30数年履き続けたズボン
下の写真は今から30数年前の定年間際にカナダへ旅行した時に買ったズボンで、それ以来毎年サマーシーズンに履き続けている。今年も先日クローゼットから取り出して履き始めた。
カナダへ行く前に2本買ったので替え替え履いている。1本は今履いている。思えばずいぶん長い間履いていることになるが、愛着があり捨てられない。それにしてもズボンがこんなに長く履けるとは思ってもみなかった。結果として気がついたら30数年たっていたということだ。
今週の探偵ナイトスクープで、「箪笥の肥え」というのをやっていた。大阪のある商店街で通行人にタンスにしまったまま長い間使ってない衣服があるかを尋ね、その人の家まで行って確認するのであった。「箪笥の肥え」の衣服は結構あった。
「箪笥の肥え」というコトバを知ったのは、子どもの頃母がよく使っていたからだ。
私も「箪笥の肥え」の衣服はある。背広などは退職後は着なくなったのでクローゼットに吊るしたままだ。
そこへ行くと30数年はき続けているズボンは真逆だ。こういうのを何といえばよいのだろう。齢も米寿を超えたのでこの分だと死ぬまで履き続けることになるかも知れない。
退職後に普段使いのズボンを買わなかったわけではない。何本か買っていて使っている。その中で生き残っているのだ。人間なら永年勤続で表彰ものだ。このブログで取り上げることで表彰としたい。
« SNSを使うかという記事 | トップページ | 幸福を感じる条件 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 急に下がった気温(2024.10.12)
- よかった、袴田さんの無罪確定(2024.10.11)
- 遅い彼岸花の開花(2024.10.09)
- 山紫水明(2024.10.02)
- 公衆トイレで床にゴミを捨てるとは(2024.09.28)
コメント