政府に騙されるな!!マイナカードとマイナ保険証。
マイナンバーカードへの不信感が、日増しに強まっている。政府はマイナンバーカードと、マイナ保険証に誘導するための、現行の健康保険証の廃止が、その大もとである。マイナンバーカードのトラブルはよくもこんなにと驚愕させられる。
9日のスマートニュースに経済評論家の荻原博子さんのマイナ保険証批判の「マイナ保険証はウソばかり! 『DX推進』の下で進む、誤登録、情報流出、弱者切り捨ての真実に迫る」という記事があった。大変分かりやすく核心をついている。
政府は“嘘!”をついているとして、ウソを列挙して暴いている。
荻原さんの指摘する「政府の嘘!」の代表的なものは以下のとおりである。
■保険証を廃止しても問題はない
医療現場、介護現場ともに、健康保険証の廃止で大混乱しているのはメディアが報じる通りだ。「問題ない」と言っていた厚生労働省も、言を翻し「病院に行くなら、マイナ保険証だけでなく健康保険証も一緒に持っていけ」と言っている。
■カードを落としても大丈夫
総務省は、「顔写真入りなので落としても他人が使うことができない」から大丈夫と言うが、写真は貼り替えなどでごまかすことも可能だという。また「大切な個人情報はICチップには入っていない」と言っているが、ICチップからマイナポータルにアクセスすれば、そこにある個人情報を根こそぎ見ることができるそうだ。恐ろしや!
■顔認証があるので「なりすまし」はできない!
別人の顔でも認証できてしまう「誰でも認証」のケースがすでにいくつも出てきているという。トラブルが起きないように業者が顔認証のレベルを下げている可能性があり、クリニックによっては、「顔認証お断り」の貼り紙のあるところもあるそうだ。なんちゅうこっちゃ!
■他人に個人情報を見られることはない
すでに、企業や行政機から漏れた個人情報は2017年から2021年までで約3万5000人分にものぼる。マイナ保険証では、別人の情報を登録したものが約7300件と発表されている。こんないい加減さでいいものか。大事な情報が漏れっぱなしだ。暗証番号を知られると、すべての個人情報が見られてしまう。
■マイナ保険証でより良い医療が受けられる
マイナ保険証の情報は、診療報酬(レセプト)情報や健康診断の情報なので、1~2ヶ月前の古い情報だということは知らなかった。リアルタイムだと思っていた。薬などの情報も古く、リアルタイムに情報が把握できる「お薬手帳」のほうがはるかに有効だという。
政府が、こうした多くの「嘘!」をつく背景には、さほど便利でもない、しかも「任意」であるはずのマイナンバーカードを、多くの国民に持たせたいという思惑があるからだと指摘する。政府が診療費が従来の保険証の半額で済む特典を付けたのもその一つである。国民を騙すなどとんでもない岸田政権である。
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