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2024年4月

2024年4月30日 (火)

SNSの違法投稿の監視(モデレーション)

 4月28日の朝日新聞朝刊トップ記事は「SNSの裏『掃除人』の苦悩」であった。フェイスブックやX(ツイッター)などのSNSのサイトでは、暴力や脅迫、性的行為などを不敵察な投稿の監視をするモデレーターと呼ばれる人がいて、高速で流れる動画を監視し、削除するかを1本あたり2,3分で決めるのだそうだ。

 24時間体制、3交代制で、1日80本ほどの動画に目を通し、3本ほど削除するという。

 東南アジアで働くある日本人は月給は20万円台だという。ケニアで働いたナイジェリア人は1日9時間、週5日働き、1日約1千件の投稿を見、55秒以内で判断しなければならなかったという。月収は6万シリング(約7万円)でケニアの平均月収程度だったという。決して良い収入ではない。

 EUでは昨年4月下旬からの約5カ月でフェイスブック(FB)が欧州で削除した投稿は4669万件というからその数の多さに驚いた。誰でも簡単に投稿できるとはいえ世界では一体どのくらいの違法投稿があるのだろう。

 EUではAIを使っているが、モデレーターが削除したものが286万件で、約6%だった。
モデレーターの数は、FBは約1万5千人、Xは約2300人だという。

 有名人を語った動画に引っかかり数億円も失った女性がいたとネットにあったが、そんな大金を巻き上げる手口はよほど巧妙なのだろう。

 私もブログの投稿者だが真面目にやっている。私はXなど他のSNSはやらないのでど、んな投稿があるかは全く知らない。テレビなどで取り上げられたものを知るだけだ。

 それにしても余りの多さに驚くばかりだ。

2024年4月29日 (月)

がんで死ぬのが一番という記事

 スマートニュースを見ていたら、「じつは『老衰死』は悲惨…医師たちが『死ぬなら、がん』と口を揃えて言う『意外なワケ』」という記事があった。私もガンがあるので読んで見た。

 ポックリ死や老衰死は楽ではないという説明があって、その後にがんで死ぬのはなぜよいかということが書いてあった。

 まず、がんは治療さえしなければ、ある程度の死期がわかるので、それに向けて準備ができるというのだ。行きたいところへいったり、、会いたい人にあったり、食べたいものを食べたり、見たいものをみたり、聴きたいものを聞いたり、したいことをすることができるというのだ。

 己の来し方を振り返り、いろいろなことを思い出して、自己肯定したり、苦笑いしたり、感謝したり、自分をほめたりして、人生を慈しむ時間的な余裕もあるというあとは死ぬだけなのだから、何の努力も我慢も必要なく、自由気ままにすごせるという。

 その上、超高齢の不如意、不自由、情けなさに直面する危険も確実に避けられるからこんな安心なことはないという。

 医者はそうしたことを知っているから「死ぬならがん」と言うのは当然と言えるだろうという。

 がんで死ぬときに大事なことは、無理に治ろうとしないことだという。かつては、がんは治るか死ぬかのいずれかだったが、今は、治らないけれど死なないという状態が作られているといい、いわゆる「がんとの共存」なのだ。

 がんを根絶しようと思うと、過度な治療を受けて副作用で苦しんだり、場合によっては逆に命を縮めてしまったりする。過激な治療ではなく、ほどほどの治療でようすを見て、治療の効果より副作用のほうが大きくなったら、潔く治療をやめる。これががん治療の要諦だというのだ。

 治療をやめたら死ぬと思うかもしれないが、治療を続けても、さらにはがんを根絶しても、人は死ぬ。死にたくないと思うのではなく、上手に死ぬというふうに発想を変えれば、治療の中止も大いに好ましい選択であることがわかるだろうという。

 私も治療をしないのは、手術によって身体に大きな傷を作り人工肛門をつけたり、治療薬の副作用でQLOを失うことを避けたいからだ。
がんが進行するとどのような苦しみがあるのかは未知のことであるが、近藤誠医師や和田秀樹医師やこの記事のいうことを頼りにしてがんと生きて行きたいのだ。

 

2024年4月28日 (日)

直腸がんと生きる―16ー

 直腸がんが発見されてから1年余りたった。市大の医師はすぐに手術することを勧めたが、近藤誠医師や和田秀樹医師がガンになっても手術をしないことを勧めているので手術も治療もしないことにした。それについては以前に書いた。

 相談をする医師も愛知国際病院にして3か月に1度ほど行っているが、問診だけで何のアドヴァイスもない。

 症状といえるようなものはなく、便が柔らかく中指ぐらいの太さの長い便が出るということぐらいであった。最近になって便意を感じる回数が増え、便意を感じるとすぐにしたくなるようになった。

 早朝にウオーキングに行く前に3回トイレに行き便を出す。そうしないと歩いている1時間半の間に便をしたくなることがあるからだ。ウオーキングの途中に公衆便所があるがなるべき使いたくない。ウオーキングから帰宅するとトイレに行き便をする。

 その後は時々便意を催すが出る便は指2本ぐらいの量である。また便をした後必ず小便が出る。小便だけをするということはなくなった。

 ガンがどの様に進行しているのかは検査をしていないのでわからない。医者は失血していないかを心配しているが、ときどき便に血がつく程度で、痔と間違えるくらいだ。

 痔のような血が出ることは前からあったのだが、これまでに何度も痔を患っているので痔だと思い込んでいた。それが潜血検査で調べた結果直腸がんが発見されたのだ。

 潜血検査を早くやっていたらガンの早期発見ができたかもしれなかった。痔だと思っていたのがよくなかった。

 このまま治療をせずに行ってどうなるのか医者に尋ねたが分からないと言った。どうなるのか実験をしている感じだ。

 

2024年4月27日 (土)

再び現行健康保険証を継続せよ!

 私は現行の紙の保険証をパス入れに入れて持ち歩いている。以前に急に体調が悪くなった時病院に行ったが、保険証を持っていなくて困ったことがあったからだ。紙の保険証は持ち歩いてもあまり心配にはならない。それに対して「マイナ保険証」はマイナンバーに紐づけられているので持ち歩くのは大変心配である。

 岸田政権は今年12月2日をもって現行の紙の健康保険証の発行を終了し、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行していくという。

 政府はマイナ保険証の利用率を上げるために、紙の現行の保険証を使った場合医療費窓口負担を高くしている。

 また、1月にマイナ保険証の利用率を上げた医療機関に支援金を出す制度を開始。5~7月を「マイナ保険証利用促進集中取り組み月間」として、病院に最大20万円を配るという。

