女性の進出
26日の朝日新聞に「政府税調会長に翁百合氏」という記事があった。政府税制調査会会長に女性が選ばれるのは初めてだという。
日本航空の社長にCA出身の鳥取美津子氏が就任することになったというニュースがあり驚いたのであったが、その次は日本共産党の委員長に田村智子氏が就任したというニュースがあった。今回で3人目である。
以前にも法政大の田中優子総長とか日大の林真理子学長などがあるにはあったが。
ネットで調べたら、イギリスの政治経済誌・エコノミストが、29か国を対象にした2021年の「女性の働きやすさ」ランキングによると、1位は2年連続のスウェーデンで、2位がアイスランド、3位がフィンランド、さらに4位がノルウェーと、北欧の国が上位を占めた。これは管理職における女性の割合や給与水準の男女格差など、10の指標を基準にランキングをつけたもの。
日本は何位だったのかというと……ワースト2位の28位。
さらに世界が持つ課題の改善を目ざす国際機関・世界経済フォーラムが156か国を対象にした「The Global Gender Gap Report 2021」がある。こちらは経済・政治・教育・健康の4分野に振り分けた14の指標を基準にしたランキングで、この数値が高いほど男女の違いから生じる不平等を指すジェンダーギャップが少ないという評価になる。2021年の1位はアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーと、こちらも北欧の国が上位を占めた。
日本は、こちらでも下位の総合120位となっています。やはり男女格差が大きいという結果である。
日本は女性が男性より低く扱われ、男性は出世するのに女性はし難い社会であった。私の若い頃から男性は一家を支える存在で、女性は家庭を守るものとされてきた伝統があるからだろう。
でも、女性も勤めにでるようになり、社会活動でも女性が活躍するようになった。日本でもやっと女性が上に立つことができる時代になってきたのだろう。
今年を皮切りに女性の進出や、働きやすい状況に変わっていくのな大歓迎すべきことだ。世界の評価も変わっていくだろう。
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