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2024年7月17日 (水)

海水温の上昇

 テレビで北海道でサケ・マスが穫れないとか、イワシの大軍が押し寄せたとか報じていたのを観たことがある。イワシが激安になったかと思って買ってみたが安くはなかった。

 15日の朝日新聞は「熱波 あえぐ海」という見出しで海水温の上昇や、それに伴う漁獲の異変についての記事を載せた。小見出しで「サケ 漁期前倒し ウニ 赤潮で大量死」などとした。

 北海道の東側に広がる海域では今年、過去のないほどの高温が年始から続いているという。大半が43年の観測史上で過去最高を更新し続けているという。

 海の温暖化の影響は陸にも及ぶという。海水温が高いほど、大気中に含まれる水蒸気量が多い状態になり、雨雲の発達を促し、豪雨をもたらす線状降水帯の発生につながるという。台風のもととなる熱帯低気圧も発達し、台風が強い勢力で日本に接近する恐れがあるという。

 東京大学先端科学技術センターの中村尚教授は、「今年の台風は過去に例がないくらい警戒しなければならない」と警告しているそうだ。台風は怖い。大風と大雨で我が家などはひとたまりもない。

 記事は更にいう。海の温暖化への懸念は、世界的にもたかまっているという。海は、太陽や人間の活動による熱の90%を吸収。さらに、温室効果ガスの二酸化炭素も溶け込んでいる。世界気象機関(WHO)の事務局長は「気候変動は気温だけの問題ではない」と警鐘を鳴らしたという。

 温室効果ガスの二酸化炭素の排出は大気汚染だけの問題ではなかったのだ。これまでの産業革命以来の長い間の人間の生産活動の中で輩出してきた二酸化炭素。人間の生活を脅かすだけでなく、地球上のすべての生きものの生活も脅かしているのだ。地球はどうなっていくのだろうか。

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