エノコログサの群生地があった
ウオーキングの道筋でエノコログサを見かける。繁殖力が強いのかコンクリートの道のちょっとしたところにも生えている。我が家の近所でもエノコログサがたくさん生えている。
驚いたのは、山崎川沿いにある名古屋市か愛知県の造成地でエノコログサが群生していることである。グランドぐらいの広い土地にエノコログサが一面に生えているのだ。。(下の写真)
エノコログサは猫じゃらしとも呼ばれ、子どもの頃にこの草で遊んだものである。猫をじゃらして遊ぶとおもしろい。エノコログサという名前を知ったのは大人になってからである。
ネットで調べたら、中国語で狗尾草(イヌの尾の草)、英語ではgreen foxtail (緑色のキツネの尾の草)、奈良時代の平城宮東方官衙地区でも生えていたそうだ。 このエノコログサ、実は、中国の華北地方での代表的な雑穀であるアワの原種だという。
食用とする場合、エノコログサは脱粒しやすいのではたきなどで叩き落とし、ざるで受けるのがよい。 脱穀したのちすり鉢ですりつぶし、水選する。 食べるときはアワと同様、粒のままでも製粉しても食べられるとあった。
アワの原種だというが、あの食糧難の戦時中でも誰も食べなかった。食べられるとは思っていなかったのだろう。
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