 窓口に共通ポスターを掲示、患者への声掛けをしたりマイナ保険証利用のチラシのを配布徹底する。

 そうした費用として23年度補正予算に217億円を計上。新聞広告、テレビCMなどあらゆるメディアを動員して集中広報を展開するという。

 それほどまでにして何としてもマイナ保険証に移行しようとしているが、マイナ保険証の利用率はわずか5%だという。患者からの不評は勿論のこと、医療機関にも不評だという。河野デジタル相はマイナ保険証で受付ができない医療機関を国のマイナンバー総合窓口に”通報”するようにと要請文書を出したという。

 それほどまでにしてマイナー保険証にしようとするのは裏に隠された狙いがあるからに相違ない。マイナカードを作らせ、そのビッグデータが欲しい企業などがあるからだろう。

 現行の健康保険証と続けるために国民運動が起こらないのが不思議である。労働組合や学生たちはなぜ立ち上がらないのだろう。野党はどういう態度なのだろう。マイナ保険証に反対しているのは共産党だけなのか。

2024年4月26日 (金)

焦げには終末糖化物質が含まれるという

 ネットで見つけたPRESIDENT Onlineに、【高齢者は「焼き魚よりも煮魚」「煮魚よりも刺身」が体にいい…医師が「避けなさい」と説く調理法の種類】という記事があった。

 私は子どもの頃は南紀新宮で魚をふんだんに食べて育った。その頃は肉は全く手の届かない食べ物であった。唯一食べたのは鯨の肉である。

 そうした関係で魚が大好きな人間になった。スーパーへ行くと必ず魚売り場を見る。でも残念なのは最近は魚の種類が少ない上に値段が高いことだ。それでサバの干物やサケの干物をよく買う。干物だから焼くことになる。

 素人考えでも焼き魚より煮魚、煮魚より刺身がよいことは想像がつく。記事によると、。医師の西崎知之氏は「70歳以上の高齢者になると血液中のアルブミン量が低下している人の割合が急増し、正常な血管の柔軟性を維持するためには適度な動物性タンパク質の摂取が必要となる。しかし肉も魚も焼くとタンパク質と糖を同時に加熱したときに発生する物質で、老化を促進する元凶となる終末糖化物質が多く含まれるというのだ。だからコゲができない調理法がよいというのだ。

 「終末糖化物質」という初めて聞くコトバがでてきた。終末糖化産物(Advanced Glycation End products=AGE)は、タンパク質と糖を同時に加熱したときに発生する物質で、老化を促進する元凶といわれているろいう。

 終末糖化物質が多く含まれる食べ物は、トンカツ、チキンカツ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥、その他、鮭や鮪の焼き物、揚げ物、ハンバーガー、フライドポテト、フランクフルト・・・要するに肉や魚を焼いたり、油で揚げたりしてできたおいしそうな焦げ目は終末糖化産物だと考えていいという。

 魚や肉でなくてもホットケーキやフライドポテトなどの菓子にもあるというから煎餅などの焼菓子も同様なのだろう。

 そんなことを気にしていたら食べる物がなくなってしまうが。健康長寿のためには留意しておいた方がよいとはいえそうだ。

 

2024年4月25日 (木)

和菓子と洋菓子

 私はケーキなどの洋菓子より饅頭などの和菓子の方が好きである。和菓子屋にはその店の創作の和菓子がある。そして名前がついている和菓子もある。例えば「雪花の舞」「ごっさま」とか「をちこち」「二人静」とか「芸どころ」「天守閣」などそれぞれの和菓子に名前がついている。

 和菓子には季節性のあるものも多い。春夏秋冬の四季に合わせ四季折々の風物詩を、絶妙な色合いと質感で表現た和菓子がある。そして何よりも形に芸術性がある。どの店の独自の和菓子は見た目も美しく仕上げている。味も工夫されていて楽しむことができる。

 ケーキなどには名前がついているものはない。乳脂肪や油をたっぷりと使用したものが大半でイチゴやクリームやチョコレートなどを使って形はいろいろ工夫されていて華やかさはあるが奥ゆかしさがない。

 カロリーの面から見ても洋菓子はカロリーが高いが和菓子はカロリーが低い。コーヒーにはケーキが合うが日本茶には和菓子が合う。

 絵に例えるなら和菓子は日本画、ケーキは油絵である。それぞれの良さがあるが芸術性という点で和菓子に軍配をあげたい。

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2024年4月24日 (水)

久しぶりの西洋料理で感じたこと

 マジック倶楽部のみんなで塩付通りにあるビストロ・ドゥ リヨンというフランス料理店へいった。仲間のYさんがアレンジしてくれた。結構知られた店らしいが、私はこの店は初めてであった。

 下の写真のようなコース料理を注文した。大きな器に料理が載っている。メインは魚料理か肉料理から選ぶのだが、肉料理は牛のほほ肉だという。みんなは肉を選んだ。

 飲み物はコーヒー、エスプレッソ、紅茶から選び、デザートは4種類の中から選ぶのだ。私はイチゴのタルトを選んだ。パンはバケットを薄く切ったものが2切れであった。パンはもう少し欲しい気がした。バターはおいしかった。

 メインの牛のほほ肉は凄く柔らかく調理されていた。料理はどれも美味しく洗練されていた。料金は2800円であった。

 私はフォークやナイフを使う西洋料理を食べるのは久しぶりだった。とても面倒に感じた。和食なら箸ですべて食べられるのに、西洋料理はなんて厄介なのだろうと思った。

 箸を使うのは韓国や中国も同じであるが、箸が全く違う。韓国は銀やステンレスなどの金属の箸を使っているし、中国は箸が長い。料理を大皿に載せて、各自がとって食べるので箸が長いのだとか。

 その点日本の箸は手ごろで扱いやすい。魚などを食べる時も箸でさばいて細かいところまで食べられる。また、割りばしのようなものから芸術的なデザインの箸までいろいろあるのもよい。

 日本人は子どもの時から箸で食べているので手先が器用だとも言われる。西洋料理を食べるときも箸一つで食べれば簡単で食べやすい。

 久しぶりにフランス料理を食べて改めて箸のよさを思った。

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                            最初の料理

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            2番目の料理

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            3番目のメイン料理

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             デザート

2024年4月23日 (火)

アヴェス・ユヴェネス コンサート

 21日に熱田文化小劇場で女声コーラス アヴェス・ユヴェネスのコンサートがあった。Tさんに券を頂いたので行って来た。コロナ禍があったので、5年ぶりだとか言っていた。
 

 アヴェス・ユヴェネスは椙山女学園大学合唱団OBのコーラスグループだそうで結成38年になるという。ルネッサンスの宗教音楽をメインに歌っているという。
 

 プログラムは第一部は宗教音楽ばかりであった。指揮は 山中涼子氏
  

  おんみを崇めん、キリスト           パレストリーナ
 

  めでたし                   パレストリーナ
 

  ヘブライの子らは               パレストリーナ
 

  よき牧者は蘇                 パレスとリーナ
 

  めでたし天の女                デュプラ
 

  おお救いのいけに               エシェンヴァル
 

  緑の森があると                グダヴィチャウス
 

  アレルヤ                   シクステン
 

 舞台に上がったのは25名で、調和のとれたきれいな歌声で魅了された。熱田文化小劇場は音響がいいと思う。宗教音楽は大聖堂の伽藍に響くように作られているようで気持ちよく聞くことができた。

