旧統一教会と自民党の関係の朝日新聞のスクープ
17日の朝日新聞1面トップ記事は、「安倍氏、旧統一教会長と面談か」というスクープであった。2013年6月30日に自民党本部の総裁応接室で撮影されたとされる写真を掲げた。
リードには、「安倍晋三首相(当時)が2013年参議院選直前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談していたとみられることが複数の関係者への取材でわかった。自民党の萩生田紘一・元経済産業相や岸信夫・元防衛相、教団の友好団体トップらが同席。」とある。
記事によると、自民党は「党として教団との組織的な関係はない」と繰り返してきたが、疑義は深まるばかりである。自民党は旧統一教会との関係を調査すらせずあいまいにしてきた。安倍元首相が銃殺される羽目になってもだんまりを決め込んだ。
朝日新聞は、自民党総裁の候補者は「国民の信頼を取り戻す」こえをそろえるが、党と教団の関係を検証することこそが、信頼を取り戻す1歩だと指摘する。
自民党の裏金問題だけでなく、安倍氏の祖父の岸信介氏から始まった旧統一教会との関係を洗い出すことが信頼回復への道であろう。
自民党総裁候補は早い時期での衆院解散・総選挙をするつもりのようだ。これらの問題をうやむやにしたまま選挙をすることが有利だと考えているのだろう。国民は誤魔化されてはいけない。
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安倍長期政権時にはヤフーなどのネットニュースのコメント欄には政権をヨイショしてやまない、そして政権に批判的なコメントを叩いてやまない人達がたくさんいた。うわさでは官房機密費から謝礼をもらっているのではないか、などとささやかれたりもした
このニュースが出ると早くも、朝日新聞はフェイクニュースを流すのが得意だから根拠のない情報だ、等々、しばらくおとなしくしていたヨイショ屋さんが登場している。
しかし肝心の自民党から「根も葉もない情報だ」と抗議する様子はない。いくら幹事長も官房長官も総裁選で忙しいといっても自民党には広報担当者がいるだろう。こんな日本の命運にかかわる根本的な問題に即刻反応しないというのは、反応できない事情があるのだろう。
総裁選で誰かを不利にするための意図的な情報だ、などと言っている人もいるが、誰かどころか候補者全員が統一教会とズブズブなのに有利も不利もない。
日本を服従させることを布教の目的にしている団体と一蓮托生の政府与党など世界中をさがしてもあるまい。そういう政党に一票を投じている国民も少しはおどろいてほしい。
投稿: たりらりら | 2024年9月19日 (木) 10時54分