好評分譲中
毎朝ウオーキングをする山崎川沿いに、2年余り前に建物が壊され、更地になった土地がある。更地になると同時に、「好評分譲中」の幟や看板が立てられた。
それから長い間売れなかったが1年ぐらい経って一区画売れた。しかし、その後は売れていない。
好評分譲中の幟は風に倒されたままで、誰も立てに来ない。最初のうちは倒れたらすぐに立てられていたのだが。売れないのでどうでもよいと思っているのだろうか。
「好評分譲中」というコトバは売り地や新築分譲住宅でよく見かける。いつもそれを見て思うことは、新築住宅が売りに出されたらすぐに「好評分譲中」とはりだされるのだが、「好評」ということは評判が良いという意味だから、売りに出されてすぐに好評かどうかは分からないはずである。
また、今回の土地のように長い間売れ残っても「好評」はおかしい。好評ならとっくに売れてしまわなければならないからだ。
不動産業界の「好評分譲中」は実に不可解なセールス言葉である。「好評」としておけば見た人は「評判がいいのだな」と思うだろうと考えているのだろう。
売り出し時に建てられたもの
最近のもの
« エアコンの電気代節約法 | トップページ | 待宵草が咲いていた »
「面白い話題」カテゴリの記事
- 「彼の誰」と「誰そ彼」(2024.08.24)
- アゲハチョウと柑橘の木(2024.08.17)
- エノコログサの群生地があった(2024.08.05)
- 2匹重なり合ったセミの脱皮(2024.08.04)
- 好評分譲中(2024.08.01)
コメント