 最後の2曲には賛助出演のアヴェス・アミーチェという男声コーラス5名が参加したが、レベルの高いグループで25人対5人でも遜色なかった。男声が加わると歌の響きがガラッと変わってとてもよかった。

第2部は日本の歌が4曲加わった。

  ひまわりの花                  菅野浩和

  風船つき唄                   菅野浩和

  てまり唄                    菅野浩和

  さくらさくら                  菅野浩和

  ナジサロンタ地方の祝い歌            コダーイ

  踊り歌                     コダーイ

 日本の歌は短い歌ばかりであったがよかった。踊り歌は簡単な振りを付けて歌った。

 アンコールは何と3曲もあった。最後の曲はアヴェス・アミーチェも加わって歌った。

 アヴェス ユヴェネスはコロナの間も練習を置重ねたりコンクールに参加したりして技量を磨いたと言っていた。
 コロナ前に1度聞いたことがあるが、素人の耳にも進歩の様子がうかがえた。とても良いコンサートであった。

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2024年4月22日 (月)

ドリップコーヒーのNGな淹れ方

 スマートニュースを見ていたら、「ついやりがち、ドリップコーヒーの淹れ方NG行為」という記事があった。我が家では以前は専門店で炒った豆を買ってきて、ミルで挽いて飲んでいたがドリップコーヒーが安くて手軽なのでドリップコーヒーにしている。
 

 コーヒー豆を引いて入れるのとドリップコーヒーでは味も香りも違うことは素人でもわかるが手軽さに慣れてしまった。
 

 淹れ方も説明を読んでやるようにと書いてあるが、説明が書いてあることすら知らなかったので全くの我流でドリップコーヒーを淹れている。
 

 この記事によると、NG行為は、

1. お湯の量を測らない

2. ドリップバッグをカップにしっかりセットできていない

3. 抽出後にドリップバッグをギュッと絞ってしまう
だという。

 ドリップバッグコーヒーのパッケージには、たいていお湯の適量が記載されていまるので、カップが大きいからといって、表記よりもお湯を多くそそぐのはNG行為。

 我が家ではカップに一杯になるまでお湯を入れていた。まさにNG.

 小さなカップに少ししか抽出しないのも、コーヒーの味が安定しなくなる原因になるという。

 我が家では主にトップバリューのドリップコーヒーを使っているが、改めてパッケージの説明を読んで見たら、「必要なお湯の量は約140mlです」と書いてあった。我が家では180mlぐらい使っていた。

 バッグをカップにしっかりと固定する。そうしないとコーヒー粉がこぼれてしまうことがあるという。私も1回その失敗をしたことがあり以後は気を付けている。

 抽出後にドリップバッグを取り出す際、しずくが垂れないようについ絞ってしまいがち。絞れば味が濃くなると思う人も多いのではないか?と言っている。ドリップバッグをギュッと強く絞ると、雑味成分が出すぎてしまうというのだ。ポタポタするまでお湯が切れたら、絞らずにそのまま取り出すと言っている。

 搾ることは一度もやったことがない。ポタポタ落ちるのが止まるまでやっている。

 ドリップコーヒーも進化したのか美味しいドリップコーヒーもある。たかがドリップ、されどドリップである。

2024年4月21日 (日)

不可解な米英欧のイラン制裁、イスラエル支援

 米国政府は、イランによるイスラエルへの報復攻撃を受け、イランのドローン生産などに関わる約20の個人・団体に制裁を課すと発表した。英政府と欧州連合も同様の措置を決め、イランに対する厳しい姿勢を示した。

 バイデン大統領は「イランの攻撃を支援するすべての者の責任を追及するため、必要なあらゆる行動をとることをためらわない」と主張した。

 また、EUのミシェル首脳会議議長は「イランはイスラエルだけでなく中東の国々の安定にとって脅威だ」と述べた。

 もともとはイスラエルがシリアのイラン大使館を攻撃したことから始まったことである。分からないのは米国、英国、EUなどがどうしてイスラエルを支持しイランを叩くのかである。

 イスラエルはパレスチナのガザを完膚なきまでに攻撃し市街を破壊し、子どもを含む市民を何万人も殺している。そしてさらにガザ攻撃を強めようとしている。その悪魔の残忍非道さはイランのイスラエル攻撃とは比べ物にならない。

 そのイスラエルのガザ攻撃に対して米国、英国などはイスラエルに制裁を課すことなくむしろ支援をしている。いわばガザ攻撃の共犯者である。

 大国がこのような態度をとっては世界の平和はやって来ない。こうした米英EUなどの行動に対してメディアの批判も見られないのも不思議である。

2024年4月20日 (土)

歩くことの効用

        
 私は44年間ほど毎朝5kmほどのウオーキングを続けてきた。ウオーキングが健康によいということはいろんな本やテレビ番組などでも言われている。そんな中でネットを見ていたら「歩けば心身と脳が元気になる! 効果がさらに上がる8つの習慣【呼吸器内科の大谷義夫先生】」という記事があった。それで読んで見た。
 

 歩くことは健康に良いということには多くの科学的根拠があるという。歩けば心身と脳が元気になることが医学的に証明されているというのだ。

●アメリカ国立がん研究所の調査によると、多く歩く人は、歩かない人より死亡率 が低いことが分かっている。

●歩くと自律神経のバランスが整ってストレス解消につながり、うつ病などにも効果があることが証明されている。脳も活性化し、発想力や創造力を豊かにするし、認知機能も改善する。

●歩くことにより体・心・脳が元気になれば、寝たきりの原因となる脳卒中や認知症、フレイルなどのリスクを下げることがで き、一生歩ける可能性が高まる。

●歩くことにより肥満解消はもちろん、血管や筋肉、免疫力など全身の機能が向上。あらゆる病気の改善を促す。

●歩くと不安が和らぎ、ストレスホルモンといわれる「コルチゾール」が減少することが科学的に証明されている。

【どの様に歩くとよいか】

◎女性は65cm以上、男性は70cm以上の歩幅で歩いている人は、認知機能低下リスクが低いことが研究で分かっている。横断歩道の線の幅を目安に、広めの歩幅で歩いてみるとよい。

◎一日1万歩をめやすにするが、「1万歩」を一気に歩く必要はない。座る時間を短縮してこまめに歩いて歩数を稼ぐようにする。日本人は座っている時間が世界一長く、日中座る時間が2時間増えるごとに死亡リスクは15%増えるという調査結果も。
スーパーへ買い物に行く、家の中の掃除、洗濯などの家事、トイレに立つなども、全て『歩く』ことだ。足し算で考えればよい。

 

 

2024年4月19日 (金)

