焦げには終末糖化物質が含まれるという
ネットで見つけたPRESIDENT Onlineに、【高齢者は「焼き魚よりも煮魚」「煮魚よりも刺身」が体にいい…医師が「避けなさい」と説く調理法の種類】という記事があった。
私は子どもの頃は南紀新宮で魚をふんだんに食べて育った。その頃は肉は全く手の届かない食べ物であった。唯一食べたのは鯨の肉である。
そうした関係で魚が大好きな人間になった。スーパーへ行くと必ず魚売り場を見る。でも残念なのは最近は魚の種類が少ない上に値段が高いことだ。それでサバの干物やサケの干物をよく買う。干物だから焼くことになる。
素人考えでも焼き魚より煮魚、煮魚より刺身がよいことは想像がつく。記事によると、。医師の西崎知之氏は「70歳以上の高齢者になると血液中のアルブミン量が低下している人の割合が急増し、正常な血管の柔軟性を維持するためには適度な動物性タンパク質の摂取が必要となる。しかし肉も魚も焼くとタンパク質と糖を同時に加熱したときに発生する物質で、老化を促進する元凶となる終末糖化物質が多く含まれるというのだ。だからコゲができない調理法がよいというのだ。
「終末糖化物質」という初めて聞くコトバがでてきた。終末糖化産物(Advanced Glycation End products=AGE)は、タンパク質と糖を同時に加熱したときに発生する物質で、老化を促進する元凶といわれているろいう。
終末糖化物質が多く含まれる食べ物は、トンカツ、チキンカツ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥、その他、鮭や鮪の焼き物、揚げ物、ハンバーガー、フライドポテト、フランクフルト・・・要するに肉や魚を焼いたり、油で揚げたりしてできたおいしそうな焦げ目は終末糖化産物だと考えていいという。
魚や肉でなくてもホットケーキやフライドポテトなどの菓子にもあるというから煎餅などの焼菓子も同様なのだろう。
そんなことを気にしていたら食べる物がなくなってしまうが。健康長寿のためには留意しておいた方がよいとはいえそうだ。
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