妻を他人に対しどう呼ぶか
自分の妻を他人に対してどう呼ぶかということを調べたデータがネットのマイナビニュースという記事にあった。
1位 嫁 (24.6%)
2位 妻 (22.0%)
3位 奥さん (12.4%)
4位 家内 (10.0%)
5位 かみさん (9.6%)
6位 名前やあだ名 (7.0%)
7位 女房 (6.2%)
8位 ママ (2.4%)
9位 連れ(ツレ) (1.8%)
10位 相方 (1.0%)
11位 パートナー (0.8%)
12位 愚妻 (0.6%)
「
嫁」が一番多いようだが、「嫁さん」「嫁はん」(関西)はよく聞く。でも、「嫁」は息子の連れ合いのことだから、自分の妻のことに使うのはおかしいと思う。
2位に「妻」が来ている。私も妻がいいと思うがちょっと改まった感じもあるように思う。それで「家内」をよく使う。「家内」は4位である。「家内」は家の中でいるという印象で専業主婦をイメージさせるので今の時代にはふさわしくないかもしれない。私の妻は専業主婦であったので「家内」でいいのだが。
友だちなどには、「かみさん」や「女房」を使う。友人にいつも「かみさん」をつかっているのがいる。
昔は「愚妻」という人が多かったように思うが今は聞かない。
他人の妻を呼ぶときは「おくさん」で一般的に使われているが、自分の妻を他人に対して言うとき使うのはおかしいと思う。
ここには「ワイフ」が入っていないが「ワイフ」というのも聞いたことがある。
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きのう(23日)は祝日であった。祝日どころか曜日も日付も忘れていることがある私は、朝テレビをつけるまで知らずにいた。NHKは祝日になると番組を大幅に変え、ニュースや報道を減らしてお気楽な放送にする。きのうは木曜日のはずなのにどうしたのかと思ったら「勤労感謝の日」らしい。
子供の頃から聞き慣れている言葉であるが、はたと、この言葉はどういう意味なのかが気になった。「勤労感謝」には「てにをは」がないので感謝する対象がはっきりしない。勤労することに、あるいは勤労出来ることに感謝せよ、という意味なのか?勤労している他の人達に感謝しましょう、という意味なのか?
「国民の祝日に関する法律」によると「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」とある。
プラプラしていないで勤労することは大事なことだと思え、という意味らしいことはわかるが、後半の「国民たがいに感謝しあう」とはずいぶん飛躍していてつかみどころがなくなる。「岸田首相、毎日の激務ご苦労様です」と私みたいな下級国民が感謝したら笑止である。
ついでにこの法律の他の日を見ると
成人の日:「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」のように「自覚し」と「祝いはげます」の主体が同じなのか混在しているのかがわかりにくい。
こどもの日:「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」も前半の主体と「母に感謝する」主体がわかりにくい。
「妻」の呼び方だけでもこれだけあるのもうなずけるところかもしれない。
投稿: たりらりら | 2023年11月24日 (金) 10時49分