デフレ脱却を目指すというが
デフレは1990年代から約30年続いたという。岸田政権は「デフレ脱却」の宣言を模索してきた。安倍政権時代から目標とされた物価上昇率が2%を超えた。逆にインフレになりつつあると言われる。
年金生活者としてはデフレはよかった。賃金と違って年金はそれほどふえないから。この頃のように物価が上がると家計にもろに響く。
2022年春から始まった消費者物価の2%以上の上昇は、コロナ禍の終息やウクライナ戦争によって世界的な原材料高が進んだ影響が大きいと朝日新聞は書いている。実質賃金も今年5月まで26カ月連続で前年同月より減ったという。
我が家では私が買い物に行くので、スーパーに行くたびに野菜や果物や肉や水産物などの値段が気になる。このところずっと値上がりしている。1800円ぐらいで買えた米も3000円近くまで大きく値上がりした。昨年はまだ買うことができた桃や巨峰や梨なども気楽には買えないでいる。98円で買えていた食パンは138円になった。米と言いパンと言い主食がこれでは困ってしまう。
政府はデフレ脱却宣言をしたいようだが、年金生活者はデフレでよい。こんなことを言うと日本の経済はどうなるのか分かっているのかと言われそうだが。
我われ庶民には裏金もキックバックもない。自民党の連中は裏金とキックバックで恩恵に浴してきたのでその解明には及び腰である。岸田総裁は責任を取って総裁選には出ないと言ったが、それで終わりにしようとしている。
与党よりはるかに議席の少ない野党だが協力して国民の生活を守る政策を打ち出し、政権交代を目指してほしい。
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