台湾の地震対策の動きの速さに驚く
台湾の東部。花蓮市の避難所は地震が発生した直後から準備が始まったという。サンデーモーニングでしっかりした避難所が設営されているのを観て驚いた。
2時間後にはテントを設置して、3時間後には被災者を受け入れ、4時間後には設備がほぼ整ったという。
台湾は日本と同じ地震が多いい国だというが、日本とは地震対策が雲泥の差である。
体育館には個室のような空間があり、アロマオイルのマッサージもあるという。体育館の中と外には、プライバシーが確保できる防災テント70個を設置、簡易ベッドもあり、屋外にはシャワー用のテントもある。
能登地震のの体育館の避難所とは何という違いだ。
食事は弁当の他ピザやサンドイッチ、お菓子はお茶などが常にそろうという。
体育館のステージは、子どもが遊べるスペースで、すごろくや絵本、人形、カードゲーム、ゲーム機などが用意されているという。
3日朝の発災から1時間後には、市や支援に当たる各NGOを結ぶLINEのグループチャットが立ち上がり、必要な物資の情報交換を始めていたのだ。
これまでの経験を生かして、いざというときの対策の仕組みができていたのだ。日本も台湾に学ぶことができないのであろうか。
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トルコからの救援隊が台湾にかけつけたというニュースはあっても日本からの救援隊という話が出てこないのも不思議なこと。行っているのにニュースにしないのかと思ったら、ネット上のコメントには習近平の顔色を伺っていて行かないのだ、というのがあった。緊急の人助けをするのに誰かの顔色を伺うなど愚の骨頂である。
一方ではアメリカ様にシッポを振るためにノコノコ出かけている。また売れ残りの兵器を買わされるのか。大統領へのお土産に輪島塗のコーヒーカップを持っていったらしい。輪島の職人が3週間で仕上げたことが美談のように報道されている。塗り物を速攻で仕上げることが美談になるのか?そもそも輪島市は震災の片付けで大変ではないのか?天皇皇后が石川県へ2度目の慰問に訪れる予定だという。受け入れる側がどれだけ膨大な労力を消費するか、側近の誰かが進言しないのか?
投稿: たりらりら | 2024年4月10日 (水) 22時37分