初めて食べたカラ(カラマンダリン)

 17日に食品スーパー八百鮮へ行った。果物を買おうと思って果物売り場を見た。この時期、殆どが柑橘類でリンゴは値段が高かった。イチゴや輸入ブドウもあったが値段を見て買わなかった。

 柑橘類には、ジューシーオレンジ、清見、カラ、デコポンなどがあった。デコポンを買いたかったが値段が高いので諦めた。

 ジューシーオレンジも美味しいが値段を見てやめた。清見は先日買って甘かったので買うことにした。この日の特売にカラがあった。カラマンダリンともいうようだ。小さかったがミカンの様に皮が剥けてジューシーで美味しいと書いてあったので買うことにした。その他に伊予柑も買った。値段はどれも一袋398円であった。

 家に帰って食後にカラを食べた。本当にミカンの様に皮をむくことができた。味はとても甘く、説明に遭った通りジューシーであった。大きいカラは高いので手が出ないが、小さくても味はよかった。

●ネットでカラについて調べてみた。

 カラマンダリンは、正式な名称は「カラ」といい、スーパーなどでは「カラオレンジ」「南津海」という名前で並んでいることもあるという。

 その歴史は古く、1935年にカリフォルニア大学のフロスト博士が、温州みかんとキングタンゴールドを交配させたことにより誕生した。日本には、1955年に入ってきて栽培が始まった。

 ほかの種類に比べて木に実っている期間が長いそうで、カラマンダリンの旬は、4月下旬から5月下旬。生産地では4月初旬から収穫されるが、酸味を抜くために2週間から1ヶ月ほど貯蔵してから出荷される。ちょうど今が出始めのようだ。熟成されているのだと知った。

 日本国内での生産は、6割ほどを愛媛県が占めていて、和歌山県や三重県がそれぞれ2割を生産しているそうだ。愛媛県の中でも松山市でおもに栽培され、カラマンダリンは「まつやま農林水産ブランド」に認定されているという。

 栽培されている量が非常に少ない希少柑橘だそうだ。果肉は深みのあるオレンジ色で 果汁がタップリ、味は濃厚で 糖度が非常に高いのが特徴である。

 食べる5~6時間前に冷蔵庫の野菜室で冷やすと更においしくなるという。

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2024年4月18日 (木)

コーヒーの効用

 コーヒーについては、これまで身体によくないとか、いや体に良いとか相反する説がいろいろあった。でも、最近の研究ではコーヒーは身体の健康によいというのだ。以下はスマ―トニュースにあった記事からのものである。

1.特定のがんのリスクを低減す可能性

 イギリスの医学誌『BMJ』の研究レビューによると、コーヒーには1000以上の物質が含まれ、その多くには抗炎症作用や抗腫瘍物質がある可能性が高い。

 その研究によると、コーヒーを飲むことは黒色腫や白血病、前立腺がんや子宮内膜がんのリスク低減につながるという。
 

 さらに、2017年の南カリフォルニア大学の研究では、コーヒーを飲む人は飲まない人と比べて大腸がんの発症リスクが26%低いことがわかっている。1日に2.5杯以上飲んだ人はがんになるリスクが54%低かったという。

 私は直腸がんになったが、コーヒーは毎日1杯飲むだけなので少なかったのだろうか。

2. アルツハイマー病のリスク回避

 歳を取ると認知症が心配になる。過去10年間の研究から、コーヒーを飲むことと認知症リスクの低減には関係があることがわかっているという。うれしいはなしではないか。

 コーヒーある大量のカフェインが、脳の働きを高めることに関わっている可能性があるという。お茶にも含まれるカフェインは取りすぎるとよくないと言われてきた。寝る前にコーヒーを飲むと眠れない人もいる。
 

 でも、血中のカフェイン値が低い人は、高い人と比べて認知症を発症する可能性が高いことがわかっているというのだ。毎日何杯飲めばよいのだろう。

3. パーキンソン病のリスク回避にも効果的

4. DNAへのダメージ予防

 2018年に行われた研究で、深煎りのコーヒーを飲むと、男女ともにDNAのダメージを防ぐ可能性があることがわかっという。

5. 心臓の健康を保護

 心臓の保護に役立つ可能性があることも判明したという。カフェインで突然の心不全や脳卒中のリスクが高くなるので、心拍リズム異常の患者はカフェインを避けるようアドバイスされてきた。しかし、2018年4月に発表された研究では、コーヒーを飲むと心房細動の頻度を最高13%減らすことができると示唆しているそうだ。

 また、コーヒーを飲む人は、控えている人と比べて心臓血管病で死亡する可能性が19%低く、脳卒中で死亡する可能性は30%低いこともわかっているという。

6. 長寿に役立つ

 米国内科学会の学術誌『Annals of Internal Medicine』に掲載された2022年の研究で、1日に1.5〜3.5杯コーヒーを飲むと、心臓病やがんによる死亡を含めたあらゆる原因による死亡の可能性が低く、死亡リスク減少につながるという。

7. 健やかなメンタルヘルスに

 コーヒーを飲む人と飲まない人を比較した研究では、コーヒーを飲んだ人は鬱症状になる可能性が低いだけでなく、ストレスを感じることも少なかったという。

8. 運動能力促進に繋がるかも!

 2018年の研究では、カフェインがアスリートの持久運動能力のタイムトライアルに有益な結果をもたらしたことがわかったという。

 日本人は長年お茶を飲んできた。コーヒーを飲むようになったのはいつごろからだろう。「お茶でも」というと今ではコーヒーを意味する。

 コーヒーにはお茶にないいろいろな成分が1000種類も含まれているというからお茶よりもよいのかもしれない。

 ただ、この記事では1日にどのくらいのコーヒーを飲むとよいかは書かれていないのが残念である。過ぎたるは及ばざる如しで、コーヒーも飲みすぎるとよくないはずだ。コーヒー茶碗に何杯がよいかと量を示した研究がほしい。

2024年4月17日 (水)

山崎川にあった稀少桜

 先日山崎川のウオーキングのとき、かなえ橋のたもとにある休憩所でYさんが木の写真を撮っているのを見かけた。4月15日の朝通るときにそのことを思い出して、何の木かと思って見たら桜の木であった。

 その木は4本あって、花が満開であった。名前の札があったので見てみたら、山桜が1本とサトザクラ3本であった。

 下の写真のようにサトザクラは関山、ウコン、楊貴妃、であった。一見したところ八重桜と見間違えそうである。

 サトサクラの楊貴妃は凄い名前を貰ったものだ。世界3大美女の一人である。

 その他にカンヒザクラの木もあったが、これは咲くのが早いのでとっくに終わっていた。

 山崎川のこの場所にこれらの桜があることを44年間歩いていて全く気付かなかった。カンヒザクラだけは昨年気づいたが。多分関心がなかったのかもしれない。

 ソメイヨシノだけでなく、他の桜も植えてあればよいのにと思った。

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            山 桜

 

