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2024年5月

2024年5月31日 (金)

名古屋の「虎に翼」ロケ地

 ネットニュースに「『虎に翼』効果に沸くロケ地 『ここまでとは』担当者も驚きの声」という記事があった。

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」のロケ地として一躍有名になったのは、名古屋市市政資料館(同市東区)。放送開始後の4、5月(19日まで)の来館者数が、前年の2倍以上で推移している。担当者は「このままいけば年間来場者数の過去最多を更新しそう。ここまで跳ね上がるとは」と驚きを隠さないという。

 ドラマで東京地裁として登場する資料館は、22年から79年までは名古屋高裁・地裁として実際に使われていた。さらに三淵も女性初の判事として52~56年、当時は名古屋地裁だった市政資料館で勤務していたという。三淵さんのゆかりの地でもあるのだ。

 名古屋市市政資料館の部屋は会合のできる部屋として一般に公開されている。私の所属する国語研究会も市政資料館の部屋を借りて研究会を続けてきた。ドラマに出て来る階段はおなじみのものだ。

 これまで見学者がいるとは思えなかったが、ロケ地となったことで放送開始以降、来館者数がうなぎ登りに。4月は1万3320人と前年同期(7359人)の約1・8倍に。5月に入るとさらに伸び、19日までで1万2879人と前年同期(4791人)の約2・7倍まで跳ね上がった。昨年度は1度しかなかった来館者1000人超の日が、今年度は既に9回を数えているそうだ。

 名古屋市役所本庁舎内も主人公が通う大学などのロケ地となった。市役所を通ったとき撮影をしているのを見たが、「虎に翼」のロケだったのかも知れない。

 市役所もやはり見学者が増えているという。朝ドラ人気にあやかり、両施設の魅力を発信しようと、市は初めて両館を巡る特別ガイドツアーを6月15日に開催すると決めた。朝ドラスポットや国の重要文化財に指定されている両館の特徴を伝える。ロケ現場となった普段非公開の場所も案内する。

 ツアーは午前と午後の2回で、定員は各40人。応募者多数の場合は抽選。ウェブ上の「名古屋市電子申請サービス」から6月6日までに申し込む。

 鶴舞公園も映像が出て来る。

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      市政資料館

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      名古屋市役所

 

Turumai

        鶴舞公園

 

 

2024年5月30日 (木)

100円ショップの乾電池の性能は?

 ネットニュースを見ていたら、「100円ショップのアルカリ乾電池の容量は?価格差3倍のパナソニック製と比べてみた_仰天ニュース」という記事があった。

 パナソニックの乾電池は価格が高いが、記事によるとトップブランドだという。私はふだん使いの乾電池はマクセルやスーパーで売っている値段の安い乾電池を使っている。

 100円ショップの乾電池は買って使って見たことはあるが、何となく品質が落ちるような気がしてあまり買わない。

 この記事によると、パナソニックの乾電池とダイソーの100円乾電池を比較したら、性能的にはほぼ変わりはないというのだ。性能曲線を見るとパナソニックのすぐ下に100円乾電池がくっついて同じような曲線を描いている。

 違いは何かと言うと、保存期間だという。パナソニックの乾電池は10年間なのに対して、100円乾電池は7年間だそうだ。
それで災害対策などの保存用にはパナソニックのアルカリ乾電池を、普段使いには100円アルカリ乾電池でもよいという。

 リモコンやフラッシュライトなどに安いアルカリ乾電池を使って来たがそれでよかったようだ。今度100円ショップに行ったときには100円乾電池を買うつもりだ。

2024年5月29日 (水)

幸福を感じる条件

 ネットニュースを見ていたら「なぜ金があっても不幸な人がいるのか。ハーバード大学が85年研究して分かった、人間が幸福を感じる絶対条件」という記事があった。ハーバード大の研究というだけでインパクトがある。

  話題の本『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』の著者でハーバード大学医学大学院・精神医学教授のロバート・ウォールディンガーさんとハフポスト日本版の泉谷由梨子編集長が語り合ったものだ。
この本は人間はどうすれば幸せになれるのか。その答えになる研究結果が記されたものだという。

 この研究は1938年に、2つの群を対象にボストンで始ままった。1つの群はハーバード大学で学ぶ若い男性たちと、もう一つの群はボストンで最貧困の、家族に何かしら問題を抱えた家庭で育った若い男性たちであった。私が3歳の頃に始まった研究だという。

 まずは、この2つの群の若い男の子たちが成人になっていくにつれて、成功した人生を送っていくのか、その過程を調べることにしたという。

 最初の仮説では、様々なことに恵まれているハーバード大学の子どもたちに比べ、非常に厳しい生活を強いられている最貧困層の子どもたちの方が良くない結果が生まれるのではないか、という風に考えていたそうだ。一般的に誰でもそう考えるだろう。

 しかし、実際は必ずしもそうではなかった。研究でも、世界中の何百もの論文でも明らかになっている大きな結論の一つが出ているという。

 それは、一番幸せな人生を送っている人たち、豊かな生活をしている人たち、健康な生活を送っている人たちは、人間関係や他者との関係が素晴らしい人たちということだというのだ。

 日本だけでなくアメリカでも、名声や富、何かの賞を授かるといったところに注目が集まりがちだが、実際に一番幸福を感じている人たちは、そうではなく、他者との関係を良好に維持することができた人たちだったそうだ。

 それでもやっぱりお金がないと不幸では?という問いには、例えば食品や十分な医薬品が買えない、子どもを学校に行かせることができない、家賃が払えないといったような基本的なニーズが満たせない事態にまで陥ると、やはり不幸になってしうという。それはそうだろう。最低必要条件だと思う。

 ただし基本的なニーズが満たされることはもちろん人を幸福にする要素ではあるが、そのニーズが満たされた後、それ以上に稼いで、例えば100倍稼げれば100倍幸せになれるのかといったら、そうではないということが分かっているという。

 実際に金額よりも重要なポイントは、基本的な生活のニーズが満たされるかどうかだそうだ。

 ギャラップ社の調査によると、多くの経営層は、 職場で友人を作ると仕事の生産性が低くなると考えがちだが、しかし実際には逆で、友人がいることで生産性が上がることが明らかになったという。

 実際には、職場の誰かに仕事を教えることは幸福にとって必要な要素だという。寛大であること、自分以外の誰かを思いやることで、幸福度が高まる。仕事でやりがいを感じている人たちは、お互いに支え合って、メンタリングしあおうという気持ちがある人たちなのだという。

 いろんな人の人生をたどってきて、1つ発見したことがある。それは、人間関係を改善していくために、人生や生活の仕方を180度回転させるような大きなことをする必要はないということだという。

