尿路感染による敗血症
診断の病名が「尿路感染による敗血症」だと前回に書いた。どうして尿路から大腸菌が入り込むのかについてネットで調べた。
尿の出口から細菌が侵入し、膀胱や腎臓に達して増殖することが主な原因となっている。 中でも大腸菌の感染が多く、他にはウイルスや真菌、寄生虫などが原因となることもあるという。私の場合はまさにこのケースだと思う。泌尿器科での尿検査ではいつも白血球と大腸菌が見つかったからだ。
大腸菌など原因の菌は、通常ならば侵入したとしても排尿時に一緒に排出されるため、必ずしも病気を引き起こすわけではないという。私の場合は尿が溜まりやすく、排尿してもまだ150mlとか200mlほど残っているので、大腸菌が残っていたのだ。それで知らぬ間に敗血症を発症したようだ。
敗血症(性ショック)の3割が尿路感染から起こっているという指摘があるという。 尿路の中でも、血管が豊富である前立腺と腎杯において、解剖学的構造により粘膜下から細菌が直接静脈に流入しやすい特徴があるからだそうだ。
私の場合、高齢でもあり免疫力が落ちているので発症したのであろう。今回の緊急入院でその治療ができたのはラッキーだったかもしれない。
免疫力については日頃気を付けてはいたのだが自分では弱ったのがわからないのが残念である。
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