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          サトサクラ関山

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          サトザクラ ウコン

 

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          サトサクラ 楊貴妃

2024年4月16日 (火)

教員にも残業手当を支給すべきだ

 朝日新聞に「教員の給与『調整額』増額へ」という記事があった。文部科学省は、公立学校教員の給与を一律に増やす方向で検討に入ったというのだ。

 教員には残業卯手当はない。そのかわり「教職調整額」というのがある。それを「基本給の4%」を10%以上に増額するという。

 公立学校教員の給与せいどは1972年施行の教員給与特措法(給特法)で定められている。「4%」は月の残業を平均8時間とする66年度の勤務実態調査をもとに設定され、以来変わっていない。

 私が勤めているときこの給特法が決まったのだがわずか4%でも嬉しかったことをおぼえている。なぜ残業代が出ないのかその理屈はわからない。多分仕事の性質から考えて時間で決めるのが難しいということなのだろう。

 私は現職教員の時研究や授業の準備で勤務時間を超過するのは常であった。田舎の学校に務めていたときは通勤の電車で仕事をしていた。時に学期末は忙しかった。通知票など成績関係の仕事も家に持ち帰ってやっていた。今なら絶対に許されないことだ。

 教員の仕事は授業の他に、給食指導とか生活指導とか清掃指導とか授業後の部活動も大変だ。そのほかに雑用もあり多忙である。それなのに残業が認められていないのだ。

 今回50年ぶりに増額される教職調整額だが、教員はそれよりも残業時間に応じた対価を支払うべきだと、制度の抜本的な改革を求めている。

 私が教員になったころはまだ「聖職」という見方があり、保護者からもそのように見られていた。それがいつのころからかなくなり、私が辞める頃には親や子どもが強く出るようになっていた。

 教員の魅力がなくなり教職を希望する若者も減ってきている。

2024年4月15日 (月)

あと1年、大阪万博はやれるのか?

 4月13日の朝日医新聞朝刊のトップ記事は「万博16施設の業者未定 48のパビリオン着工は14施設」であった。

 2025年4月開幕まで1年となった大阪・関西万博だが、参加国・地域が独自に設計・建設する「タイプA]パビリオンが当初予定していた56施設から8施設ヘリ48施設になったことがわかったという。

 その48施設のうち、約3割にあたる16施設の建設業者がいまだに決まっていないというのだ。着工したのは12日の時点で14しせつにとどまる。

 タイプAは,1970年の大阪万博のアメリカ館やソ連館の様に建物自体が展示物とされ、「万博の華」とも呼ばれるという。その施設数が減り、其れでも建設業者が決めっていないのが16もあるというのだ。

 昨年8月時点で60か国がタイプAの出展を計画。それが56施設に減り、さらに48施設に減ったとそうだ。

 万博協会は、タイプAに関するガイドラインで、10月中旬までに建設や外装を終え、来年1月中旬には内装なども仕上げるように各国にもとめているという。

 吉村大阪府知事は立派な万博にすると胸を張ったが、人で不足などで予定通りに工事が進まない可能性があると危惧されている。

 「笑点」でも大阪万博やめろなどと揶揄された。大阪万博は維新の会の目玉なのだろうが、思い切って中止にしたらどどうか。

 大阪万博に拘るのは、万博によって交通手段が改善されることや跡地周辺などの利用を見込んでのことだと思われる。国や民間の金をあてにしているのだ。

 時間は刻々と過ぎていく。もしすべての建設が完了できなかった場合はどうするのだろう。

 1970年の大阪万博の時は、三波春夫の万博温度が響きわたり、太陽の塔や月の石など話題性に富んでいた。私も心をわくわくさせながら万博を見に行ったものであった。今度の万博にはそういった期待感は一切ない。

 大阪万博に反対し中止を求める市民運動も活発化しているという。

 万博の問題点は3つあり、①カジノとの関連性、②会場となる夢の洲の餡税制、3大阪府の財政問題だとネットにはあった。

2024年4月14日 (日)

「外国人講師が好きな日本語」を読んで

 スマートニュースを見ていたら、「外国人講師が選ぶ『一番好きな日本語』という記事があった。外国人に日本語を教えるボランティアとして興味をひいた。

 NOVAランゲージカンパニーが、同社所属の外国人講師287人に対して「日本語で最も好きなフレーズ」を調査し、その結果を公開したのだ。

 1位には「「仕方がない(しょうがない)」で22票。「よく使います。信じられないほど便利です」と使い勝手の良さを評価する声のほか、「shouganai―この哲学を学べば、気分が軽くなる」、「自分の力ではどうにもならない状況を説明するのに使える、素敵なフレーズです」などの声もあったという。

 「仕方がない」は英語や中国語にも似たようなものがある。どうしようもないときつい口に出るコトバで私もよく使う。
 

 2位は「お疲れ様」(13票)。「英語にはないフレーズだが、他人と経験を共有したいという気持ちをあらわす素敵なフレーズ」、「日本の労働文化の非常にポジティブな言葉で、励まし、評価、チームワークがいかに高く評価されているかを示していると思います」、「私たちはこれまで毎日の仕事が終わって別れる時、同僚にお礼を言うことはありませんでした。これは素晴らしい考え方だと思うし、とても尊敬に値します」と日本独自の文化を象徴する言葉として評価されたという

 以前は私たちは「ご苦労様」と言っていたが、いつの頃からか「お疲れ様でした」に変わった。「ご苦労様」は上から目線が感じられるので年配者に対しては使えない感じがあるので「お疲れ様」が使われるのだろう。

 今日宅配業者が重い品を届けてくれたが、私は「ご苦労様」と言った。場合によって「お疲れ様」が使えないことがあり、「ご苦労様」がよいこともある。
 

 3位には「大丈夫です」(12票)がランクイン。「『大丈夫』はすべてを乗り越えていけます」、「日本語の中でも最初に覚えるべきで、最も使い勝手の良い言葉だと思う。いろいろな場面で使えます」と便利さが高く評価されたとしている。

 4位には「やばい」(6票)、5位には「面倒くさい」と「頑張って」(ともに5票)がランクインしたという。
「やばい」はいつの頃からかよく使われるようになった。テレビで外国人も使っているのを観て驚いたことがある。

 「面倒くさい」は歳を取ってよく感じるようになった。やることが面倒だと感じるのだ。

 「頑張って」はよく耳にするし、励ます言葉として私もよく使う。中国語では「加油(ジアイオウ)」というが、テレビで中国の街の中であちこちに表示されて使われているのを見て驚いたことがある。

2024年4月13日 (土)

体質の強い人、弱い人

 人それぞれに体質に違いがある。食べ物からの栄養の吸収でも薬やサプリを摂っても誰でも同じに取り入れられるわけではない。また、体質によって体の組織の働きに違いが出る。