 日常的に小さなことから始めればいいという。例えばメッセージを少しだけ送るとか、短い時間でも電話をするとかでもいい。あるいは大切に思っている友人や家族と、1カ月に1回ぐらいは時間をとって一緒に散歩をしたりお茶を飲んだりしてもいい。自分が大切に思っている人たちに少しのメッセージを届けること、そして定期的に会うことが重要だというのだ。

 SNSやLINEをやっている人が多いがそうしたことが役に立つということか。

 自分が幸福かどうかと立ち止まって考えたことはない。平凡に人生が過ぎてきた。それが幸福であったということだ思われる。

 年金によって今のところ食べるだけはできている。物価が高騰したらどうなるかは分からないが。退職後約30年は趣味のサークルに入り、日本語教室のボランティアを続け、金のかからないウオーキングを続けてきた。原始仏教を勉強し釈迦の教えを心の支えとしてきた。

2024年5月28日 (火)

30数年履き続けたズボン

 下の写真は今から30数年前の定年間際にカナダへ旅行した時に買ったズボンで、それ以来毎年サマーシーズンに履き続けている。今年も先日クローゼットから取り出して履き始めた。

 カナダへ行く前に2本買ったので替え替え履いている。1本は今履いている。思えばずいぶん長い間履いていることになるが、愛着があり捨てられない。それにしてもズボンがこんなに長く履けるとは思ってもみなかった。結果として気がついたら30数年たっていたということだ。

 今週の探偵ナイトスクープで、「箪笥の肥え」というのをやっていた。大阪のある商店街で通行人にタンスにしまったまま長い間使ってない衣服があるかを尋ね、その人の家まで行って確認するのであった。「箪笥の肥え」の衣服は結構あった。

 「箪笥の肥え」というコトバを知ったのは、子どもの頃母がよく使っていたからだ。

 私も「箪笥の肥え」の衣服はある。背広などは退職後は着なくなったのでクローゼットに吊るしたままだ。

 そこへ行くと30数年はき続けているズボンは真逆だ。こういうのを何といえばよいのだろう。齢も米寿を超えたのでこの分だと死ぬまで履き続けることになるかも知れない。

 退職後に普段使いのズボンを買わなかったわけではない。何本か買っていて使っている。その中で生き残っているのだ。人間なら永年勤続で表彰ものだ。このブログで取り上げることで表彰としたい。

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2024年5月27日 (月)

SNSを使うかという記事

 25日の朝日新聞「be between 読者とつくる」は「SNSをつかっていますか?」であった。

 使っているが69%  SNSを使っている人は2012年の25%の2.8倍になった。

 使っていないが31%で意外に多い。この頃は高齢者でもスマホを持っている人が多いと思うのだが。

 使っているSNSは LINE 1658人、YouTube 917人、 Facwbook 715人
 Insragram 687人、 X(旧Twitter 686人  YikTok  79人
 

 私はLINEはよく使っている。メッセージや写真が簡単に送れて便利である。Facebookは登録はしてあるが、たまに知人のを見るだけで自分からは投稿しない。

 YouTubeもほとんど見ないし投稿はしない。Xや1TikTokは全く見たこともない。

 ブログはSNSに入るのか知らないが毎日書いている。

 有名人や政治家などもXを使っているようなので、Xをやりたいとは思うがまだ始めていない。

 スマホがあれば何でもできてしまうのだから便利な世の中になったものだ。使わない理由の中に「使い方がわからない」があったが、私の知人でもスマホは使えないとかガラ携さえ持たないという人もいる。今の高齢者は苦手な人が多いが将来的にはSNSを利用する人はさらに増えることだろう。

 

 

2024年5月26日 (日)

「ください」と「下さい」

スマートニュースに「くださいと下さいの正しい使い方」という記事があった。「ください」は日常よく使うコトバである。「本を貸してください」とか「100円貸してください」など。

 会話で発音するときは文字を意識することはない。でも、文章に書くときは漢字を使うか平仮名で行くか意識するかもしれないが、多分無意識に使っているだ折ると思う。

 記事によると、一般的に「ください」は公式の文書やビジネスメールで好まれる表記だという。それに対して、「下さい」は手書きのノートやカジュアルな文脈で使用されることが多いという。しかし、どちらの表記も依頼やお願いを伝える際の敬語として機能し、意味の違いはないという。

 私は漢字を使った「下さい」の方が「ください」より少し丁寧さがあると感じていたが、平仮名の「ください」の方が公式の文書などで使われるとは知らなかった。

 「ください」も「下さい」もどちらも敬語だからあまり気にすることはないと思うがどんなもんだろう。

2024年5月25日 (土)

酸素が大切だという話を聞いた

 ライブストアの健康講座で「体内の酸素量」についての講話を聞いた。講師はVIGO酸素研究所の鈴木凱星氏。

 地球上の空気に含まれる酸素の量は20.9%だという。人間の体内の酸素量は20歳がピークで4320CCだとそうだ。それが36歳~40歳ごろから減り始め、減った酸素老は2度と元には戻らないという。60歳では20歳の時の1/2,70歳では1/3,80歳ではなんと1/5になるそうだ。歳を取るにつれて低酸素になるのだ。

 人間は歳を取って酸素量が減ってもそれを感じることがないのは、「慣れ」なのだそうだ。

 脳に酸素が行かなくなると認知症や脳梗塞になるという。ガン、血圧、糖尿病、疲れ、目や耳の衰え、冷え性、不眠などはみな酸欠によるものだそうだ。こうした症状も酸素を与えるとよくなる。

 コラーゲンの減少は酸素不足によるもので、体内の酸素量の減少と同じように起きる。70歳で20歳の時の1/3になる。
コラーゲンはビタミンCと酸素によって作られるそうだ。酸素を与えるとコラーゲンは増える。

 酸素(高濃度)→血流→栄養→細胞(臓器)、酸素が100%なら血流も100%。酸素が30%なら血流も30%だという。

 酸素を補給するものとして、酸素カプセルとか酸素マスクとか酸素ボンベがある。これらは高濃度酸素が使われていて、酸素が27%だそうだ。しかし、酸素マスクや酸素ボンベは病気にならないと使えない。

 酸素カプセルは整体や美容院でも使われているところがあるが、一台400万円ぐらいと高価だという。

 そこでVIGO MEDICALのよって小型高濃度酸素発生機オキシーズOXY’Zが開発されたのだそうだ。A4大の大きさで2.6kg、酸素濃度40%、酸素流量2L/分、

 病気でない人は1日20分酸素を吸うと体内酸素量が12時間たもたれるそうだ。体験をしたが、首に吸入器をかけるだけで、鼻のあたりに酸素が出て来る。

 指の爪にセンサーを付けてパソコンで血流を見られるようにした画像を見たが、吸い始めて5秒ぐらいで血流が起きていた。
スポーツ選手には酸素を取るために使っている人が多いそうだ。

