外国人にも人気の日本酒がうまいのは
私は日本酒が好きで寒い冬の季節は熱燗にして飲んでいる。酒は通信販売で銘酒と称するものを買っている。
数年前から欧米やアジアなどへの日本酒の輸出が増えたと言われている。外国人にも日本酒が喜ばれるようになったのは嬉しい限りだ。
日本酒のいいところはアルコール度数が低いこと、冷でも熱燗でも緩い燗でも味わえることだ。和食だけでなく、外国の料理にも合うことが知られてきたようだ。
スマートニュースを見ていたら、「数年前から注目を集めているのが『日本酒』だ。2013年にユネスコの『無形文化遺産』に和食が登録されたこと契機に、それに合わせる飲み物として脚光を浴びている。また海外からの観光客にとっては、お土産としても人気が高い。」とあった。
日本酒造りにはよい水が欠かせないが、日本の水はほとんど軟水である。初めてヨーロッパへ行ったとき硬水でそのまま飲んではいけないと言われたことを覚えている。
日本の水が軟水なのは、川の流れが速くて土中の成分が水に溶け込む暇がないことが理由の一つになっているという。
さらに、日本には花崗岩や花崗岩でできた砂で覆われているところが多い。花崗岩には鉄分、カルシウム、マグネシウムに乏しく、カリウムを豊富に含んでいるそうだ。それが日本特有の軟水を生み出すのだそうだ。
そんな花崗岩から生み出された軟水が、日本酒の製造に役立っているのだ。
日本酒の製造過程で用いられる麹菌は鉄分を極端に嫌うという。また、香味を出すための発酵段階使われる酵母菌はカリウムを栄養源として活動するという。花崗岩などから作られる軟水は酒造りに最適なのだ。
最近はアメリカなどで日本酒造りがされているというが日本のような良い水があるのだろうか。
日本酒は日本人が生み出した芸術品だと思う。
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