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2023年10月16日 (月)

誠実さのかけらもない細田議長

 細田博之衆院議長が13日開いた記者会見は、参加する記者を1社1人に限定するというひどいものであった。ジャニーズ事務所の会見よりひどいという批判もある。

 細田氏は任期途中の辞任について、初期の脳梗塞や前立腺手術の影響で「公務に使用を来す可能性があると説明。一方で次期衆議院選に立候補する意向を示した。

 NHKニュースで見た細田氏の話し方は非常に弱弱しく、あれでよく議長が務められたなあという印象を持った。79歳なのにまだ衆院選に出るなどとんでもない話だ、老害には退場してもらいたい。

 セクハラ疑惑について、「誰一人具体的に『セクハラがあった』と言う方はいない。どうして私が『セクハラ議長』といわれないといけないのか」と強調した。

 旧統一教会との関係についても「特別な関係はない。呼ばれれば出るという程度」とあいまいな説明で誤魔化した。

 細田議長は教団と自身の関係について2022年9月に説明文書を公表したが、1年以上も会見に応じてこなかった。この日の会見で説明があると期待されていたがスルーされてしまった。

 会見の冒頭で、細田議長は体調不良による議長辞任を表明。記者から教団やセクハラの問題について質問が続く中、最後は「なぜ(議長を)退任するのかという記者会見ですから」と述べ、約55分間で会見を打ち切った。記者からは「まだ手が挙がっている」「改めて会見を開いてほしい」と対応を求める声が相次いだが、応じなかった。

 西山守・桜美林大准教授は「「最初から議長辞任の会見という名目にし、他の問題を説明するつもりはなかったということでしょう」と見る。

 このような人間が衆議院議長を務めたというのは自民党が如何に堕落しているかを証明したことになる。選出した島根県民も反省する必要があるだろう。
 
 

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コメント

細田氏には日本の立法府の長だという自覚も無ければ、誇りのかけらも無く、有るのは叩けばいくらでも立つ埃だけのようです。
安倍晋三が議会を無視し、法律を無視し、閣議決定でチャチャっと国を動かすのを普通のことにしてしまった日本の、当然の帰結と言えましょう。
鈴木宗男氏がロシアとのパイプを持ち続けることは、それはそれで必要なこと。しかし他国を武力で侵略しているにもかかわらず調停に乗り出すためにパイプを使うどころか、ロシアの勝利を信ずるなどと発言したら、所属する日本維新の会は断固とした処分を下すのが当たり前。ところが有耶無耶にしている。
肝心なところを明確にしない日本。これではどんどん劣化する。
今朝ネットの書き込みに、介護保険料が急激に上がっているとあった。数日前に来ていた年金の通知書を開いてみると前回の倍近くになっている。ロシア国民の平均年収と大差がない私には驚きである。誰がいつ決めたのか?

私は細田衆院議長と同世代なので特に関心を持っていましたが、ブログ子とまったく同じ感想を持ちました。7月に脳梗塞の手術をしたとあり、あの状態で人前に出て話しをすべきではないように思えます。衆院議長は辞めるのはもちろん、政界から身を引くのも当然だと思う。
しかしながら、次期総選挙には出馬の意欲を見せているという。空いた口が塞がらないとはこのことでしょう。だが、島根県民はおらが県の大政治家?は誰が何と言おうと当選させるということなのか?民主政治は選挙が基本であることは分かるが、どうしようもない欠陥システムだとも思えてくる。英国の大宰相のチャーチル首相の有名な言葉「民主主義は最低の統治システムである。但し、これまで実践された他のあらゆる政治形態を除いては」が浮かんでくる。

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