認知症予防に良い食事ー②ー
最強の組み合わせはオメガ3とオリーブオイルだそうだ。オリーブオイルは、不飽和脂肪酸の「オメガ9」に分類されるオレイン酸が豊富で、オメガ3同様、認知症に対する効果が報告されているという。
アメリカの研究チームによる動物実験では、オリーブオイルの豊富なエサを与えたマウス(アルツハイマー病の遺伝子を組み込んだマウス)は認知機能が高いことや、アルツハイマー型認知症の原因になるといわれるアミロイドβ、通称「脳のごみ」の蓄積が少ないことも確認された。
この研究で使われたオリーブオイルは、オリーブの実を搾ってろ過しただけの高品質なエキストラバージンオリーブオイルである。
オメガ3のエゴマ油やアマニ油は、酸化しやすいことから加熱調理に使えないため、日常の食生活にはこれらのオメガ3の食用油とオリーブオイルを上手に組み合わせて使用すると、最強の認知症対策となるという。
我が家では妻がオリーブオイルを使わないので残念である。エゴマオイルカアマニ油は毎日大匙1杯飲むとよいと聞いたので飲んでいる。
また、油物を食べたときアマに油かエゴマオイルを飲むとよいとも聞いた。油を制するには油でというのだ。
おやつやつまみにナッツがいいという。アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類にも、オリーブオイルと同じオレイン酸が豊富に含まれているという。
さらに、ナッツ類には脳の神経細胞にダメージを与える活性酸素(毒性の強い酸素)の害を抑えるビタミンE、ポリフェノールといった抗酸化成分も含まれており、認知症の予防・改善には最適の食品だそうだ。
65歳以上の認知症の患者さんを対象とした3年にわたるイタリアの研究では、日常的にナッツを摂取しているグループは、そうでないグループにくらべて、認知機能の低下が減少したと報告されているという。
日本では、ナッツ類を日常的に食べる人は少ないと思われるが、食間のおやつとして、お酒のつまみとして、ナッツ類を積極的に摂取することを勧めるという。
ナッツ類が良いことは以前に本で読んだことがある。しばらく食べていたが、ナッツは値段が高いのでやめてしまった。今はピーナツだけを食べている。
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