車を手放して5年余
13日の朝日新聞beに「車を持っていますか?」というアンケート記事がああった。それによると、持っているのは72%、持っていないが28%であった。
持っている人は、自分が運転が1944人、配偶者1232人、子ども409人、親38人であった。複数回答アリだから実際はどうなのか。
私は82歳の終わりに免許証を返納して、車を人に上げてから早くも5年余りになる。車が無くても何の不自由も感じたことはない。むしろ交通事故を起こす心配がなくなったので気楽である。
遠出ができなくなったが、歳を取り遠くへ車で旅行したいとは思わない。市内は高齢者の敬老パスがあるので地下鉄やバスが乗り放題であるが、実際は必要な時にしか使わない。
今の若い人の車離れが言われているが、どうしてなのか。私が免許を取ったのは26歳ごろだったように思うが、車はまだ高くて安月給ではなかなか買えなかった。
最初に車を買うときは軽自動車を見て回った。その頃はスバルが人気であった。友人などはスバルに乗っていたが、私は形が気に入らなかった。マツダのキャロルも何となく形が好きではなかった。
結局、三菱自動車の軽の形がよいと思って三菱を買った。スバルの営業と三菱の営業が売り込んできたが、三菱に値引きをさせて買った。たしか30万円ぐらいだったと思う。共済で借金をしたと思う。月給が12000円~13000円だったから、大変な買い物であった。
それでも自動車を買ったので嬉しかった。名神高速道路を走って京都に行ったり、中央道を走って塩尻の方へ行ったり、まだ小さかった子どもを乗せてドライブを楽しんだ。
車を持つことはわくわくすることであったが、今の若者の車離れが理解できない。赤ん坊の時から車に乗っているので感激をしなくなったのだろうか。
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