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2024年7月29日 (月)

メールの初めに入れるコトバ

 ネットニュースを見ていたらプレジデントニュースに、【「お世話になっています」よりずっと効果的…「センスのいい人」が書いているメールの挨拶文】という記事があった。有川真由美さんという作家が書いた「センスがいい人がしている80のこと」という本から取ったものである。

 有川さんは、【「お世話になっています」というメールの書き出しをやめて、久しくなります。なぜ書かなくなったかというと、空々しく感じるし、情緒もないから。もちろん、「お世話になっている」という感謝の気持ちはあり、折に触れて感謝も伝えます。しかし、いつでも、どこでも、だれに対しても、まず「お世話になります」では、言葉と気持ちのズレがあり、違う気がするのです。冒頭の言葉はとても大事。その人に向けてのオリジナルな言葉があるはずです。

 定型文のほうがラク」と思われるかもしれませんが、むずかしいことではありません。会話をするように「こんにちは。雨が続きますね」「風薫る季節になりました」「先日はランチをご一緒できてよかったです」など、なんだっていいのです。】と書いている。

 私はいつも日本語語教室の事務局とかクラブの代表宛てに出すメールには「いつも逢世話になります」というコトバで書き始めている。本当にお世話になっていると思っているので定型のコトバだが使っているのだ。ただ、このコトバを使うとなんか冷たいような感じはする。

 たしかに有川さんのいうように、その時々にあった他のあいさつ文を使った方がよいようには思う。ただ、結びの言葉には、「寒くなりましたのでご自愛ください」のように時節にあったものを書いている。
「虎と翼」の佐田寅子のように「はて?」と思うか、星判事のように「なるほど!」と思うか。

 

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