4月から良い方に変わる高血圧基準
ネットニュースを見ていたら、今年4月から、特定検診における高血圧での受信勧奨と判定する基準が、現在の「収縮期140」/拡張期90」から「収縮期160/」拡張期100」へと変更されることになったとあった。「受診勧奨される人が1/10になるという。
高血圧の基準が高すぎるので、高血圧予備軍が4000万人以上いると言われてきた。このブログでも何回か取り上げたことがある。
この記事によると、日本人に対する研究で「男女別年齢別基準範囲」を作ってという。それによって加齢に伴って血圧が上昇するのは正常な変化で自立度を高めるなどの効果があるという。55歳以上で男女とも収縮期160/拡張期100mmHgまでは正常なのだというのだ。
これは嬉しいニュースである。それにしてもこれまで厳しい基準で判定されてきたのは一体何だったのだろう。医者や製薬会社を儲けさせるためだったとしか言いようがない。我々高血圧と診断された者はとんでもない迷惑であったのだ。
こんな医療行政がまかり通っていたとは、日本の政府も全く信用できない。高血圧以外にも、このような不都合な事例があるのではないか点検する必要があるだろう。
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この基準が変わったことは知りませんでした。
一部の医師は前々から「高齢になるにつれ血圧が高くなるのは自然なこと。無理に下げると循環が悪くなり、むしろ健康に良くない。」と雑誌や本やネットで言い続けていた。それを抑えて次第に基準を下げてきたのはどういう人達だったのか。その人達は今からでも、どういう根拠で基準を下げたのかを説明すべきであろう。
テレビをつけると「血圧130超えたら〇〇茶」というようなCMが連日流れているが、相当に儲けているに違いない。この基準の変更についてテレビでも大きく報じているのかどうか。
固定電話が今年からIP網に変更された、というのもどれほど報じられたのか。電話そのものは変わらず、近年は固定電話を使わない人が増えているので、NTTもマスコミもどうでもいいと思っているのか。通話料金が距離に関係なく全国一律になっただけでも、利用する人にとっては大きな変更に違いないが。
投稿: たりらりら | 2024年3月15日 (金) 10時28分