蚊
子どもの頃は暑い夏は家の窓や戸を開けっ放しにして風を入れていた。夜寝る時も我が家の廊下の雨戸は閉めず、開けっ放しであった。夏の必須アイテムは団扇と蚊取線香と蚊帳であった。
蚊が飛び回っていたので夜寝るときは蚊帳をつってその中で寝た。蚊帳に入るときは蚊を入れないように団扇で煽ぎながら蚊帳の裾を持ち上げて素早く入った。そのくらい蚊が多かったということだ。蚊はブンブンとは音を鳴らして飛び回っていた。
渦巻型の蚊取り線香を炊いていた。蚊取り線香のブランドは金鳥であった。私が住んでいた南紀新宮は田んぼが多く、ドブや小川もあり、その他に用水や水たまりなどがあちこちにあったので蚊が繁殖するのは当然であった。
我が家の小庭でも水たまりにはボウフラがいて水の中で上下運動をしていた。今の子たちはボウフラを見たことがないであろう。
蚊は今でも飛んでいるからうっかり戸を開けておくと蚊が入って来る。蚊を防ぐためにどこの家にも網戸がついている。昔は網戸などというものはなかった。網戸ができたのはいつごろからだろう。
今は蚊が部屋に入ると蚊を追い散らすスプレーを使っている。ワンプッシュすればOKである。蚊取り線香はいつの頃からか使わなくなった。
ウオーキングで帽子などにトンボの模型を付けている人がいる。蚊よけだそうだ。(下の写真)私も買ったが使っていない。
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