SNSの違法投稿の監視(モデレーション)
4月28日の朝日新聞朝刊トップ記事は「SNSの裏『掃除人』の苦悩」であった。フェイスブックやX(ツイッター)などのSNSのサイトでは、暴力や脅迫、性的行為などを不敵察な投稿の監視をするモデレーターと呼ばれる人がいて、高速で流れる動画を監視し、削除するかを1本あたり2,3分で決めるのだそうだ。
24時間体制、3交代制で、1日80本ほどの動画に目を通し、3本ほど削除するという。
東南アジアで働くある日本人は月給は20万円台だという。ケニアで働いたナイジェリア人は1日9時間、週5日働き、1日約1千件の投稿を見、55秒以内で判断しなければならなかったという。月収は6万シリング(約7万円)でケニアの平均月収程度だったという。決して良い収入ではない。
EUでは昨年4月下旬からの約5カ月でフェイスブック(FB)が欧州で削除した投稿は4669万件というからその数の多さに驚いた。誰でも簡単に投稿できるとはいえ世界では一体どのくらいの違法投稿があるのだろう。
EUではAIを使っているが、モデレーターが削除したものが286万件で、約6%だった。
モデレーターの数は、FBは約1万5千人、Xは約2300人だという。
有名人を語った動画に引っかかり数億円も失った女性がいたとネットにあったが、そんな大金を巻き上げる手口はよほど巧妙なのだろう。
私もブログの投稿者だが真面目にやっている。私はXなど他のSNSはやらないのでど、んな投稿があるかは全く知らない。テレビなどで取り上げられたものを知るだけだ。
それにしても余りの多さに驚くばかりだ。
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