「遊ばなくなった子どもたち」という記事
14日の朝日新聞に「遊ばなくなった子どもたち」という記事があった。「子どもの外遊びや体を動かす機会が減っている理由、原因と感じるものを選んでください」という選択肢があり、
ゲーム機やスマホなどに時間を割いているからだ一番多く、次が公園や学校で自由に遊べなくなったから、そして習い事や熟など他の活動に時間を割いているからと僅差で続いた。
私が勤めていた40年以上前はゲーム機が普及し、それが問題になっていた。今の子は小さいときからスマホがあり、スマホでは何でもできる。スマホは高いがみんなが持っているのだろうか。
私が子どもの頃は家の近所の人通りの少ない道路や学校の校庭で遊ぶことができた。三角ベースという野球の様なもので遊んだ。ゴムまりを木の棒で打ったり、時にはハンドベースと言って手で打つやり方もしていた。
マリつきやかくれんぼや缶蹴りや私たちはシャッケンと言っていたがショウヤもよくやった。女の子は縄跳びやマリつきなどをしていた。路地で遊んでいても近所の人に怒鳴られることはなかった。
田舎だったので公園などというものはなく、田や畑や山や川などの自然が遊び場であった。
室内の遊びは男子は将棋、女子はお手玉や綾取りであった。塾と言えば算盤と習字の塾が主流で学習塾などというものはなかった。テレビはなく、ラジオであった。
私が勤めていた頃は外で、自然の中で遊ぶことを勧めていた。放課になると校庭に出て遊ぶことを勧めた。ゲーム機などを学校に持ってくることは勿論禁止されていた。
テレビが普及していたのでテレビ視聴が問題視されていた。
塾は学習塾、習字塾、水泳塾などが主流であった。
今にして思うと私たちの世代はよかったと思う。自然があり、人とのつながりがあり、ラジオ以外の器械に惑わされることもなかった。
今は運動会も縮小されているというが、私の子どもの頃は運動会が大イベントで親たちもご馳走を作って弁当を持って観に来ていた。
私が勤めた頃でも運動会が終ると村の人達と一緒に宴会をやったものであった。
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