派閥を解散というが
24日の朝日新聞に、自民党派閥の政治資金パーティをめぐる自演を受け、岸田首相が会長を務めてきた「宏池政策研究会」(岸田派、46にん)が23日、臨時の会合を開き、解散することを正式に決めたという記事があった。安倍派、二階派に続くもので、この他に森山派も解散を検討と言われる。
岸田派の出席者からは解散に対する異存が出ず、「今までの絆を大事にしたい」といった声が多くあがったという。これまで一緒にやって来たのだからそれは理解できる。
寺田稔元総務相は「いったん区切りをつけ、お互いに連絡を取り合いながら前に向かっていく」と記者団に語ったという。
問題は自民党の派閥は、これまでにも「政治とカネ」のっ問題で世論の批判が高まるたびにいったん解散して再び集まった歴史がある。今回も将来の再結集をにおわせる発言が相次いだと指摘する。
武井俊輔前外務大臣は会合後、「遠い未来に『宏池会』を掲げる機会があるかもしれない」と発言した。また別の中堅は「これからも岸田首相を応援するのは当たり前。集まったり、一緒に飯を食ったりするのが禁じられたわけじゃない」と活動の継続にも含みを残したという。
領袖のいない安倍派はどうなるかは分からないが、他の派閥も解散しても時が経ってほとぼりが冷めればまた復活するものと思われる。
本当に政策を研究するだけのグループならいいが、カネと人事の絡んだものはダメである。国民は誤魔化されないようにしっかりと監視していくことが大事である。
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