相変わらず面白くない「光るの君へ」
NHKの大河ドラマ「光るの君へ」は相変わらず面白くない。平安時代の貴族たちの出世争いに、まひろと道長の恋で色付けしたもののように見えるが、太政官とか右大臣、左大臣とかの知識もないので、登場人物の関係やエピソードが理解できない。
「光るの君へ」は作者の大石静氏の創作ドラマだとは以前に指摘したが、作者が何を描こうとしているのか見えてこない。
「光るの君へ」という題名は何を意味するのだろうか。「君へ」だから紫式部のまひろが源氏物語を書くことになる過程のドラマなのだろうか。
面白くないと思いながら観ているが、45分が早く過ぎよと念じながら観ている。
昔、「平家物語」があった。あのドラマも面白くなくて人気もよくなかったが、平野清盛とか源氏とか村上水軍とかは「光るの君へ」よりも知られたキャラクターなのでまだよかった。
「光るの君へ」を面白く観るために、基礎知識の解説の番組を作ってほしいと思う。NHKは「源氏物語」に出て来る女性の解説の番組は8回にわたって作ったが、観たけれど「光るの君へ」を観るのに何の助けにもならない。
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