 以下の一覧表はある健康講座で聞いたことである。

           体質が強い     体質が弱い
    

    唾液     よく出る      あまり出ない
    肌      しっとりきれい   ザラザラ、シミ
    爪      伸びがよい     伸びが悪い
    髪の毛    のびが早い     のびが遅い
    尿      切れがよい     切れがわるい
       一度によく出る   トイレが近い
    便      スムーズに出る   便秘・下痢
    睡眠     よく眠れる     眠れない、朝だるい
    体温     高い        低い
 

 体質が 強いと病気になりにくい。体質が弱いと病気になりやすい。
 

 若いときは体質がよいが、歳を取ると体質が弱くなる。
 

 日本では長生きをする人が増えていて、今は 100歳以上の人が9万人超もいる。100歳の人をセンチナリアンといい、110歳の人をスーパーセンチナライアンと いうどうだ。スーパーセンチナリアンは日本に114人いる。
 

 100歳以上でも自立している人は少数で認知症とか寝たきりとかになっている人が多いというが、スーパーセンチナリアンは自立しているという。
 

 私は長生き願望はないが、成り行き任せである。今のところはウオーキングができているし、自転車で買い物をしている。ボランティアや趣味のコーラスもできているし、ブログも書いている。いつどうなるかは現時点では予想できない。
 

 若いときはこの歳まで生きるとは全く思っていなかったが、知らぬ間に88歳を超えてしまった。これも体質がよいことと関係があるのかもしれない。
         

 

2024年4月12日 (金)

アプリによって異なる天気予報

 スマホはiPhone14を使っている。このスマホに初めから入っていたと思われる天気アプリがあり、空の様子の画像が映り、気温など詳しいことがわかる。もう一つの天気アプリはYahooのもので、3つ目の天気アプリはスマートニュースに内蔵されているものである。

 私はこの3つのアプリの予報をウオーキングに出かける前に見て参考にしている。3つのアプリの予報が一致することもあるが、大抵はそれぞれ違っている。

 画像入りのアプリは雨が降っている画像やよく晴れた画像などとその時点での気温が見られる。でも、長時間の予報は参考にはしていない。

 参考にしているのは、Yahooの天気アプリと、スマートニュースにある天気予報である。

 Yahooの天気アプリで5分後に雨が降り始めますと出ているのに、スマートニュースの天気予報はしばらく雨が降りませんとなっていたり、Yahooの予報が7時ごろに雨が降りますとなっているときに、スマートニュースの天気予報は12時頃降り始めますとなっていたりする。

 どちらもしばらく雨は降りませんと予報されていれば安心してウオーキングに出かける。

 朝日新聞には毎日天気予報が出ているがこの予報は前日に出されたものなので参考にはしていない。

 スマホにある3つの天気予報がそれぞれ違う予報を出しているのはなぜだろう。気象予報士が違うので解釈が違うのだろうか。

 これまでの経験から言うとスマートニュースにある天気予報が一番良いように感じている。

 どちらの天気予報もよい点は予報が刻々と改められていることである。しばらく降りませんとなっていたのが、10分後にもう一度見ると、間もなく降り始めますとなっていたり、30分後に降り始めますとなっていたりする。

 昔に比べると最近の天気予報はよくなったと思う。私は雨が降るとウオーキングには行かないし、傘を持っていくのが嫌なのでスマホの天気予報は有難い。

2024年4月11日 (木)

適量の飲酒は百薬の長

 ネットニュースを見ていたら、「医学的に証明された!適量の酒は長寿につながる」という記事があった。

 酒は健康を害すると思われがちだが、近年は国内外の疫学研究により、酒を全く飲まない人より、適量飲酒を習慣にしている人の方が死亡率が低い」ということが報告されたというのだ。

 昔から「酒は百薬の長」という言い方があり、「葷酒山門にいるを禁ず」と寺の門に書いている坊主でも酒を飲む。

 私は86歳過ぎぐらい前までは晩酌で日本酒に換算して2合を飲んでいたが、この2年半ほどは量を1合に減らした。2合飲んでいた時は週に1日~2日休肝日を設けていたが、1合にしてからは毎晩飲んでいる。

 居酒屋などで酒を飲むのが好きな人がいるが、私は家呑みである。退職後は宴会もないし外で酒を飲む機会が少なくなった。

 最近感じていることは、一合の酒で十分酔えるということである。高齢になって体質が変わったからだろうと思っている。肝機能が弱くなったのかも知れない。

 1合の日本酒で酔えるということは健康だけでなく経済的にもよい。この程度の飲み方ならまさに百薬の長といえるのではないだろうか。科学的にも適度の酒が死亡率を下げるというのは有難い話である

2024年4月10日 (水)

台湾の地震対策の動きの速さに驚く

 台湾の東部。花蓮市の避難所は地震が発生した直後から準備が始まったという。サンデーモーニングでしっかりした避難所が設営されているのを観て驚いた。

 2時間後にはテントを設置して、3時間後には被災者を受け入れ、4時間後には設備がほぼ整ったという。

 台湾は日本と同じ地震が多いい国だというが、日本とは地震対策が雲泥の差である。

 体育館には個室のような空間があり、アロマオイルのマッサージもあるという。体育館の中と外には、プライバシーが確保できる防災テント70個を設置、簡易ベッドもあり、屋外にはシャワー用のテントもある。

 能登地震のの体育館の避難所とは何という違いだ。

 食事は弁当の他ピザやサンドイッチ、お菓子はお茶などが常にそろうという。
体育館のステージは、子どもが遊べるスペースで、すごろくや絵本、人形、カードゲーム、ゲーム機などが用意されているという。

 3日朝の発災から1時間後には、市や支援に当たる各NGOを結ぶLINEのグループチャットが立ち上がり、必要な物資の情報交換を始めていたのだ。

 これまでの経験を生かして、いざというときの対策の仕組みができていたのだ。日本も台湾に学ぶことができないのであろうか。

2024年4月 9日 (火)

今年の桜も終わり

 名古屋気象台は7日の日曜日に桜が満開になったと発表した。私の眼でも日曜日は満開であった。

 次の8日月曜日はもう散り始めていた。道路や川面に花びらが散りばめられて、川面には花筏ができかかっているところもあった。

 歩いていると風もないのに花びらがヒラヒラと舞い落ちてきた。桜の命は短い。パッと咲いてパッと散っていく。その様から戦時中、海軍予科練の軍歌「若鷲の歌」に歌われ若者を戦争に引き込んだ。

 若い血潮の 「予科練」の  七つ釦は 桜に錨 今日も飛ぶ飛ぶ 霞が浦にゃ でかい希望の 雲が湧く

 前にも書いたが、子どもの頃この歌を口ずさみ、予科練に入ることを夢見ていたのであった。

 今年の桜ももう終わりである。咲き始めが昔の様に遅かったので、8日の入学式には校庭の桜が祝福していた。でも、桜には非情の雨がぱらついたのが残念であった。

 私のような高齢になると、来年の桜を見ることができるだろうかなどとフッと心をよぎる。そんな思いを抱きながらしっかりと見てウオーキングをした。

 

