今年は見られない山崎川の彼岸花
山崎川のウオーキングで楽しみにしているひとつは彼岸花の開花である。彼岸花の名の通り、彼岸の中日近くになると突然茎が伸びて出て赤い彼岸花もしくは白っぽい花を咲かせる。
山崎川の石川大橋を上流に通りすぎたところに、毎年彼岸花が咲くところがあるのだが、今年はそれらしい気配も見ることができない。おとといは彼岸の中日なので例年なら見ることができるのだが、咲いていなかった。
おそらく、山崎川沿いの雑草を刈り取っている業者が彼岸花を球根ごと抜き取ってしまったのではないかと推察している。
この日のサンデーモーニングでは大きな彼岸花をあしらっていた。彼岸花は曼殊沙華という素敵な名を持っているが不吉なイメージも与えられている。それは古くから墓地の近くで植えられてきたからだと言われる。たしかに子どもの頃住んでいた新宮市では広角の山に大きな墓地があり、そこに彼岸花が咲いていた。
また、食べると死後の世界に行ってしまうという迷信が存在するのも不吉の原因になっているともいう。
彼岸花は毒を持っていると言われるが、毒は球根にあるようだ。食べることはないと思う。こどものころかぶれると言われたことがあった。実際に彼岸花を摘むことはなかったのでかぶれたことはない。あの赤い花がいろいろな説をうむのであろう。
彼岸花を逆手にとって名所にしたところが愛知県半田市の矢勝川ぞいにある。新見南吉の有名な「ごんぎつね」の里である。土地の人たちが彼岸花を育てて人が見に来るようにしている。ちょうど今は見ごろだと思う。私も昔行ったことがあるが添てもきれいな眺めであった。
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