 定価はなんと547800円(税込み)もする。

 

2024年5月24日 (金)

蛙の話し

 「♪ カエルの歌が 聞こえて来るよ グアッ グアッ グアッ」という歌がある。輪唱で歌われる。小学校の3年生ぐらいの音楽で習う。

 名古屋のような都会の真ん中に住んでいるとカエルを見ることもない。毎朝歩いている山崎川ではこれからウシガエルが鳴くのが聞こえるはずだが、まだ聞かない。

 子どもの頃は南紀新宮に住んでいたので近くには田んぼが広がっていた。新制中学校に通うときはその田んぼの中の道を歩いて行った。

 小川の岸を歩くとオタマジャクシの群れが泳いでいるのを見ることができた。子どもはオタマジャクシなどは馬鹿にして相手にしなかった。

 そんな具合だからカエルは至る所にいた。家にいてもカエルの合唱を聞くことができた。

 近くにドブ川があってそこにはカエルがいっぱいいた。草の葉をちぎって糸で巻きカエル釣りをしたものだ。

 子どものことだからカエルを捕まえると麦藁のストローを尻の穴に挿して口で空気を入れカエルのお腹を膨らませるという残酷な遊びをやったこともあった。

 後年小学校の教員になって、5年生の理科でカエルの学習があった。カエルを捕まえてきてもらってそれを観察させるのであった。自分が子どもの頃はそんな学習は必要がなかった。日常的にカエルに接していたからだ。

 ずっと昔、今住んでいる家の玄関口に毎年大きなヒキガエルが来た。でもいつのころからかそれも見なくなった。
カエルを見るにはどこか田舎へ行くしかない。

2024年5月23日 (木)

やはり面白くない「光る君へ」

 ネットにNHK大河ドラマ「光る君へ」の視聴率がよくないと出ていた。

 【第20話が19日に放送され、世帯平均視聴率が11・2%となったことが20日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
 

 初回は12・7%。1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては1989年「春日局」の14・3%を下回り、歴代最低の数字でスタート。第2話は12・0%。第3話は12・4%。第4話は11・3%。第5話は11・7%。第6話は11・0%。第7話は10・9%。第8話は10・8%。第9話は11・2%。第10話は10・3%。第11話は11・4%。第12話は10・6%。第13話は10・9%。第14話は10・8%。第15話は10・7%。第16話は10・5%。選挙速報の影響で10分遅れ開始となった第17話は10・1%。第18話は9・4%で初の1ケタ台。第19話は10・8%。今回は前回から0・4ポイントアップし、3月17日放送の第11話以来となる11%台。個人視聴率は6・4%だった。】

 これで見ると、かなり低迷していることがわかる。前にも書いたが、「光る君へ」は面白くない。毎回早く終われと思いながら観ている。

 平安貴族の出世争いのようなものが中心で、そのなかに紫式部のまひろが時々顔を出す。前にも書いたようにこのドラマは完全な作者大石静のフィクションである。紫式部については本名さえも分かったいないそうだし、藤原道長とまひろが恋愛関係にあったというのもドラマを作るためのフィクションだ。

 道長も紫式部も平安朝の超有名人物で高等学校の日本史でその名を習ったくらいだ。ネットには今平安朝を知ることが大事だという人がいたが、「光る君へ」は紫式部と藤原道長を中心に据えて平安貴族を描こうとしているのだろうか。

 それにしても面白くない。昔、「平清盛」があったと思うが、あれも面白くなかったが、「光るの君へ」はそれ以上に面白くない。視聴率が低いのも当然だ。
 

2024年5月22日 (水)

岸田内閣支持率

 20日の朝日新聞によると、同社が行った世論調査で岸田内閣の支持率が24%であった。不支持率は62%。

 裏金問題でいろいろごたごたした末、自民党単独で提出された政治資金規正法改正に対する自民党の取り組みを評価するは29%で、評価しないが62%であった。自民支持層でも同党の取り組みを評価するは47%、評価しないが44%であった。

 与党の公明党にまで蹴られた自民党の改正案である。国会でどのように審議され、どんな改正法になるのか、注目している。評価しないがもっと多数あって然るべきだと思ったが。

 近々の岸田内閣支持率は、

   毎日新聞  20%、  読売新聞   26%      NHK    24%

各社とも低い支持率なのは当然である。

 東京、島根、長崎の衆院補選では自民党は結果としては三敗した。岸田首相は衆院解散をしたくてもできないだろう。

 

2024年5月21日 (火)

米艦の核持ち込みに関する密約

 19日の朝日新聞一面トップ記事は「核搭載艦 日本寄港容認の文書 60年安保改定 米『事前協議なしに』」であった。

 1960年の日米安全保障条約改定をめぐる交渉で、核兵器を積んだ米軍艦の日本寄港を事前協議なく認める密約を両政府が交わしていたことを示す米公文書が見つかったというのだ。信夫隆司日本大学名誉教授が、米国の国立公文書館やNPOの国家安全 保障公文書館で2004年以降に入手し、精査したという。

 岸信介首相は1958年2奪、領海を含め日本に核兵器を持ち込ませないと国会で答弁した。しかし、米政府は核搭載艦が自由に寄港できる環境を維持しようとしたのだ。結局米国の言いなりになって密約がなされたのだ。

 日本政府は密約を認めていないが、佐藤栄作首相が「持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を表明したのは67年。核搭載館の寄港に加え、領海通過も事前協議の対象と説明してきた。

 米公文書には両政府の生々しいやり取りが記されているが、日本側は記録が不完全だという。

 こうして60数年間日本政府は国民に誤魔化し続けて来たのだ。国会で核を持ち込ませないと答弁したのは追及されないのか。改めて国会で真実を明らかにする必要があろう。

 佐藤首相がノーベル平和賞を受賞したのも非核三原則も祖に一つである。ノーベル賞をも欺いてことになる。

2024年5月20日 (月)

初めて聞いた警句

 ある所で聞いた警句に「貧なるものが死したるあとにて兄弟仲の悪しくなる事なし」というのがあった。ネットで調べてみたが該当するものなしであったので誰がいつ言ったコトバかはわからない。私氏自身88年余の人生で初めて聞くコトバであった。

 親が死んだあと財産相続をめぐって争いが起き兄弟仲が悪くなるというのはよく聞く話である。週刊誌には有名人の争いが載ることがある。

 親が残した財産が少なければ相続で争うこともないだろうし、兄弟仲が悪くなることもないというのはわかる。

 私の兄弟姉妹の場合は弟が両親の面倒を見ていたので弟にほとんどを相続させた。その後は兄弟が争うこともなく、仲良くしている。
仮に遺産があっても話し合いのよってみなが納得すれば争うはおきないであろう。

