厚労省の飲酒ガイドライン案
23日の朝日新聞に「飲酒ガイドライン案 厚労省が初提示」という記事があった。そして大きな見出しで「ジョッキ一杯超 大腸がんリスク」と書いてあった。
飲酒リスクなどを盛り込んだ国として初の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」案を厚生労働省が22日にまとめたというのだ。
長期にわたる多量の飲酒でアルコール依存症や生活習慣病、肝疾患,がんを発症しやすくなると警告。大腸がんの発症リスクを高める飲酒量(純アルコール量)を1日あたり約20g、(週150g)以上、生活習慣病のリスクを高める量を男性で1日あたり40g以上、女性で20g以上などと例示したというのだ。
純アルコール量20gはビールで500ml(中ジョッキ1杯程度)、日本酒で1合程度に相当するという。
記事で私の目を引いたのは「大腸がんリスク」である。現在大腸がんの仲間である直腸がんを患っているからだ。
私が酒を飲み始めたのは20歳少し前からである。父が晩酌をしていたので私もアルコールには強いようであった。
結婚してからは晩酌を始めた。日本酒を中心に夏はビールも飲んでいた。勤めているときは職場で酒を飲む機会が多かった。昔は酒を飲むのは良しとされていた。
就職した時の歓迎会で校長が「酒を飲めるか?」と聞いたので「酒は好きです」と答えた。校長を始めみな酒好きで授業が終わると職員室で酒を飲んだものであった。
次に転校した学校でも、校長を始め酒好きの教員は机にウイスキーなどを置いてあった。そして昼間からそれを飲んでいた。
そういうことで現在までずっと酒を飲んできた。2年ほど前からは量を減らして日本酒なら1合、ビールなら350mlにした。それまでは晩酌では日本酒なら2合、ビールなら350ml2缶飲んでいた。
厚労省のガイドラインによると警戒ラインをオーバーしていたことになる。長年それを続けたので大腸がんになったのかもしれない。
« 妻を他人に対しどう呼ぶか | トップページ | やはり1日1万歩が目安か »
「健康」カテゴリの記事
- 10月からはジェネリック医薬品が割安(2024.09.22)
- 紙の保険証廃止後は?(2024.08.23)
- 良い睡眠のために(2024.08.10)
- i一番長生きする睡眠時間(2024.08.08)
- 健康10か条のこと(2024.07.30)
私もお酒が大好きです。私の父親も酒が好きで真夏でも日本酒を熱燗で飲んでました。父の鼻の頭が赤くなっているのは長年お酒を飲み続けたせいだと思っていました。「酒なくて何が己の桜かな」という有名な句があります。お花見にはお酒がつきものという酒飲みの勝手な句ですね。私はこれをもじって「酒なくて何が己の人生ぞ」という句にも深く共感を覚えます。これも勝手な言い分ですが。お酒を飲んで胸襟を開いて、親しい友人と食事をしながら来し方行く末を話し合うのが昨今の私にとっての至福のひと時です。食事だけなら30分もあれば終わってしまい、話しが続きません。昔は気の利いた女将さんと軽口をたたきながら飲むという所謂、昭和の居酒屋さんが少なくなってしまったのは寂しい限りです。今は居酒屋チェエーンが全盛ですね。余談ですが私は晩酌にずっと第三のビールを飲んでいました。居酒屋のママが第三のビールの酒税も高くなったことだし、残り人生も長くないので本物のビールを飲んだら、と勧められ、それもそうだと思い、このところ本物のビールを飲んでいます。
やはり本物は確かに旨い!もっと早くから飲んでおくべきだったと思う毎日です。
投稿: toshi | 2023年11月25日 (土) 20時33分