沖縄慰霊の日の中継を観て
23日の日曜日、NHKの昼のニュースを見た。いつもならその後はのど自慢なのだが、この日は沖縄慰霊の日の中継であった。それでその放送を見た。
今年も170名の方が新しく礎にその名を刻まれたと言っていた。沖縄は日本でただ一つ米軍に上陸されて、3か月ほど戦場となったところだ。
中継の記者は沖縄で犠牲者が増えたのは、沖縄での戦争を長引かせて本土へ及ぶのを遅らせるという日本軍の作戦もあったと言っていた。朝日新聞「天声人語」にはガマに避難した人たちを集団自殺に追い込んだとことがあったと書いてあった。沖縄にいた日本軍は中国で戦った軍で、彼らが中国でレイプとか虐殺とかいろんな悪事を働いたので、米軍が来れば同じようなことが起きると言って、集団自殺などをさせたり村を破壊したりしたのだという。
戦時中「鬼畜米英」と言って米英の軍隊は鬼よりもひどいことをすると頭に叩き込まれていた。
鬼畜米英どころか日本軍もひどいことを中国などでやっていたのだ。私の住んでいた家の向かいの人は中国へ行った軍人で実に酷いことをしたと話していたのを聞いたtことがある。
沖縄慰霊祭は79回目であるが、沖縄は普天間基地など基地の中にあり、自衛隊の施設も対中国や北朝鮮対策で強化されている。沖縄の人たちは戦争に向かうのではと危惧していると報じていた。
沖縄を犠牲にすることはあってはならない。知事の平和宣言があったが、どんなことがあっても平和を守り抜かなければならない。
テレビで映されたのどかできれいな糸満市の風景、私も沖縄を訪れたときに目にしたが、あの風景を守らなければならない。
世界では今もウクライナへのロシアの侵攻やパレスチナのガザへのイスラエルの攻撃など酷いことが行われている。ナチスのような鬼畜の指導者が勝手な理由で無辜の人たちを苦しめている。
日本から二度と戦争に向かわせる指導者を出してはならない。沖縄で犠牲になった人々へ祈りながら慰霊の日の中継を観た。
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