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2023年11月20日 (月)

「なぜ二足歩行に?」という記事

 18日の朝日新聞be「知っ得 なっ得」欄は「なぜ二足歩行に」であった。動物の中で人間だけが直立二足歩行をするようになり、前脚だった手が自由になったことで、指が自由に動かせるようになり、脳が発達、動物だったヒトが文化を持つようになって、社会生活を営み、高度な文明、文化を生み出した。これはよく知られたことである。

 どうしてヒトが直立二足歩行ができるようになったのかはいろんな説があって、まだ明確な答えは出ていないという。

 江戸時代までは列車も自動車もなかったから人の移動は基本的にな徒歩であった。成人男性は1時間に4キロ、10時間ぐらい歩くのは普通だったそうだ。

 「どうする家康」を観ているが、信長が死んで秀吉が四国から大阪へ戻って来るとか、家康が関東へ上杉を攻めに行くとか、関ヶ原の戦いに遠くから集まるなど、大軍がどの様にして移動したのか、食料などの調達はどのようにしていたのかなどを知りたいと思ったがドラマでは描かれない。えらい武将は馬に乗って移動したのだろうが、兵士たちは徒歩で移動したのだと思われる。わらじ履きで長距離を歩いたのだ。

 記事には、松尾芭蕉の例が出ていて、芭蕉は「おくの細道」の旅で、東京・深川から岐阜の大垣まで600里(約400キロ)を150日で歩いたという。1日に50キロも歩く日もあったようだ。

 現代人はどのくらい歩いているか。厚生労働省の調査では1日の平均歩数は20歳以上の女性が5832歩、男性が6793歩だが、この10年で減っているという。

 興味深いのは、ドコモ・ヘルスケア社が2016年に公表した調査によると、年収が高ければ高くなるほど歩行速度が速くなって、年収1000万以上の人は平均の人より約1.2倍も速かったそうだ。道を歩いていて速く歩く人は収入が多いのだということか?

 私は毎日5キロ歩いて来たが、最近は工事の関係で歩けない道が500mぐらいあるので4.5キロぐらい歩いている。でも、以前にも書いたが、2年ほど前から歩行速度が急激に遅くなり、高齢の女性よりも遅くなってしまった。年金収入が減ってきているからなのか?

 

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コメント

10年以上前になろうか、糖尿病を予防・改善するには食べ物から糖質を大幅に減らすのが良いのかどうかが話題になった。
その時、江戸時代の人々は米や麺類など糖質のものばかり食べて、タンパク質のような貴重品はほとんど口に入らなかったのに、糖尿病が普通でなかったのはなぜかという問いに、それは歩く量が現代人とは比べものにならなかったからだという説があった。真偽の程はわからない。
その話題から、江戸の日本橋から京都までは15日かかり、1日あたり33㎞ほど歩くことになると知った。休憩時間を含めて9時間前後かかる。
それにしても、どうして二足歩行になったのか。走るには四足のほうがはるかに速いし、歩くにも四足のほうが簡単らしい。歩行ロボットを作るのに四足や八足に比べて二足は滅茶苦茶むずかしいらしい。
二足で直立しているよりも四足で伏しているほうが消化器への負担は少なく胃腸病など起こりにくいようだ。
それでも二足になったのは、それが画期的に便利で有利であると遠い祖先が気づいたからであろうし、そうしているうちに脳が発達したためであろう。
ある日突然の病気で、それまで何も考えなくても歩いていたのが出来なくなってから、なぜ、どうして、と二足歩行になった理由、原因を考えることはないものの、どのような神経メカニズムで人間は歩くことが出来るのかは気になる私です。

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