世界平和統一家庭連合のおわび
世界平和統一家庭連合の田中会長が記者会見で「おわび」をした。「謝罪」ではないとした。「謝罪は被害者が特定されて使われる。法廷で明らかになるまでは使わない」という論理だ。
また、「当法人の指導が行きわたらず、つらい思いをされた皆様に率直におわびをしないといけない」と人ごとの様に言い、教会自体の責任ではなく個々の伝道者や信者の問題とした。「あくまで現場の伝道者の説明不足で教団という組織がひきおこしたものではないという認識か」という問いに対して、「そういう認識だ。組織的に問題を引き起こす体制になっていない」と答えている。
組織として徹底的に指導をしているからこそ、信者は多い人では2億円とか、1億円とかの巨額の献金をしているのだ。いったいどういう説法でそんな大金を献金させられるのか、どういう宗教なのかと思う。
しかも、巨額の献金をしているのは日本人信者で、欧米ではいないという。それも不思議でならない。献金や物品販売で儲けた金は本部に吸い上げられ、それが韓国の総本部に送られている。韓国の本部の大きな建造物などはその金を元に作られたものだ。そういう妄信させる宗教を作った文鮮明というのは大した智慧の持ち主だと感心する。まさに「サタン」ではないか。サタンだから働く悪知恵なのだ。
記者会見で会長は100億円を供託すると述べたが、その根拠を、124人40億円の集団交渉がある。60億円で十分だろううと考えているが、念のために最大100億円としたと述べた。それに対し全国統一教会被害対策弁護団は潜在的な被害額の推計を1200億円程度としている。
岸田政権の官邸は、政府が10月に請求した解散命令などを避けようとする教団側の思惑も透けるとし、とりあっていないという。
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