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2024年1月10日 (水)

ペリーが驚いた日本

「 太平の眠りを覚ます上喜撰 たった4杯で夜も眠れず」という秀逸な狂歌で歌われたペリーの黒船4隻が江戸湾入り口の浦賀沖に来たのは1853年であった。

 以下はネットで見つけた「『黒船』が日本にきたとき、実は『ペリー』もまた『驚愕』していた…彼が『日本人』について語った『驚くべき内容』」という記事をもとにした。

 ペリーには、長い歴史をもつ神秘の国の鎖国の扉を最初に開けるのは、新興国の米国でありたいという強い意識があったという。日本について研究して、ペリーは幕府を開国させるには毅然とした態度で圧力をかけることが必要であると確信した。そこで多数の新式大砲を備え、防水・腐食のためのタールを黒々と塗った大型蒸気船をそろえて威圧感を与えたのだという。
幕府や日本の驚きは上記の狂歌にも表れている。幕府は開国をせざるをえなかった。

 しかし、驚いたのは日本だけではなかった。ペリーも驚いたというのだ。

 ペリーは寺子屋や藩校などで学ぶ日本人の教育水準の高さや、職人の腕のよさ、礼節を尊ぶ国民性に感嘆しているのだ。中国や他の東洋諸国では女性が夫の従属物のように扱われ無知の中に放置されているのに対し、日本女性は夫の伴侶であり、教育や品位があるとし、既婚女性のお歯黒は奇異ではあるが一夫多妻制もない日本は、道徳や規範において東洋諸国のなかで異質であると、好感を表しているという。

 日本は江戸時代から教育に力を入れていた。今にも続く礼節を重んじる伝統があった。それをきちんと見ていたのだ。

 とくにペリーは日本人が潜在的にもっている技術力の高さを見いだし、次のように述べているという。

 「日本人は非常な精巧さと緻密さを示している。そして彼等の道具の粗末さ、機械に対する知識の不完全さを考慮するとき、彼等の手工業上の技術の完全なことはすばらしいもののようである。
日本の手工業者は世界におけるいかなる手工業者にも劣らず熟練して精通しており、国民の発明力をもっと自由に発達させるならば、日本人は最も成功している工業国民にいつまでも劣ってはいないことだろう。

 他の国民の物質的進歩の成果を学ぶ彼等の好奇心、それらを自らの使用にあてる敏速さによって、日本国民と他国民との交通から孤立させている政府の排外政策の程度が緩和されるならば、彼等はまもなく最も発達した国々の水準まで達するだろう。

 日本人が一度文明世界の過去及び現在の技能を所有したならば、強力な競争者として、将来の機械工業の成功を目指す競争に加わるだろう」

 ペリーは日本の技術力に眼を見張り、欧米諸国との交流によって急速に発展するであろうことを見抜いていたのだ。日本は開国によって僅かな年月の間に西洋に追いついたのであった。

 こういうペリーのエピソードは学校でも扱って欲しい。私はこの歳になるまで全く知らなかった。

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コメント

見たことも聞いたこともない分野について初めて知ることは無限にあるものですが、多少なりとも聞き知っていた話題で意外な思いをすることもめずらしくありません。
今日YouTubeを視聴していたところ「カッチーニのアヴェマリア」が出てきました。アヴェマリアを題名にしたものは色々な作曲家が残していますが、その中でもカッチーニは広く愛され私も大好きな曲です。
ところが今日のYouTubeの画面に「カッチーニ作として知られているが、ウラディ-ミル・ヴァヴィロフが作曲したものである」という脚注が出ていたので少々おどろきました。
改めて検索してみると、1500年代に存在したカッチーニではなく1900年代半ばにソ連の音楽家が残したものだという。
「ヤマタイコク」と私などは覚えている「邪馬台国」も、いつしか「ヤマトコク」という読み方も広まっているらしい。私みたいにくたびれた頭にはアップデートを続けることは難しいものだと思い知らされます。

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