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         川面に浮かぶ花びら

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         鼎小橋付近の桜

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       道路わきに吹き寄せられた花びら

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       散り始めるとすぐでるでる

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           朝日を浴びる桜

2024年4月 8日 (月)

高齢者はガンの治療は必要ないという記事

 スマートニュースに日刊ゲンダイデジタルの記事で「不本意な治療を受けないためにも…高齢者のがんには「治療しない」という選択肢もある」というのがあった。売れっ子の和田秀樹医師のものだ。

 国立がん研究センターの調査によると、生涯でがんになる割合は、男性は3人に2人、女性は2人に1人です。50歳から10年でがんを発症するのは、男性5.2%、女性6.7%だが、30年後はそれぞれ43%、29%で年齢が上がるほど発症率はアップするという。

 私も昨年3月に直腸がんが見つかった。それについてはブログで書いた。どうしてガンになったのかは分からない。
 

 和田医師によると、高齢者を病理解剖すると、85歳以上でがんのない人は、いなかったという。
 

 死因ががんだった人は大体3分の1で、残りの3人に2人はがんが死因にならないで共存し、ほかの病気で亡くなったことになるという。
 

 高齢者にとって、がんはとてもありふれた病気なのだそうだ。和田医師は相談を受けることが多いそうだが、高齢者の場合、なるべく手術も化学療法も受けないことをお勧めしているという。

 和田医師の経験によると、手術を受けた人と受けていない人を比べて、手術を受けた方が術後の回復がうまくいかず、消化器官を取られてやせ細り、見る影もなくなってしまうことはよくあるという。化学療法についても同様で、治療後に体力を落とし、長引く不調でつらい思いをされたまま亡くなる人が少なくないという。

 私も和田医師や故近藤医師の本を読んでガンの治療をしないことに決めたのであった。
 

 がんで自覚症状が現れるのはかなり進行してからで末期だという。それまでは、痛みをはじめとするつらさや苦しさはほとんどないそうだ。

 私も今のところ便の回数が多いぐらいで他には自覚症状はない。

 一般にがんは、高齢になるほど進行が遅いといわれるが、和田医師の経験からも確かにその傾向はあるという。なるべく治療をしないでがんと共存するという提案は、がんの特徴や経験を踏まえてのことだというのだ。

 直腸がんが見つかって1年になるが、私の場合これからどうなっていくのか、3か月に1回程度医師に診てもらうだけである。

 5kmの早朝ウオーキングも続けているし、ボランティアやコーラスもやっている。普通の生活ができている。

2024年4月 7日 (日)

フレイル自己診断

 ネットニュースを見ていたら、フレイルについての記事があった。それによると、診断方法はさまざまだが、世界的に最もよく使われるのが、高齢者に起こりやすい5つの特徴「体重減少」「筋力低下」「疲労感」「歩行速度低下」「低活動性」のうち3つ以上当てはまる場合だという。

・6ヶ月間で2〜3kgの体重減少があったか?→体重は毎朝測って記録しているが、ほ ぼおなじである。

・以前に比べて歩く速度が遅くなってきたと思うか?→これは顕著で2年ぐらい前から高齢の女性にも犬の散歩をしている人にも追い抜かれるようになった。どうしてももとに戻らないので毎朝のウオーキングの悩みである。

・ウォーキングなどの運動を週に1回以上していませんか?→これは45年ほど続けている。

・5分前のことが思い出せませんか?→思い出せる。

・(ここ2週間)訳もなく疲れたような感じはしますか?→ない。

 これらのうち一つも該当しなければ「健常」、1〜2つならフレイルの前段階である「プレフレイル」と診断する場合もあるという。

 1つ該当するので、プレフレイルということか。

2024年4月 6日 (土)

山崎川の桜が満開になった

 4月5日の早朝ウオーキングで山崎川に出ると、桜並木は満開であった。入り口の白雲橋から向田橋までは割合若い木で例年満開になるのが遅いが、今年はほぼ満開であった。

 向田橋から下流は古い木で満開で、ところどころには葉が出た木があった。ソメイヨシノは満開になるとすぐ葉が出始めるようだ。ちなみに山桜は葉が先に出る。

 曇りであったが明け始めた空、満開の桜を見ながら歩いたが、1年で一番いいときである。カメラを持った人を何人か見かけた。朝なのに桜を撮りに来たのだ。私はスマホで撮った。下の写真がそれである。

 途中でHさんに遇ったので一緒に歩いた。Hさんは午後にまた、満開の桜を見たいという知人と一緒に見に来ると言っていた。

 石川大橋の手前の藪でウグイスが鳴いていた。5日ほど前からウグイスがよく鳴いている。Hさんとウグイスは大サービスだねと笑い合った。ウグイスが鳴くところは他にも2カ所ほどある。でも、この日は他では聞かれなかった。

 「梅に鶯」というが、先日は桜の木で小さなウグイスが鳴いていた。

 この日午後には時々雨が降った。毎年のことだが桜が咲くときは雨が降る。非情の雨である。花見の人たちはおおぜいいたであろうか。週末と日曜日辺りは満開のピークでほっこりとした桜が見られるであろう。始業式や入学式の日まで桜が咲いているだろうか。

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          白雲橋から

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          石川大橋近辺

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          左右田橋から

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        左右田橋から田辺公園へ桜のトンネル

2024年4月 5日 (金)

落とした手袋が次の日見つかった

 2日のウオーキングのとき、何カ所かでスマホで桜を撮った。そのとき手袋をはずして小脇に挟んで撮った。手袋をしているとスマホにタップできないからだ。石川大橋の近くで桜並木を撮ろうとしたとき手袋がないことに気がついた。

 戻って探すのも大変なので手袋を諦めた。でも次の日歩いたらひょっとして見つかるかもしれないと淡い希望を抱いた。

 3日の朝、しばらくは雨が降らないという予報だったので、いつものように5時過ぎに家を出て、山崎川へ向かって歩いて行った。家から山崎川までは17分~18分である。ただ行きは少し下りなので歩きやすい。帰りはエネルギーが切れているところへやや上り勾配なので遅くなる。

 山崎川に出ると、前日とは大きく変わって、桜並木が7分咲きぐらいで、どの木も白い花をたくさん咲かせていた。たった1日で大きく変わったのだ。散るのがはやいので「3日見ぬ間の桜かな」というコトバがあるが、咲くときも変化が凄く早い。「1日見ぬ間に花盛り」である。

 折り返し点の左右田橋まで桜を楽しみながら歩いた。3日頃に見ごろを迎えると予想していたが、午後にはそうなるだろうと思った。折り返し点を過ぎてから反対側の道を歩くが、手袋が落ちていないか注意して歩いた。

