目薬のさし方
45歳の時に緑内障と診断されたので、以来38年間毎日目薬をさしている。現在は一日一回の目薬と2回の目薬の2種類が処方されている。それで朝2種類、夕方一回さしている。
目薬をさしていて毎回気になるのは、どうやって目の中に薬を落とすかである。右目はさしやすいのだが、左目はさしにくく、ときに失敗することがある。
目薬をさすと目頭を指で抑えていたが、指が汚いと思って、ティッシュを使って抑えている。
これまで目薬の差し方を一度も医者から教わったことはない。テレビで見たのを参考にしたりして我流でさしている。
30日にスマートニュースを見ていたら、「大半の日本人は『目薬の使い方』を間違っている」という記事があった。
それによると、目薬容器はスポイトのようなもので、容器を押した後圧を緩めるときに、ばい菌などを吸い込む可能性があるという。それで1か月以上たった目薬を使うのは、ばい菌を目にさしているようなものだという。私は一つの目薬を1か月ぐらいさしている。アレルギーの目薬は使用期間が2年以上もあるのでずっと使っている。
「古い目薬は感染症の元」──そう心得て、薬液が残っていても惜しまず「1カ月」を目途に買い替えましょうとあった。
目薬をさすときは、眼球は無菌状態ではないので、細菌を取り込んでしまわないために、最低でも1センチメートルほどは離した位置から点眼するようにと言っている。私は多分そのぐらいかなと思うが分からない。
「目薬を差したときにまばたきをしてはいけない」そうだ。目薬は目に入った後、じんわりと眼球に浸透することで薬効を発揮する。ところが点眼直後にまばたきをすると、涙と一緒に鼻から口に抜ける流れを促進してしまうというのだ。私は瞬きはしない。
点眼後に目頭をティッシュで押さえるのは避けよといいう。ティッシュで目頭を押さえると、せっかく目に入れた薬液が吸い取られてしまうからだそうだ。私はティッシュで押さえているのでいけないやり方だったわけだ。
一番いいのは、点眼後にそっと目を閉じ、目薬が眼球に行き渡るように目頭を軽く 押さえることだそうだ。実験によると、目頭を押さえた方が2倍の効き目があるという。
目薬が目から溢れても問題ないという。目薬は目に行き渡ればそれでよいようにつくられているのだという。
昔の目薬は夜寝る前に挿すとよくないと言われていたが、今の目薬は問題ないそすだ。でも、さすのは朝が一番良いそうだ。
2種類以上の目薬をさす場合は、5分以上の間隔を空けてさすようにとあった。薬剤師は毎回そのように注意してくれている。
緑内障の目薬は死ぬまで必要である。毎日3回目薬をさすのはやめられない。医者にやめたらどうなるかと尋ねたら、「わからない」と言った。今は自分でさすことができるが、自分でさせなくなったらとうしたらいいのだろう?
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