トランプ氏、また危険な発言
米国大統領選で共和党候補として圧倒的だと言われるトランプ氏が、10日に南部サウスカロライナ州での選挙集会で、NATO加盟国の首脳から「われわれが軍事費を十分に払わないままロシアの攻撃を受けたら、あなたは守ってくれるか」と尋ねられたと紹介。「いや守らない。むしろしたいようにするようロシアに勧める」と答えたと明らかにした。
これに対してバイデン大統領は、「ぞっとするほど危険だ」と非難した。トランプ氏はとんでもない発言を平気でするが、今回の発言はバイデン大統領の指摘する通り、危険極まりない。
ロシアの攻撃に対しNATO同盟国を守らず、逆にさらなる攻撃を勧めるなどもってのほかだ。
もし、トランプ氏が次期米国大統領に復活したら、世界は一体どうなるであろう。他国が日本に攻撃を仕掛けてきたら傍観するかもしくはけしかけるかもしれない。
米国を偉大な国にするというのが口癖だが、自国優先のやり方をするのは目に見えている。
普通今回のような発言があればトランプ氏の大失点となるはずだが、そうならないのが今の米国である。不思議でならない。
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