 田辺公園の辺りまで来たとき、川に沿って作られている鉄の柵の支柱の頭に黒いものがかぶせてあった。よく見ると前日に私が落とした手袋であった。

 誰かが落ちている手袋を親切によく見えるように被せて置いてくれたのだ。山崎川と歩いていると落とし物を沿道の柵に掛けてあるのを時々見かける。マフラーとかハンカチなどや自転車のチェーン式の鍵などもある。落ちていてもそのままになっているのはマスクぐらいである。コロナ以後マスクは相変わらず落ちている。

諦めていた手袋が見つかってよかった。

2024年4月 4日 (木)

自民党の裏金問題処分で幕引きさせるな

 自民党は派閥の裏金事件をめぐり、過去5年間の政治資金収支報告書への不記載総額が500万円以上の議員らと、一部の安倍派幹部を含む39人を処分の対象とし、4日に正式に処分を下し、幕引きを図る構えだという。処分対象には岸田首相と二階氏は含まれていない。

 二階氏は次期衆院選に立候補しないと表明したので対象から外したというが、二階氏は高齢でこれ以上議員を続けるのはどうかと思われる。

 岸田首相は岸田派所属議員個人の不記載が発覚していないことから対象外としたという。岸田首相は二階氏の処分がないことで自身も免れる口実ができたと喜んでいるにちがいない。

 安倍派幹部の処分は2番目に重い「離党勧告」にする方向だ。しかし、共産党の吉良氏が国会で「森喜朗元首相について全く説明がない。聴取内容が分からないまま、処分または処分なしといわれても、国民は納得できない」と指摘した。安倍元首相亡きあと安倍派の重鎮としての森氏をうやむやにしてはならない。

 野党はこの問題では国会で証人喚問をして解明をすべきだという点で一致している。衆参両院に設置される特別委員会で自民党を責め立てて解明をしてほしい。

 野党の本気度が試されることになる。国民が「アッパレ」を挙げられるように。

2024年4月 3日 (水)

桜が川沿いに植えられている理由

  今年は桜の時期が少し遅くなったが、いよいよ見ごろになってきた。ウオーキングで歩く山崎川は名古屋の桜の名所である。「日本さくら名所100選」にも認定されている。石川橋から落合橋まで2.5kmに桜が植えられている。ピーク時にはライトアップされる場所もある。

 昔は昔は屋台などがでていたが、それが禁止され純粋に花見を楽しむことができるようになった。

 ネットニュースを見ていたら「桜が川沿いに植えられている理由をしっていますか」という記事がたくさんあった。

 たしかに川沿いに桜が植えられていることが多い。この辺では岩倉市近辺の五条川が有名である。名古屋市では香流川とかも桜が植えられている。

 満開の桜が散って川面に桜の花びらが浮かんで流れていく「花筏」も見られるし、風情があるのは確かである。

 桜が川沿いに植えられたのは、江戸時代だそうで、最初に植えたのは徳川8代将軍吉宗だという。隅田川や玉川上水などの川沿いに桜を植えて、庶民が気軽に花見を楽しめるようになったというのだ。

 もう一つは河川の氾濫を防ぐことで、土手に桜を植えることで根が張り土手を強くする。さらに花見客が大勢来ることで土手の土が踏まれ地盤が固められていくのを狙ったという。

 「チコちゃんに叱られる」で使えそうな話題である。

 

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              3日の朝

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                               2日の朝

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             2日の朝

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            4月1日の朝

2024年4月 2日 (火)

信号のない横断歩道では歩行者が優先

 早朝ウオーキングの道やスーパーに渡るところ、学校の前など信号のない横断歩道を渡ることが多い。そのときいつも思うのだが、渡ろうとしているのに止まってくれない車が多いのだ。

 この間日本語教室のボランティアのSさんが「信号のない横断歩道では渡ろうとする歩行者がいると止まらなければいけないのよ」と言っていた。

 私は車の免許を返上してから5年近くになるので、運転者としては全く関係ないが、歩行者としては大いに関係がある。しかし、実態は先に書いたように止まってくれない車が多いのだ。

 ネットで調べたら、ドライバーは、信号機のない横断歩道を横断中または横断しようとしている歩行者を認めたときは、必ず横断歩道の手前で一時停止し、歩行者に進路を譲るのは鉄則だという。 車両等は、横断歩道等に接近する場合、その横断歩道等の直前(停止線の直前)で停止できるような速度で進行しなければならないという。

 JAFは、2016年から毎年「信号機のない横断歩道で、歩行者がいるときにクルマがどれだけ止まるのか?」という調査を実施しているそうだ。

 横断歩道におけるクルマの一時停止率調査の結果は、2016年の7.6%、2017年の8.5%、2018年の8.6%、2019年の17.1%、そして2020年の21.3%と増加しているという。微増しているとはいえ、21.3%とはやはり少ないのだ。

 ちなみに、調査では県別の一時停止率も発表されている。もっとも停止率が優れているのは、長野県で72.4%。これは2016年から常に1位だったとか。長野県民の意識は相当高い。全国平均がこのくらいにならないといけない。

 信号のない横断歩道で渡ろうとしている歩行者が手を振って、ドライバーに先に行く用に勧めたときでも注意する必要があるという。私も先に行くようにと手で合図することがあるが、これからは歩行者の権利を堂々と使って手を振るのはやめようと思う。

2024年4月 1日 (月)

山崎川の桜情報

 3月最後の31日は風がなく暖かい朝であった。いつもの早朝ウオーキングに出かけたが手袋をしなくても大丈夫であった。

 この日はいるもより10分ぐらい遅く、5時16分に歩き始めた。もう空は少し明け始めていた。明日からは4月なので夜明けがどんどんと早くなっていくなあと思った。

 山崎川に出ると、桜がチラと咲いている木があった。さらに歩いて行くと、4分咲きぐらいの木もあった。萩山橋の西側の1本の桜は今年も早くはなをつけて、もう7分咲きくらいであった。

 山崎川の桜はところどころ古い木が切られて新しい若木が植えられていた。そのどれもがなぜか花を咲かせていた。花はピンク色であった。

 最初はソメイヨシノだと思っていたが、名札がついているところがあったのでみると「ジンダイアケボノ」としてあった。娘が住んでいる東京の深大寺に関係があるのかと思った。帰宅してからネットで調べたら、「神代曙」で調布市にある神代植物園に原木がありソメイヨシノの一種だとあった。

 ソメイヨシノより早く咲き、色も濃いようなので来年からは若木が早く咲くのが見られるだろうと思った。ソメイヨシノを植えなかったのは、違う桜を見ることができるようにということかもしれない。

 31日は開花宣言から3日目であった。4月に入るとぐんぐんと咲き満開の日がくるであろう。早朝ウオーキングの一番うれしいプレゼントである。

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         チラホラ

 

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          ジンダイアケボノ

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