子どもの頃のお正月
クリスマスまでは「ジングルベル」や「きよしこの夜」の音楽を流していたスーパーなどは、「もういくつ寝るとお正月」などの曲を流している。
その正月もあと2つ寝ると正月まで迫って来た。時間が過ぎるのは速い。
「お正月には凧あげて、コマを回して遊びましょう」と歌われているが、今の子どもたちは凧を上げたり、コマを回したり、追羽根をついたりするのであろうか。また、お正月の童謡を歌うのであろうか。
私が子どもの頃、歌のような遊びをしたのは戦後しばらくしてからであった。近所には田んぼや畑が広がっていたので、男の子はそこで凧あげをした。私は凧を作るのが割合上手だったので高く上げることができた。習字の練習をした紙でヒラヒラとする足を付けてあげた。
女の子は家の前の道路で羽根つきをしていた。男の子もたまには仲間に入れてもらって遊んだ。コマを回すのは中学ぐらいになってからであった。
正月の楽しみは、母が一張羅の服を着せてくれたことであった。また、下駄を新しいのに替えるのも正月であった。それで正月が楽しみであった。その頃は普段の履物は藁草履であった。靴は高かったので改まったときは下駄であった。
戦後裏の農家で餅つきをしていた。その音を聞いて父が「隣の餅つき杵の音、一つ食いたいのう爺っさ」と言ったのを今でも覚えている。
一般の家で餅をつくようになったのは餅米の配給があるようになってからだ。近所の人たちと餅をついた。
我が家では今の東海市に住む農家の祖父から餅を送ってくれたので餅を食べることができた。
戦時中は正月どころではなかったので記憶はない。
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「メリークリスマス」はいろいろな言語でどう言うのか、という動画が先日YouTubeのおすすめに出てきた。
ドイツ語ではFrohe Weihnachten ! と言うらしい。Weihnachtenは「聖なる夜」、Froheは「楽しい、喜ばしい」の意味のようだ。日本語でも「楽しいクリスマス」と訳されるようにmerryもfroheも同義らしい。ベートーヴェンの第九の合唱を聴いていると「フロー」という言葉が耳に入るがやはり同義のようだ。
ところが世界各地では「メリークリスマス」とあまり軽々しく口にしない傾向にあるらしい。まわりの人がどのような宗教的信条を持っているのかわからないので、思わぬトラブルにならないようにするためらしい。その点、意味もなくメリークリスマス!などと繫華街で大声を出しているのは、いかにも宗教心が希薄な日本人らしい。
それにしてもロシアはウクライナに向けて最大規模のミサイル攻撃を仕掛け、イスラエルも解決の糸口が見えない。日本と離れているからなどとのんきなことは言えない。政治・経済に多大な影響が出ているし、日本政府も軍事支援に前のめりになっている。
家康は戦国時代を終息させたと言われるが、どうしたらこの世界から戦争を無くし、人々が心からa Happy New Year ! と言えるようになるのか。
投稿: たりらりら | 2023年12月30日 (土) 22時58分