 遺産相続は被相続の親が生前に公正証書にするなどして争いが起きないようにするべきである。公正証書にしておくと被相続人は煩瑣な相続の手続きをする必要がない。

 私は叔父の相続の手続きを一人でやったことがるがいろいろとやることがあって大変でであった。

2024年5月19日 (日)

介護認定を申請した

 妻は歩行が困難で買い物など外出はしないし、たまたま受けた市大病院で検査をした結果病気が判明した。

 また私が市大病院に入院したこともあり、娘や婿が介護保険の認定を受けることを勧めた。

 婿が地域包括センター電話をしてくれた。地域包括センターのスタッフが区役所に行き必要な書類を貰って来たくれた。

 医師のコメントが必要なので近所の医院に行ってその旨を話した。

 そして先日東部認定センターから認定のスタッフが来ていろいろと質問をして私と妻を観察して行った。驚いたのは寝床で寝て起きる様子も見て行ったことだ。寝室はいろいろな物が置いてあり困ったが仕方がないのでスタッフを寝室に入れた。

 立つ様子や歩く様子も見た。認知症があるかなども見た。

 結果は後日郵送されてくるということであった。

 スタッフは65歳でも介護認定を受けている人がいると話していた。私は88歳、妻は82歳なのだがこれまで介護認定のことは考えずに来た。有難いことである。

2024年5月18日 (土)

食品の高騰に驚く

 15日に八百鮮食品スーパーに行った。野菜や果物や魚介などの値段がものすごく高いので。びっくりした。値札には「高騰してます」とか「市場価格より3円安いです」などの添え書きがしてあった。

 キャベツが1個780円で驚いたが、小さなブロッコリーが1個398円、タイムサービスで298円としてあった。トマトはずっと前から値段が高く、それでも高騰中と書いてあった。ミニトマト1パック398円で買わない訳には行かないので仕方なく買った。

 「久しぶりに入りました」と書いてあった塩鮭は2切れで5598円もした。ほうれん草は品がなかった。売り切れなのか品がないのか不明であったが、あれば値段は高かったであろう。比較的安く感じたコマツナは1把100円であった。以前は70円ぐらいであったのにと思った。

 果物も高くジューシーオレンジが3個で398円、グリーンキウイが1個160円であった。今はリンゴの時期ではないが一個350円であった。

 このところの物価高騰で買いたいものも買えない状況だ。円安もあり中国から輸入しているニンニクも以前の倍ぐらいになっていた。

 どうしても必要な食品は買わない訳にはいかないが、そうでないものは買わない。

 いつまで物価の高騰が続くのか。政府の無策が拍車をかけているように思う。年金は減るばかり、どうやって生活をすればいいのだろう。

2024年5月17日 (金)

NTTファイナンスを語る不審電話

 15日の午後スーパーへ買い物に行った帰りに携帯電話が鳴った。番号を見ると見知らぬものであったが出てみた。すると「NTTファイナンスからの重要なお知らせです。未納料金が発生しております」と言った。そこまで聴いてこれは怪しい電話だと思って切った。

 帰宅してからNTTに電話をした。先に書いたような電話があったが詐欺電話でしょうねと尋ねた。スタッフは「電話番号はおかしいですか」と言った。電話の履歴の所に残っている番号+1 84458063619を伝えた。するとスタッフは「∔で始まる電話は海外からです」と言った。そして「NTTは海外から電話を掛けることはありません。こういう電話が増えています。」と言った。

 私は「やはり不審電話ですね。詐欺電話ですね」と確認した。ネットにはNTTfアイナンス詐欺電話というのもあった。

 大企業を名乗って掛ける詐欺電話が多いと新聞で読んだことがある。NTTとか三菱UFJ銀行などを名乗って信用させるフィッシング詐欺が横行しているようだ。
 

 13日にはスマホのショートメッセージにまた怪しいメッセージがはいった。「いますか?携帯電話1台で自宅でお金を稼ぐことができ、1日20.000円以上、興味があればNEを追加する:988TQ」

 発信はspokozak@icloud.comという得体の知れないものであった。

2024年5月16日 (木)

患者が多いので待たされてばかり

 市大病院眼科で妻が白内障とわかった。医師は手術を勧めたが片目3日間の入院が必要で、両目で6日間だと言った。日帰りでやりたいと言ったら市大病院は入院しか扱わないと言って杉田病院を紹介してくれたので杉田眼科へ行った。タクシーで行って8時20分ぐらいに着いた。受付をするために待っていると続々と人が入って来るので驚いた。名古屋では杉田眼科と大曾根の三宅眼科が著名である。それにしても次々と来るのだ。

 受付を済ませてスタッフが2階の問診の所へ案内してくれた。いろいろと聞かれた。

 それから妻は視力検査などの部屋に行った。大きな部屋に検査を受ける人たちが大勢いた。

 検査が済むと医師の診察を受ける部屋に行った。診察表を提出して部屋の前で待った。診察室は5部屋ありそこに担当の医師がいるのだ。どの部屋の前にも診察を待つ患者でいっぱいだった。部屋の前に電光掲示板があり、そこに受付番号で表示されていた。市大病院と同じような仕組みだ。ただ患者の数は杉田眼科の方が多かった。

 1時間半ほど待って担当医の診察を受けた。そのあと2階の総合検査室へ行った。そこでも大変長い間待たなければならなかった。多分2時間以上待ったと思う。それから検査の結果や手術のことなどを聞くために再び担当医の所へ行った。

 診察室の前で待ったのだが患者で溢れていたので2時間ぐらい待たされたであろうか。診察が終わって、白内障の手術を受けた方がよいというので手術の説明を受けるブースに行った。

 そこでも待たされて看護師から1時間ほど詳しい説明を聞いた。私も杉田眼科で白内障の手術をしたが劇的に見えるようになったのを覚えている。看護師の話しでは白内障の手術待ちの人が1000人ほどいるというので驚いた。それでなかなか予定日時我取れないので夕方電話をすると言った。

 手術の説明を聞いて、それまで飲まず食わずであったので、どこかに食事ができるところがないか尋ねたら、近くのコンビニで何かを買ってきて病院の一階隅にあるテーブルだ食べたらよいと言った。コンビニでおにぎりを買ってきて食べた。

 となりにいた女性が三宅眼科も杉田眼科も有名なので物凄く混み一日仕事だと言っていた。本当にその通りであった。
支払いを済ませて眼科医院を出たのが4時ごろであった。

 杉田眼科には医者がたくさんいるのだがそれでも物凄い患者で待ち時間が長くてくたびれてしまう。何とかならないものかと思った。

2024年5月15日 (水)

