都知事先ポスター掲示問題
21日の羽鳥モーニングショーで都知事選のポスター掲示問題をとりあげていた。今回は56人も立候補したので、掲示板の貼る場所が足りなくなったのでクリアファイルとピンをを配って貼ってもらったと言っていた。
それはともかくとして、驚いたのは掲示板の貼る場所を買い占めて、裸の女性のポスターをいっぱい貼ったり、犬の写真ばかりを貼ったり、ポルノまがいの写真を貼ったりしたということだ。
候補者の掲示板は立候補者のポオスター以外には貼ってはいけないと思っていたが、それ以外にも貼ることができるというあいまいな規定になっているようだ。
なぜ候補者のポスターに限定していなかったのかは不明だが、林官房長官は規則の改定については国会の論議に任せると述べた。
56人も立候補したのはなぜかは分からなかったが、中には掲示板を独占してしまうとかの馬鹿げた行為のために立候補した人もいると知って驚いている。掲示板の独占を計ったのは22人も立候補させた党だそうだ。選挙を勝手な遊びや宣伝に使うとは何たることか。
立候補するには供託金が必要だろうし、ただではできないはずだ。自分の勝手な宣伝などのために立候補するというアホな奴がいるとは!
本当に政治をするために立候補するのは自由だが、そうでない目的での立候補を防げないものかと思う。番組では今後100人規模の立候補もあるかもしれないと言っていたが、公職選挙法を改定して対処すべきであろう。
※参考 ネットにあったポスターを貼った当人の談話
候補者の男性は「先ほど22時、警視庁に呼ばれて、社会的に問題視されているポスターについて、迷惑防止条例違反に当たる可能性があるとして『警告』を受けました」と報告。「公職選挙法上はどんな内容のポスターでも合法であること、また、過去に後藤輝樹氏や新藤かな氏も同レベルと考えられる肌の露出を行なったポスターを出していたことから、前例に習い、合法の範囲内という認識でこのポスターを作成した趣旨です」と説明した。
「今回の選挙にて、表現の自由の重要性を主張するため、また今の社会の道徳性を変えるために、このポスターを貼ったため、公権力から強制的に剥がす行為をさせられることは非常に無念ですが、私はあくまでルールの範囲内で、合法の範囲内で選挙を行う意向ですので、警視庁がルールを示した以上ポスターは速やかに剥がしていく予定です」と意向を明かした。
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