝があった。たまたま昼のニュースを観るためにテレビを付けたら、女子の準決勝があった。日本の上池選手が出るので見ることにした。

 女子の車椅子テニスのダブルスは前日オランダと準決勝の試合をして負けてしまった。その試合も観たのだが、日本が健闘したにもかかわらずオランダの方だ少し勝っていて残念であった。

 その試合にい出ていたオランダの選手が上池の相手であった。何としても上池選手に勝って欲しいと思いながら観た。
さすがに手に汗を握る接戦であったが、上池選手が勝って決勝進出と銀メダルを確定した。

 車椅子テニスのルールを知らないので「?」と思うこともあったが、車いすを動かして相手のボールを正確に打ち返すので凄いと思いながら観た。

 女子のテニスが終わった後、男子の車椅子テニス準決勝があることを知り、続けて観ることにした。

 男子は国枝慎吾選手で、これまでに金メダルを取ったことがあると言っていたが、相手のイギリスのリード選手はリオネジャネイロでの金メダルの選手と聞いてこれは難しいかなと思ったが、国枝選手は過去にリード選手に勝っている数が多いと言ったのでいい試合になるだろうと思った。
 

 女子が決勝に進出したので、男子も決勝進出するのを期待して観た。国枝選手は37歳、リード選手は29歳と言っていたが国枝選手はよく頑張っていた。上池選手も素晴らしい動きであったが、国枝選手は男子なので力強さがあった。

 結局前回金メダルの選手にストレートで勝って決勝進出と銀メダルを確定した。これで男女ともに決勝に進んだので心から良かったと思った。

 上池選手はダブルスで闘ったオランダの選手と、国枝選手の相手は誰か知らないが、金メダルを目指しての奮闘を期待したい。

 車椅子に乗っているというだけで、どこに障害があるの?と思わせるラケットのさばきに感心させられるばかりであった。
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2021年8月30日 (月)

大きな感動を与えてくれるパラリンピック

 東京パラリンピックが始まって、放映されるいろいろな競技を見ている。障害の程度に応じて細かく分けられているようだが、詳細は分からない。見て分かるのは肉体的に障害がある選手である。

 水泳の背泳で山田美幸選手が両腕がないので脚だけを使ってすごいスピードで泳いで銀メダルを獲得した。男子のバタフライでも両手がない日向楓選手がが両足だけで泳いで7位に入賞した。

 女子走り幅跳びの中西摩耶選手は片足が競技用義足、高桑早生選手は両足が義足であった。

 100m、200mなどの走る競技でも義足で素晴らしいスピードで走る姿を見ると凄いと見とれる。

 目が不自由な選手は見た目は分かり難いが、光が入らないように眼帯をつけている重度の選手は分かる。全盲の選手でも全力で走ったり、跳んだりするのを見ると感心するばかりである。

 男子5000mで唐沢選手が銀メダル、和田選手が銅メダルを取ったが、この競技はガイド付きであった。目が見えないのでガイドに伴走をしてもらうのであった。中国選手が金メダルを取った400mでもガイド付きでやっていた。

 水泳や陸上だけでなく、車いすを操るゴールボールやバスケットなども観たが、その巧みな動きに見入った。

 個人競技ではアナウンサーがその選手の身体障碍の原因を説明していた。生まれつきという可哀そうな人もいるが、健常者に生まれても途中で事故により身体障碍者になるケースも多いことを知った。

 パラリンピックを観るまで身体障碍者を見るのは街中だけであり、身体活動をしている姿を見ることはなかった。パラリンピックにより競技者として健常者と変わらない活動をする姿を観てそのすごさに感動するのみである。

 私など運動はまったくできないし、唯一できる水泳でも我流である。しかも、飛び込みが苦手でできない。両腕がない選手が頭から飛び込んでいるのを観て驚いた。

 選手たちは並々ならぬ努力を積み重ねて自分を鍛え上げてパラリンピックに参加し、活躍する姿によって観る人に感動を与えてくれるのだ。

 東京五輪では活躍した選手が大きく取り上げられた。それに比べるとパラリンピックではメディアの扱いも小さい。マイナーなスポーツになっていると感じる。記録という点で比べれば障碍者の記録は健常者の記録には及ばない。だからと言ってパラの選手が劣るとは決して言えないと思うのだ。観る人に与える感動点というものがあるとすればパラリンピックは五輪より上だと思うのだが。

2021年8月10日 (火)

長かった閉会式

 閉会式のテレビ中継は最後まで見るつもりはなかったが、なんとなく見てしまった。前回の東京五輪の時は、開会式の整然とした選手入場に対して、閉会式ではリラックスした選手入場でその対比が今も頭に残っている。

 今回の選手入場は各国とも活躍した選手が旗手を務めて数人の人がグループで入場し、その後選手が入場した。コロナ禍とあって省いた入場となったのはやむを得ないとは思う。

 閉会式で行われた東京スカパラダイスオーケストラの演奏をバックにしたリフティング、縄跳び、けん玉、スケートボードなどのパフォーマンスは、「東京の昼下がりの公園」の様子を再現したものだという。佐藤健作氏による日本の和太鼓演奏、ダンサー・アオイヤマダさんのソロダンス、東京音頭などもあった。
 

 五輪旗が小池百合子都知事から3年後の開催地・パリのイダルゴ市長に引き継がれ、橋本聖子組織委員会会長、IOCのトーマス・バッハ会長が挨拶したが、二人の挨拶は長く退屈を誘うものであった。開会式で「長い!」と苦情が出たそうだがその反省が見られなかった。

 外国の選手たちは次々と寝そべっていたという。閉会式の途中で選手村に帰る選手も多かったそうだ。日本の選手は真面目に聞いていたようだが。

 最後は俳優の大竹しのぶさんが子供たちと一緒に登場し、宮沢賢治作曲作詞の「星めぐりの歌」を合唱し、会場を踊って回っていたが、このパフォーマンスの意味が分からなかった。ネットでは「日本人を含めて世界の人達はこの演出の意味が全く分からない」(スポーツ紙記者)というコメントがあったので、やはりそうなのかと思った。

 このパフォーマンスの最後に聖火台の火が静かに消えた。聖火を消すと注目させると思っていたので意外であった。

 次の開催地パリを紹介する映像は録画やCGを使ったものだと思うが、ちょっと長すぎた。

 閉会式で驚いたのは白いものが舞い上がってきて最後に白い五輪マークになったことであったが、ネットにはテレビのための映像で会場の人たちには見ることができなかったと言っていた。なんだ、そうなのかとがっかりした。

 SNSでは閉会式が地味だと不評のようだが、コロナ禍の中無観客でもあり仕方がないことで私は地味でよかったと思っている。早く終われと思いながら見てしまったが、2時間15分は確かに長かった。

 

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