カスハラ対策義務化

 12日の朝日新聞の一面トップ記事は「カスタマーハラスメント 従業員保護 義務化へ」という記事であった。

 顧客が理不尽な要求をするカスタマーハラスメントが社会問題化する中、厚生労働省は、労働施策総合推進法を改正し、従業員を守る対策を企業に義務付ける検討に入ったというのだ。

 カスタマーハラスメントは略してカスハラと言われる。日本語には英語なのの外来語が次々に入ってくるが、カスタマーハラスメントもその一つである。

 カスハラは近年、大きな社会問題になっているという。記事によると、小売りやサービス業で働く人の労働組合「UAゼンセン」が今年、約3万③千人に実施したアンケートでは、47%が「直近2年以内でカスハラの被害にあった」と回答したという。

 「暴言」「威嚇・脅迫」「何回もおんなじことを繰り返すクレーム」が多く、「SNS・ネットでの誹謗中傷」「土下座の強要」もあったそうだ。

 私が教員を退職した30年前ごろには生徒や父兄からの「教育委員会へ言うぞ」というのが増えていた。昔は子どもの頭を撫でて褒めたり、体を触って励ましたりすることが普通に行われたが、そうしたことでもクレームの対象となるようになったのだ。

 戦後でも私が小学校生の頃は生徒を廊下に立たせるとか廊下の拭き掃除をさせるというようなことも行われていた。復員してきた教員で「鉄拳制裁」というあだ名の教師もいた。今だったら懲戒処分になるかも知れない。でも、親も生徒も何も言わなかった。

 社会全体に昔と比べてクレームを言う人が増えたようだ。正当なクレームもあるが言う当人の身勝手な言い分も多いのだろう。

 正当なクレームとカスハラの線引きをどうするかが難しい問題だ。でも、従業員を保護するための対策を企業に義務づけることで理不尽なカスハラから守られるのはいいことだ。

2024年5月14日 (火)

「新婚さん・・・」で観たネパールの結婚風習

 5月12日の「新婚さんいらっしゃい」にネパール人夫婦が出た。外国人が「新婚さんいらっしゃい」に出演するのは珍しいと思いながら観た。二人とも日本語が素晴らしく上手であった。

 この二人の結婚のいきさつを聞いてネパールには独特の結婚の伝統があることを知った。

 きっかけは夫の男性が親戚の家で遊びに来ていた女性を見かけたことであった。とても可愛いと感じた男性は女性にアプローチをしたのだ。そして二人が結婚しようということになった。

 男性が父親にそのことを話すと、父親は他に良い女性がいるかも知れないから見合いをするようにと勧めた。ネパールの結婚は見合いが中心で男性が女性の家を訪問し、いいなと思ったら結婚を決め、気に入らなかったらその場で断れるというのだ。何とも男性本位のやり方だと思った。

 その男性は12回ぐらい女性の家に行ったが気にる女性が見つからなかったので、最初に見染めた女性と結婚したいと言ったのだ。

 その次の手続きがまた変わっている。二人は男性の親せきの家に1晩隠れるのだ。女性の父親がどこに隠れたかを探すのだという。夜明けまでに見つからなければ結婚が許されるというのだ。

 妻になる女性の父やが夜明けまで探しに来なかったので二人は結婚をすることができたそうだ。

 国によって独特の風習があることを知ることができた。時間の関係かどんな結婚式なのかは触れられなかった。民族衣装をきて芝生の上に敷物を敷いて座っている1枚の写真が示されただけであった。

「新婚さんいらっしゃい」は30分の枠を1組で使うこともあるのでネパールの結婚式などもやっってくれたらよかったのにと思った。

2024年5月13日 (月)

ADLというコトバを知った

 健康講座で「ADL」という用語があることを初めて知った。ネットで検索したら医療関係や介護関係のサイトで解説をしていた。

 ADLとはActivities of Daily Livingのことで、ADLのAはアクティビティー(動作)、DLはデイリーリビング(日常生活)を指す。日本語では日常生活行動動作能力のことで、日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことである。

 日常生活動作(ADL)には、基本的日常生活動作(basic ADL=BADL)と手段的日常生活動作(instrumental ADL=IADL)とがありる。

 基本的日常生活動作(BADL)とは、一般的に日常生活動作(ADL)のことを指し、日常生活における基本的な「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことを指す。

 手段的日常生活動作(IADL)は、基本的日常生活動作(BADL)の次の段階を指す。「掃除・料理・洗濯・買い物などの家事や交通機関の利用、電話対応などのコミュニケーション、スケジュール調整、服薬管理、金銭管理、趣味」などの複雑な日常生活動作のことを指す。

 ADLが全て問題ない自立した年齢を健康年齢という。

 長生きをするようになって平均寿命が延びた。2021年は84.45歳で、男女別では2022年に男性が81.05歳、女性が87.09歳である。

 しかし健康寿命はというと、健康寿命2019年  男性72.68歳、女性 75.38歳で、日本人の健康寿命は低いといわれる。健康寿命を延ばすことが望まれる。平均寿命が延びても自立して生活ができる状態が大事である。要介護の状態での長生きは嬉しくない。

 ADLは要介護などの判定につかわれるそうだ。

 私は米寿の半ばとなったが、自分では今のところADLはOKだと思っている。

2024年5月12日 (日)

老人五心訓

 ある所の健康講座で「老人五心訓」というのを聞いた。この歳まで一度も聞いたことがない教えであった。
 

  ●いくつになっても自分の足で歩きましょう。
 

  ●いくつになってもボケないでいましょう。
 

  ●自分の尻の始末は自分でしましょう。
 

  ●たまには人の役に立ちましょう。
 

  ●死ぬときは1週間寝付いて死にましょう。

 以上のものである。ネットで調べたが「老人五心訓」は出て来なかった。いつ頃誰が言ったのかは分からない。

 ここで言われている5つの心得は納得のできるものではある。「健康年齢」ということが言われるが、高齢になっても自立して生きて行くっことができることが大事である。
 

 2月に市大病院に入院したとき、同室の人がみな看護師の世話でベッドに横たわっているだけであった。いずれそうなる時が来るかもしれないがなるべくそうならないように気を付けて生きることだ。
 

「死ぬときは1週間寝付いて死にましょう」というのは、遠くに身寄りがいても死に目に会えるようにという意味だそうだ。

 1週間ぐらい何も食べずに寝ていると楽に死ねるようだ。前にも書いたが私の養親は布団の上で1週間ぐらい寝ていて亡くなったが苦しむこともなかった。もちろん医者には来てもらっていたが延命治療はしなかった。まさに大往生と言えるものであった。

 

2024年5月11日 (土)

