自民党総裁選
派閥のしばりがなくなったということで、9人も立候補した自民党総裁選挙は決選投票で石破氏が当選した。
その前の投票では無派閥の高市氏が1位で同じく無派閥の石破氏が2位、注目されていた小泉氏は3位であった。高市氏が決選投票で敗れたのは高市氏が安倍そのもののウルトラ右翼であったからだと思う。彼女が安倍路線でなければ総裁になっていただろう。
小泉氏は女性週間誌が盛んに本命だと持ち上げていたが蓋を開けてみれば決選投票にも残れなかった。
総裁になった石破茂氏はこれまでに4回も立候補し、今回で5回目であった。3度目の正直という言葉があるが懲りずに5回も立候補しての当選は、サンデーモーニング流に言えばアッパレである。諦めるなという見本として道徳の教科書に載るかもしれない?小泉氏を推していた女性週間誌は喝である。
石破総裁になっても自民党の体質は変わらないであろう。石破総裁は10月1日の国会で首相に選ばれるが、どんな政権をつくって行くのか。金権や裏金問題にメスを入れることはないであろう。統一教会との関係についても同様である。ここは野党に頑張ってもらうしかない。
今秋にも衆議院解散 総選挙があると予想されている。有権者は岸田首相が辞めて9人の立候補で争った総裁選に目をくらませられてはいけない。各政党の主張をよく見て1票を投じるべきだ。
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