外科医が半減?
12日の羽鳥モーニングショーで外科医が半減と言っていた。さらに今後日本では医療を受けられなくなるとも言っていた。
医師は郡部だけで不足しているのかと思っていたが、全体数が減少しているとは知らなかった
新聞に入って来る進学熟の折り込み広告や駅に張られている進学塾の広告では医学部合格というものが多い。医師は収入の多い職業として、社会的地位の高さからも医学部に入りたいという若者が多いと思っていた。ネットで調べると志望者は2.3%の微減だいう。
どうして外科医が半減したのか。夜中でも呼び出されたり勤務が大変だからのようだ。最近医師の働き方改革が言われているが、12日の朝日新聞「私の視点」で香川大学講師今滝修氏は次のように書いている。
「実際に現場で起きていることは極めて悲惨であり、『働き方改革』とは程遠いのが現状である。4月から医師の時間外労働に対する上限規制が制度化され、私が働く国立大学病院でも労働時間が厳しく管理されるようになった。しかし、外来対応は夜間に及び、週末に診察に出るのも日常茶飯事である。医師の業務の一部を看護師らに委ねるタスクシフトではまかないきれない量の業務が降りかかってくる」と。
今滝医師は解決策として、医師の数をふやすことと、国民が受診が必要かどうか適切に判断できるようリテラシーを向上させることだと提案している。
医師を増加させるには政府の施策が必要であろう。「働き方改革」だけでなく、さらなる対策が望まれる。
羽鳥モーニングショーでは女性の医師を増やすことが言われていた。以前の新聞で医学部に女性が合格する数が制限されていると報じていた。大学が医師は男性をと決めているのは今の時代に合わない。女性蔑視である。
外科手術を受けられないなどはあってはならないことだ。私は直腸がんの手術や手当てを一切しないことにしているが、いささかの貢献をしていることになるだろうか。
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