不審なショートメール

 この1か月間に、スマホのショートメッセージに不審なメールが3回入っていた。

 一つはGMAILアドレスで「簡単なアルバイト募集中。必要なのは携帯電話だけ!!指定された作業を完了するだけ🧦毎日1万~5万程度のお小遣い稼ぎ 詳細はLINE:B2P4にてご応募ください」
 

 テレビニュースなどで取り上げられている闇バイトなのだろうか。簡単に稼げるはずがない。

 二つ目は、電話発信で「重要なお知らせ:株式コード『2305』は本日必ず上昇します。売却時期の情報はLINEでご確認下さい。」というもので、URLが書いてあった。URLにアクセスすると誘導され金をだまし取られることになるのだろう。

 三つめは、「家でシールを作って、時給3536円、いつでも決済できます。興味があれば私のLine:fut98を追加してください。家でできる仕事は普通とても安いはずだ。それが時給3536円とは凄いではないか。この先のことは分からない。発信はoutlookのメールアドレスであった。

 
 こういうインターネト詐欺に引っかかって1億5千万円もとられて女性がいるとテレビニュースで見たことがあるが、信じられないようなことだ。

 とにかくこうしたメールや電話には反応しないように気を付けなければならない。

 

2024年5月10日 (金)

身体の新陳代謝

 我々人間の身体は絶えず新陳代謝をしている。体の部位による新陳代謝の目安は次のようである。ただ、年齢などは個人差があり、すべての人が当てはまるものではない。

  口の粘膜・・・・・・・・・・・約3日

  胃の粘膜‣・・・・・・・・・・約1週間

  髪の毛・・・・・・・・・・・・1日約0.3mm

  皮膚・・・・・・・・・・・・・約1~3か月

  爪・・・・・・・・・・・・・・約100日

  内臓・・・・・・・・・・・・・約2~6か月

  血液・・・・・・・・・・・・・約3~6か月

  骨・・・・・・・・・・・・・・約6か月~1年
 

 口の粘膜が約3日と一番早いとは思っていなかった。私は足の親指の爪が黒くなったので医者に診てもらったら爪の水虫だと分かった。薬を塗っていたら少しずつ短くなってきた医者はもう少しだねと言った。爪は伸びる様子が分かりやすい。
 

 皮膚も風呂に入ると足の踵の皮膚がはがれるのがよくわかる。いつも体を洗うときタオルに石鹸を付けて洗っているから古い皮膚は洗われて行くのだろう。
 

 髪の毛は伸びるのがよくわかる。私は2カ月に1回散髪をしているがかなりの量の髪の毛が切られる。

 骨や内臓については見ることができないので分からないがかなりの時間を要しているようだ。

2024年5月 9日 (木)

認知症は怖れることはないという

 私も妻も高齢なので認知症が怖い。認知症についてはテレビやネットなどで色いろ取り上げられている。そんな中でネットで【「認知症にだけはなりたくない」高齢者が多いが…実は「恐れる必要はない」と和田秀樹氏が断言する“これだけの理由”】という記事があった。

 和田氏の著書『65歳からおとずれる 老人性うつの壁』(KADOKAWA)よりサマライズしたものだ。和田医師は「81歳の壁」が大ヒットして以来売れっ子となり、次々に本を書いている。引用されたこの本もその類である。

 高齢者医療を行っていたり、多くの高齢者とお話をする機会が多い和田医師の経験では、高齢者の不安や恐怖の中で最も大きいものに、認知症だという。

 高齢者専門の精神科医としての長年の経験から言うと、「認知症になるか、うつ病になるか、どちらかを選べ」という究極の選択を迫られたら、和田医師は間違いなく、認知症を選ぶと述べている。

 認知症は、少なくとも本人にとっては、それほど不幸な病気ではないという。楽しいことも忘れるが、嫌なことを忘れられるというのだ。実際、認知症が進むほど、ニコニコする高齢者は多いそうだ。ニコニコする可愛いおじいちゃん、可愛いおばあちゃんになるという。

 認知症になった自覚は初期のうちだけで、中期以降は自分が認知症だという意識がないという。病気であるという自覚もなくなるのだ。だから本人は幸せになれる病気だという。

 米国のレーガン元大統領は任期中に認知症になった可能性があるようだ。でも任務を果たすことができた。

 認知症がかなり重くなり介護が必要となったら「介護保険」の利用ができる。そのために介護保険制度があるのだという。介護保険の導入後、昔ほど施設に入るのは難しくなくなった。介護費用が保険でカバーされるので、介護付きの有料老人ホームも以前よりはかなり安く利用できるようになっているそうだ。

 認知症になっても買い物に行けるし、食事を作ることもできるという。

 徘徊したり、大声を出したり、便をこねたり、それを家中に塗り付けたりして迷惑をかけるのではといった心配をする人もいるだろうがそうした人は少ないという。

 認知症の多くはある種の脳の老化現象なので、大人しくなる人のほうが圧倒的に多いという。

 和田医師は、認知症というのは、本人の主観では幸せな状態のことが多いし、少なくともすぐには人に迷惑をかけるような病気ではないのだから、それほど恐れる必要はないというのが、長年の高齢者医療の経験から得た結論だそうだ。

 この記事を読んでかなり気が楽になった。

2024年5月 8日 (水)

NHK知っておきたい「飲酒ガイドライン」から

 私は晩酌をしているので、酒類に含まれるアルコール量のことが気になっていた。先日NHKテレビの「知っておきたい飲酒ガイドライン」という番組があったのでそれを観た。

 厚生労働省が「飲酒ガイドライン」を発表したというのだ。それまでは酒について気を付けて飲むようにと言っていたのを、具体的にアルコール量で示したのだ。

 それによると、生活習慣病を高めるⅠ日あたりの純アルコール量は、男性で40g以上、女性は20g以上だ。女性は男性に比べて身体が小さく、水分量がすくなく、肝障害を起こしやすいのだという。

 純アルコール量の計算式は、【飲む量×アルコール度数×比重】で例として、500ml×0.05×0.8=20g が示されていた。

 純アルコール20gを含む酒は、7%チューハイ 350ml、12%のワイン 200ml、 15%の日本酒 1合弱、
25%の焼酎 100ml、 40%のウイスキー 60ml、

 私は夏以外は主に日本酒を1合飲んでいるから純アルコール量は20gということになる。以前は2合飲んでいたのだが減らしたのだ。

 発症リスクの例として、脳梗塞は男性 週に300g以上、女性週に75g以上。高血圧男女とも少量の飲酒でも。習慣的に飲酒をすると血圧は上がりやすいという。私は高血圧気味であったが、20歳から習慣的に飲酒を続けてきたからだろう。 飲酒量を減らすと血圧は低下するそうだ。最近は以前に比べて血圧が低いので飲酒を減らした効果かもしれない。 

