「光るの君へ」は大石静の創作であった
先日、「光る君へ」は面白くないと書いた。しばらくしてネットニュースを見ていたら、大石静氏自身が書いた記事かあった。
それによると、「光る君へ」の脚本の話しがあったのは2021年の春ごろだったそうだ。「紫式部を描く」というテーマを聞いて少し悩んだという。平安時代に関する知識は、歴史の授業で学んだ程度。大石氏でもピンとくるような有名な人物や事件がまったくないのだ。『源氏物語』という題名は有名ですが読んだこともないし、紫式部は本名も生没年も定かではないという。
大石静氏は歴史の知識もなく、驚いたことに源氏物語を読んだことがないという。
「紫式部の父親は漢学に長けたインテリで、母はどうやら早くに亡くなっている。貧しいながら文化的レベルの高い家庭で育ち、できの悪い弟がいた。父の赴任で越前に行き、京に戻って結婚し、3年に満たない結婚生活で夫と死別。『源氏物語』を書くにあたっては藤原道長のバックアップがあったと思われる。」
わかっているのはこのくらいだという。なので脚本家として自由に想像を膨らませることができるのではないかと思い、この仕事を受けようと決意したと書く。
ドラマではまひろの母が道長の兄に殺されたことになっている。資料もなく自由に想像を膨らませて書いたというのだから、やはり大石静氏の創作だったのだ。
私も源氏物語を読んだことがないが、「光るの君へ」を見ているので関心が高まった
「息づく暇もないほど面白い『源氏物語』」という本を買ってきて読んでいる。またNHKの「趣味どきっ」で源氏物語を扱っているのでそれも観ている。
知人に谷崎源氏を借りてきたが、昔の本なので活字が小さくて読みづらいのでまだ読んでいない。いずれ誰かの源氏物語を読もうとは思っている。
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