ガザの被害に心が痛む。イスラエルは即時停戦を!
8日の朝日新聞はパレスチナ自治区のガザ地区のイスラエルによる攻撃での被害状況を報じた。
イスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まって7日で0カ月が経った。ガザ保健省の発表によると、死者数は3万9677人で、負傷者数は9万1645人に上るという。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ガザにいるとみられる約210万人のうち、避難民となっているのは約190万人に上り,人口の9割に当たるという。
イスラエル軍の攻撃が続く中、子どもや女性の犠牲も増える一方である。OCHが求めた情報によると、6月末現在でっ身元の総裁の分かった死者2万8185人のうち、子どもは9351人、女性は5320人に上った。
子どもや女性はハマスではなく、非戦闘員だ。彼らはイスラエルの無差別攻撃によるジェノサイドで殺されたのだ。
イスラエルは避難せよと人々を追いやりながら、これまでに172カ所の避難所が攻撃され、このうち152カ所は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRW)などが経営するがっこうだったろいうのだ。
以前にも書いたがイスラエルは先の第二次世界大戦中、ナチスによるホロコストで悲惨な目に合った。それなのに今はナチスと同じことをパレスチナ自治区のガザに対して行っている。ガザでは住宅を含む全建物の63%が損壊していると言われる。
戦闘が続く中食糧危機も深刻化しているのは当然である。
長崎市長は9日の平和式典にイスラエルを招かなかったが、市長は「被爆地の市民は心を痛めている」と即時停戦を求めたという。
長崎市長に抗議して、米、英、仏、独、伊、加、EUは式典に参加しなかった。これらの国は平和についてどう考えているのだろう。イスラエルのガザ攻撃を止めさせるためにどんな努力をしているのだろう。
ロシアとイスラエルを同列視していると抗議しているが、両国は同じではないか。どちらもっ核の使用さえちらつかせている。ロシアのウクライナ侵攻とイスラエルのガザ攻撃はすぐにやめるべきである。
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