 アルコール、アセトアルデヒドは発がん性がある。胃ガン 男声少しの飲酒でも、女性は週に150g以上、大腸がん 男女とも週150g以上。アルコールなどによってメチル化が妨げられ、遺伝子の修復機能が低下し、ガンにつながるというのだ。

 私は直腸がんになったが、純アルコール量で周280gも飲んでいたためかもしれない。

 アルコールの摂取を腫らすには、
 ●あらかじめ量を決めて飲酒する
 ●飲酒前または飲酒中に食事をする
 ●飲酒の合間に水を飲む
 ●1週間のうち酒を飲まない日を設ける

 私はあらかじめ日本酒なら1合とか缶ビール1缶などりょうをきめているし、以前は毎週休肝日を設けていた。

 NHKのこの番組は大変参考になり勉強になった。

2024年5月 7日 (火)

ポツンと1軒家番組

 テレビ朝日系のトークバラエティ「ポツンと一軒家」(日曜午後7時58分)は衛星写真を元に見つけた山の中1軒家をスタッフが自動車で探して行き、そこに住む人の暮らしなどを扱っている番組で、とんでもない不便なあ所に1軒だけで暮らす人の生きざまが大変興味深いので毎回楽しみに見ている。

 一軒家を探して行くとき集落の人を探して道を尋ねるところから始まるのだが、いつも「ポツンと1軒家」を見ていますと言っているから人気があるようだ。

 その「ポツンと1軒家」に問題があるという記事がネットにあった。「ポツンと一軒家」はコンパクトシティに逆行 社会学者が問題提起「高齢者の孤立化に対応しないと……」というタイトルであった。

 視聴率はいいのだが、「実はテレビ局やスポンサーは最近、世帯視聴率の指標をほとんど参考にしていない。重視しているのは13~49歳の個人視聴率であるコア視聴率だという。この世代は購買意欲が高いため営業的に欠かせない指標となっている。しかし、『ポツンと一軒家』はこのコア視聴率が極端に低く1%台の時もあるというのだ。いくら世帯視聴率が高くても、実態は若者から敬遠され高齢層ばかりが見る番組になっている」

 確かにそうかもしれない。私など高齢者にはとても面白い番組だが若者には受けないのだろう。

 また、都市計画や地域経済に詳しい社会学者は専門家として次のように疑問を呈する。

 「能登半島地震で孤立集落の救援活動が難航したように、過疎化や住民の高齢化が深刻化している地域の課題に対処するための政策作りをこれからの日本では急がないといけない。具体的には散在する住宅を一カ所に集め、集落をコンパクトにまとめることで、地域の持続可能性や賑わいを取り戻す必要がある。『ポツンと一軒家』はこの流れに逆行しているような気がしてならない」というのだ。

 こうした地域政策は「コンパクトシティ」と呼ばれている。高齢化や過疎化が進む地域に散在する住宅を一カ所にまとめる住宅の集約、住宅地域と商業地域、施設を結ぶ交通の整備、住民が近隣住民との交流を深める地域コミュニティの形成などが主な柱だという。

 そういう見方からすれば「ポツンと1軒家」は完全にずれている。でも「ポツンと1軒家」のような生き方をするのもあっていいのではないか。行政の力で止めさせることはないと思うのだ。

 ポツンと1軒家に住む人たちは、先祖が江戸時代にとんでもない山奥に家を建て土地を耕して生活してきたのを守っている人が多い。現代でも極めて不便なのにと思う。

 一つの文化遺産ととして住人達に任せておけばよいのではないか。行政からすれば医療問題だけでなく、郵便配達や電気、道路、災害対策など大変なことが多々あるが。

2024年5月 6日 (月)

人手不足

 5月4日の朝日新聞に人手不足についての世論調査があった。その中に、「人手不足を感じる事柄は・・・」について、8つの選択肢から2つ挙げるのがあった。 

  ・セルフレジの増加       89%
  

  ・外国人店員の増加       35%
  

  ・バス路線の廃止        26%
  

  ・災害や復興の遅れ       26%
  

  ・土曜の郵便配達の廃止     20%
  

  ・電話応対の自動音声の増加   17%
  

  ・タクシー不足         11%
  

  ・公共施設の建設遅れ      8%
 

 4日にイオンは一て驚いたのは、大きな食品売り場のレジがセルフレジを増やして店員によるレジがたった1か所になっていたことだった。このひは店員のいるレジが必要だったので列にならんんだ。
 

 いつも行くマックスバリューもセルフレジを入れたので利用しているがAIの進歩で器械化したのだと思っていたが、人手不足なのかもしれない。
 

 外国人店員の増加はいつも感じていることである。スーパーでもコンビニでも外国人がほとんどだ。日本語教室での学習者にもコンビニ店員などがいる。
 

 土曜の郵便配達の廃止は経費の節約だと思っていたが、人手不足からなのだろううか。
 

 タクシー不足や女性運転手の増加も人手不足が原因なのだろう。
 

 大阪万博の建設遅れは人手不足だと報じられているし、能登地震の災害復興も人手不足が言われている。
 

 人手不足を補うために外国人を入れるのは構わないが、教えている学習者はみんな最近の円安に困っている。ベトナム人は価値が半分になってしまったと嘆いていた。外国人労働者を呼ぼうにも円安では難しいだろう。インバウンドで外国人観光客を呼ぶにはよいが、
 

 高齢者として心配なのは、介護施設の人手不足である。
 

2024年5月 5日 (日)

マイクロソフトを語る詐欺がPCに

 5月3日18時45分ごろパソコンのワードで文書を書いていたら、突然メッセージ画面が現れ、同時に音声で「あなたのパソコンはトロイの木馬ウイルスに感染しています。除去するためにフリーダイヤルに電話をして下さい。専門家がお手伝いします。マイクロソフト品川からお送りしております。」というアナウンスが流れ、マイクロソフトの連絡先というメッセージが表示された。

 消そうとしても消すことができなかった。アナウンスは何度も繰り返された。仕方がないのでパソコンの電源を切った。再び電源を入れたらまた先ほどのメッセージとアナウンスが出た。

 もう一度電源を切った。今度はしっかりと電源が切れたことを確認し電源を入れた。するとメッセージなどは消えていた。先ほど電源を切ったときは多分再起動状態になっていたようだ。

 インターネットのプロバイダーに電話をしたが時間外であった。

 ウイルスバスターを入れてあるのだが、パソコンに入り込んできたのだ。ウイルスバスターは役目をはたしていないようだ。それにしてもマイクロソフトを語り勝手にパソコンに入って来るとは驚いた。くわばら、くわばらである。

2024年5月 4日 (土)

空き家900万戸!!

 5月1日の朝日新聞の「空き家 最多900万戸」という記事を見ておどろいた。空き家が850万戸というのは知っていたが、それは1918年の調査の数で、その後の5年間に51万戸増えたというのだ。1973年から増え続けており、1993年の450万戸の倍となった。

 高校生、大学生のころ、昭和30年ごろから名古屋では市営住宅や県営住宅が建て始められたと思う。その頃の市営住宅は間取りも少なく狭かったが、それでも住宅に入れて人々は喜んでいた。全国的にも公営または公団住宅が作られ、「団地」と呼ばれた。そこに住む人は団地族と言われた。そんな頃があったのだが、それが今や空き家が増える一方だとは。

 空き家が増えるのは、総務省によると高齢化が主な原因とみているそうだ。核家族化もあり、一人暮らしの高齢者が亡くなったり、施設に入居したりすることでふえていくのだという。

 我が家の近所でも高齢者が施設に入居して空き家になっているところが2~3軒ある。友人の近所でも6軒もあると言っていた。

 親族が相続しても、取り壊し費用や売却の難しさなどが壁になっているのだ。我が家もやがて空き家となるであろう。他人事と葉言えない。

 テレビで田舎の方へ行くと一戸100円でも買い手がないと報じていた。ただ同然で買って移住をした人のことを扱った番組もあった。何かできる仕事があればそれは可能である。

 円安で中国人など外国人が空き家を買っているのではないかと思う。以前に比べて半額以下になったはずだから、日本は外国人に買い占めれれてしまうのではないかと憂える。そうしたことに政府はどう対処しようとしているのか。

2024年5月 3日 (金)

米大学生のイスラエルへの抗議運動

 5月1日のテレビニュースや2日の新聞で、米国各地の大学で、パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルやその後ろ盾となっている米政権に対する抗議活動が続いていると報じられた。

 コロンビア大学で当局の要請を受けた警察が校内に入り100人以上が逮捕されたのがきっかけとなって、各地の大学に広がったのだという。
 

 パレスチナ自治区ガザへのイスラエルの悪魔のような攻撃で何万人もの住民が死に、街が完全に破壊された。学生たちはそうしたイスラエルの対する抗議のデモである。学生たちはまた、大学の投資先を開示し、イスラエル軍が使う武器を製造する企業への投資を止めるように要求しているという。

 大学当局は停学や退学にすると言っているが、学生たちは覚悟ができているとはなしているそうだ。

 パレスチナの自治区ガザへのイスラエルの執拗な攻撃が続き、エジプトで停戦交渉が始まったが、完全停戦を求めるハマスに対して、イスラエルのネタニヤフ首相は完全な停戦はしないと述べている。

 イスラエルは150人ほどの人質を返せと攻撃をしているが、ガザの方は3万5千人以上の命が奪われ、街が破壊されて、それが今も続いているのだ。

 学生たちの抗議行動は良識を持った若者が米国に存在することを示している。イスラエル系の影響力が強い米国での抗議活動は素晴らしいと思う。


 イスラエルは直ちにガザ攻撃を止めるべきである。

2024年5月 2日 (木)

認知症前段階を知る

 正常な脳と認知症の間には〝認知症グレーゾーン”があるという〟「身近な人の名前が出てこない」など、最近何かがおかしいと感じることがあったら……それは認知症の警告サイン!?かもしれないという。この段階なら認知症へ進むのをふせげるかもしれないという。

 認知症の分かれ道で、回復する人と進行してしまう人の違いは何なのか。40年以上、認知症の予防と研究に関わってきた認知症専門医の朝田隆さんによる著書『認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること』から一部を抜粋・編集し、健康な脳に戻るためのヒントを紹介するという記事があった。

 認知症は、毎日の生活習慣が大きく影響して起こる。高血圧や糖尿病と同じように、長い歳月をかけて認知機能が衰えていき発症する生活習慣病の一つであり、認知症を発症する20年ぐらい前から脳の変化が始まるという。80歳で認知症になる人は、60歳くらいから脳の変化が始まるそうだ。

 ごく初期の段階では、これといった症状は見られない。さまざまな警告サインを発するようになるのは、認知症の前段階である認知症グレーゾーン(MCI:軽度認知障害)になってからだそうだ。

 「もの忘れや忘れ物が増える」「集中力がなくなる」「イライラして怒りっぽくなる」などがあるという。その前段階として「意欲の低下」があるという。

 認知症グレーゾーンになると、記憶を司る海馬の機能が衰えてくるが、じつはその前に、前頭葉の機能が落ちてくることがあるというのだ。

 前頭葉は意欲を生み出す、いわば「脳の司令塔」で、この前頭葉の機能の衰えが、「意欲の低下」となって表れると考えられるという。

 それが認知症グレーゾーンの入り口で、最初のサインである「めんどうくさい」という言葉が頻繁に口をつくようになり、こんな兆候が見られたら要注意だという。

 私はいつの頃からか「めんどくさい」と思うことがよくあるようになった。意欲のおとろえがはじまっているのかもしれない。

 歳を取って認知症を怖れるようになり、自分だけでなく妻のことも毎日観察して大丈夫かなと確認している。

 

 

 

2024年5月 1日 (水)

自民全敗の衆院補選

 28日に行われた東京、島根、長崎の衆院補選で立憲民主党が3勝した。自民党は候補者の擁立を見送った東京15区、長崎3区での不戦敗、自民が負けたことがなかった島根1区でも負け、全敗となった。

 特に島根1区は1996年の小選挙区制導入以来、細田前衆院議長が勝ち続けて来た。そして首相は2度も選挙区に入り、小渕優子選挙対策委員長は連日のように選挙区を回り、小泉進次郎元環境相ら知名度の高い議員も応援に入った。それでも自民は負けた。

 この三つの補選の結果に注目していたが、29日朝の朝刊を見て結果を知りよかったと思った。自民党派閥の裏金問題に対し、これら選挙区の有権者は厳しい評価をしたことに安堵した。

 東京15区では立憲が共産と共闘したのがよい結果に結びついたと思う。長崎3区や島根1区でも共産党が陰で応援を下のではないかと思う。

 岸田政権のもとで発覚した旧統一教会との癒着や裏金事件。その解明はおろそかにされ国民に不信感を与えた。圧倒的多数の上に胡坐をかいて、いい加減な対応をしている岸田政権への批判となった。

 この選挙結果によって早期解散がし難くなったと思われるが、自民党総裁選が控えており、岸田首相はどう出るのだろうか。有権者は裏金事件を忘れてはいけない。

 一方野党がどうでるのかものかも重要である。国会で一致して自民党の裏金事件を追及し、厳密に対処する法案を作ってほしい。

 また、来るべき総選挙へどう対応するのかも重要な問題である。立憲民主党は維新の会や国民民主党とどうおりあうことができるのかが決め手である。

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